ASOかUCIか?$MTEntryTitle$>
ツールドフランスを主催するASOと世界自転車競技連合(UCI)が対立している。
自転車ロードレースはツールドフランスを頂点に誰もがそこに注目している。
自転車ロードレース界の約70%の資金がそこへ向けて投入されている今日、ASO主導のプロロードレース界と言っても過言ではない。軍配はどちらに上がるのか?
ASOが優勢。でも皆が望んでいることは間違いなく共存だろう。
これからどうなるのか?
僕はASO主導のレース界、これからもそうであるとは思わない。
なぜ世界一のチーム「アスタナ」がツールに出れないのか?一連の汚名問題が大きく影響していることは事実だが、こんなことを長期化させれば自転車ロードレースの価値は下降の一途をたどる。
この状況下UCIプロツアーが続くことは難しいと思うが、UCIは次の展開をしなければならないと思う。
我々はUCIに高額な上納金を支払っている。
欧州でも下部チームは財政難にあえぎ資金集めに苦労している。
全世界約150のUCI登録チームがツールをはじめASO管轄のレースに参加することなくシーズンを送っている。
僕はUCIに不満も感じている。加盟チームにどれだけ権利を与えているか?
競技スポーツは競争のもとに成り立つものであるが、少なくとも加盟チームをより多くのスタートラインに立たせるためにももっと努力してほしい。
日本では自転車に乗る人が急増している。欧州でも同じく、健康やホビーを目的としたサイクリストが増えている。反面レース離れが進んでいる状況下で、UCIは両者を繋ぐ努力が急務であると考える。
加盟チームの経営状態の審査や登録条件の底上げをする一方で、底辺のチームがよりよい運営をするためのサポートは出来ていないと思う。
スポンサーシップ100%で運営を強いられる自転車チームにとっては向上が困難である。
コンチネンタルチームといえども、スポーツビジネスに長けた代理店をたて、スポンサーを獲得できなければ走れないのか?
UCIの上納金の多くがドーピングコントロールのために使われていることも腹が立つ。なぜ健全な資金が不正行為をはたらく一部の連中のために使われなければならないのか?
それなら、選手が安全に走れるために無料の健康診断を義務化するような使い方をしてほしい。
そして自転車ロードレースの特長を生かして地域活動等もサポートし、そこに価値を創ってほしい。
ASOとUCIが別物でも構わないが、ツールドフランスだけではロードレース界は成り立たない。
そしてツールドフランスはASOのものではなく、自転車文化を尊重する市民のものだと思う。
多くの加盟国内連盟、全世界で500近い公認レース、そして150以上の加盟チームとその2000人以上の所属選手を納得させることで90%以上のサイクリストがUCIの味方になると思う。
我々が憧れる世界の頂点であるツールドフランスを取り込もうとするM&Aまがいのアクションよりも、純粋に頂点を目指すチームや発展を目指すチームをサポートし、選手育成を促し、地域や底辺をサポートし、自転車競技の発展に注力してほしいと思う。
そして世界一のチームがツールに復帰することを願う。
2008年03月31日$MTEntryDate>
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