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Giro Della Regioni FULIULI レースレポート 第5ステージ
無事終了!Giro FULIULI
Giro Della Regioni FULIULI(ITALIA北東-FULIULI州)
■5月13日第5ステージ(125K)
☆SANO Junya、山岳コースで 今大会最高位の49位(10分01秒遅れ)総合成績は、47位( 23分06秒遅れ。.
総合優勝はロシアのフィリッポフ!(GRUPPO LUPI(RSM)
(レース概況)
いよいよ最終日、今日も山岳コースと在って総合争いは、予断を許さない状況だった。
佐野以外は、昨日の山岳区間でも早い段階で、メイングループから取り残された為、苦手意識が芽生え始めている。
井上もアップダウンコースは復調して来たが、長い登りを克服するには、未だ時間が掛かりそう...
心配そうな表情を見せるが、決して「惰性&消化レース」に成る事のないように「明日に繋がるレース」を心掛けさせ臨ませる。
「自覚」は充分感じてる事が私にも伝わって来る。
「完走は意味が無い」とは言っても、今の彼等の調子、リーダーチームの実力、チームの状況では、各自が最後迄走り切る中で、今後の課題を発見させない以外、次に繋がらない雰囲気を感じた。
例え「グルッペット」でも山岳コースはタイムアウトの可能性も有り決して楽観出来ない..
当然と言えば当然だが、例え第4グループでも、必死に耐え、我慢しながら走り続ける事も、調子を上げて行くには避けて通れないのだ。
スタート直後から数名が飛び出すが、すかさずリーダーのFILIPPOVが所属するサンマリノ共和国のGRUPPO LUPPIが、昨日同様、ウクライナチームをコントールし、ハイペースで、全てのアタックを潰していく。
最終日は、「コントール」に浚にカザフスタンナショナルチームも加わり、CIS諸国が団結し、正にロシア独立国家共同体戦法?でPHILIPPOVを守り万全を尽くすフォーメーションだ。
佐野以外のメンバーもメイングループの中で有力チームが陣取るポジションでアタックの機会を伺うが、道が狭いカーブも続く町中のコースで、決定的な展開には繋がらない..
清水を含む小グループの「試み」も、20秒差以上開かず吸収される。
60K過ぎから山岳区間に突入。
イタリアチーム独特の展開だが、山麓まで、各チームのアシストが渾身の力を振り絞り引っ張る。
これから山岳に突入するとは到底考えられないスピードアップだ。
そして狭いカーブの連続する山道に、170名の塊が、なだれ込む様に突っ込む。
突然大粒の雨が降り出す中、麓から早くも、選手が脱落する中、我々は誰も下がらず、グループの後方で必死に耐えるが、頂上手前で、グループが分断..
後方に追いやられる...
奮闘する佐野は今日も良く登れてて約30名の先頭グループから少し遅れ頂上を通過、下りに入る。
遅れて居たマリウスは、頂上でレースを終える。
(その後、トレーニングを兼ね迂回してゴールに向かう)
荒れた路面はカーブも連続し、雨天の中、危険窮まり無い状況の中、佐野は先頭を追う。
電灯の無い狭く曲がったトンネル等、難しいフラットセクションを全速で駆け抜け、攻撃グループに追い付きかけた所で、2回目の長い登りセクション(約15K)に差し掛かり、再び離れてしまう。
(佐野は登り始めで吐き気が襲い、吐いた様だ.).
その直後ちょうどチームカーも、佐野に追い付き、飲み物や食料補給&勇気付け補給を行う。
吐いた事で、精神的にかなりダメージを受けて失速しかけて居たが、私達スタッフも無線で勇気付ける..
なんとか5名のグループに追い付き登り続ける。
ここで離れたら、これまでの努力が泡に成る...
無線であらゆる言葉を投げ掛けハッパを掛け続ける...
先行してるグループは、4つ位のグループに分かれ、トータル30名~40に満たない人数。
失速気味とは言え佐野の位置も決して悪くない。
井上、中島、清水を含むグルッペットも相当離れてる模様..
頂上まで7K地点、佐野も途中から復活し、走りが安定して来る。
標高1200Mの頂上、佐野はTOPから5分差でクリアー、他の8名と共にゴールを目指して10K以上の長い下りセクションに入る。
フラットセクションも、順調にローテーションを続けゴールを目指す。
ゴール迄約4~5K付近を通過中、TOPがゴールした事を佐野に伝える。
49位(10分01秒遅れ)でゴール!
総合成績は、最終的に47位、 23分06秒遅れで在った。
井上、中島、清水は、かなり遅れるが、グルッペットで走り終えゴール。
今朝のチームカーの車列番号が27番。(36チーム中)
結果は惨敗&完璧な「負けレース」で在ったが、今回のメンバーにとって最も重要で、肝心な事は、今回のレースを、「どれだけ振り返る事が出来るか?」だと思う。
誤解を恐れずに言うなら、三割打者でも、10回バット振って7回は空振りか凡打...
昔、野球のTV解説で王さんが、ホームラン打方の「秘訣」は空振り&凡打から生まれる」って解説してた事を、今でも良く思い出す。
俗に言う「失敗は成功の元」
かつて文明を揺るがせた発明品も、失敗作、ガラクタの山から生み出された。
格好悪い成績を早く忘れたい奴は決して強くなれない。
彼等の次のレースは17日Paris近郊で開催されるトロフェオグランパ-。
プロツァーの強豪相手に善戦或は勝てるとは思えないが、成長過程での道標に繋がるレースを期待したい。
今回は裕輔コーチ、西メカニックにも選手(+私...)を支えて貰ったが、彼等の成長振りも著しく、今後が頼もしく思えた。
(チームを大きくするには、スタッフの養成も欠かすこと出来ない重要な課題だ...)
将来は明るい!ホントに御苦労さまでした!
大門
2007年05月15日 02:38














