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レース情報

【レースレポ(EQA U23)】2014開幕戦は新人の岡が9位入賞の快挙!

【レースレポ(EQA U23)】『GPモンタストリュック(3/2)』

2014開幕戦は新人の岡が9位入賞の快挙!

仏アマ最高峰クラスで存在感を出すEQA U23


■写真:レース展開を振り返る岡 篤志の口調は珍しく「あつし」


■写真:優勝のロイク・シュトゥ(GSCブラニャック-Vélo Sport 31)。昨年まで3年間スペインチームに所属の22歳。地方期待の若手選手だ。Photo:GSC Blagnac Vélo Sport 31

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【レース情報】
-レース名:『GPモンタストリュック』
(Grand Prix d’Ouverture Pierre Pinel)
-カテゴリー:1.12.1(仏自転車連盟公認エリートナショナルクラス)
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:138km
-期間:2014年3月2日(日)
-開催場所:モンタストリュック・ラ・コンセイエール(オート・ガロンヌ県)
レース会場『モンタストリュック・ラ・コンセイエール(Montastruc-la-Conseillère )』の所在地:

大きな地図で見る

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【レース概要】
南仏トゥールーズの北東に位置するモンタストリュック・ラ・コンセイエールという小さな町で開催される歴史あるレースで、南仏の開幕戦に位置付けられるレース。丘陵地帯を走る105㎞の大周回と25%の激坂を含む7㎞の小周回で構成される138㎞のレース。

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【成 績】
1位: ロイク・シュトゥ CHETOUT Loïc(GSCブラニャック-Vélo Sport 31)3時間11分47秒 (平均時速:42,860km)
2位: マルクスターレン STAELEN Marc(リムザン地方選抜)トップと同タイム
3位: ピール・カゾー CAZAUX Pierre(GSCブラニャック-Vélo Sport 31)トップから+7秒

9位:岡 篤志(EQA U23)トップから+4分18秒

*公式記録不明(40位前後):内野 直也(EQA U23)

42位:面手 利輝(EQA U23)トップから+9分32秒
44位:萩原 慎也(EQADS)トップから+9分32秒

DNF:清水 太己(EQA U23)

…内野直也、面手利輝、萩原慎也はトップより9分以上遅れた各グループで完走、
清水太己はパンク時のサポートが出来ず途中棄権

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【浅田監督のレポート】
今年はフランスカップ初戦が2月下旬に始まっていることから、フランス国内の各有力チームはすでに10レース近く消化している。チームは欧州出発前の降雪続きで若干仕上がりが遅れ気味だが、待ちに待った初戦であった。チームとしては成績を問わず、誰かしら逃げに参加し積極的にレースを展開し次につなげる走りを指示。

レースはスタートから速い展開の中18人の逃げが出来、そこに新人岡が乗る。メイン集団には主力選手も多数残っていることから捕まる逃げにも見えたが、追走はことごとく追いつかず先頭グループは105㎞の外周を終えるところまで来た。山岳賞争いの一時的な展開を軽視した岡は8名の先行を見送ってしまったものの、第2グループの先頭9位でゴールした。

優勝は先週終了したシリーズ戦エソールバスクで総合優勝した21歳のロイク・シュトゥ。所属するGSC BLAGNACは今季5勝目を数える。

EQA U23としては初戦を良い形で終え、さらにトレーニングでも好調だった新人岡篤志の快挙はチームに良い刺激を吹き込む結果だ。そして来週から全日本U23欧州合宿が始まる。まずは今年最初のターゲットである4月のネイションズカップに向けて戦力を上げてゆきたい。(現地より/浅田 顕)


■写真:シーズン初戦に緊張の面持ちの面手利輝と岡篤志


■写真: GPモンタストリュック名物の25%の激坂

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【選手本人によるレポート】


9位:岡 篤志(EQA U23)

『待ちに待った今シーズン初レースは、3月2日に行われたGP MONTASTRUC(1.12.1)
今シーズン初戦、そしてこのチームでの初レース、初のエリートナショナル(アマチュア最高クラス)と、初めて続き。
フランスに来てから6日がたち、時差や環境にも慣れてきて、脚の調子もどうにかレースに合わせることが出来ました。
天気が心配されていたレース当日でしたが、嘘のように晴れて風もなく、日差しが暑いほど。悩んだ末、半袖半パンをチョイス。
コースは、スタートの町から大きく105㎞の周回を回って戻ってきて、7㎞の小周回を5周する計140㎞。大周回には、長くても2㎞程の丘がいくつかある程度で、クライマー向きのコースではない。小周回には、20%近い200mの壁坂があり、ほかは緩いアップダウンという感じ。
フランスのアマチュアレースでは、集団ゴールになることがほとんどなく、逃げがそのまま逃げ切ることが多いので、アタック合戦の末、どこかで決まるであろう逃げに、チームから必ず乗せること。それを一人に任せず、チームで対応していくという作戦で。
160人近くがエントリーしたこのレース、ローリングスタート区間で出来るだけ前に上がり、2列目からリアルスタート。
アタックの打ち合いが始まった。そして早くも5人ほどが先行、チームは乗っていなかったので、ブリッジをかける。同じ動きをした選手を利用して、全く脚を使わずに合流。その後も後ろから合流を繰り返し、30人ほどに増えたところで、集団と距離ができた。チームから乗ったのは自分のみ。この人数だともう一人は欲しいところ・・・
しばらく追いかけっこが続いたが、2列ローテーションをきれいに回した先頭は、やがて1分のリードを得て、逃げが決まった。
しかし後ろもまだ追ってきていて、逃げのペースもかなりのハイペース。50km/h巡航が続き、久々の暑さのせいか足の裏が痛い・・最後までこの痛みに耐えることとなった。
あまりにも人数が多かったため、全員がきれいに回るとはいかず、順番も度々変わり、下がって付き直す際に毎回無駄足を使ってしまい、思うように休めなかった。
途中でホイールのマグネットセンサーがずれてしまい、スピードが出なくなる。これでは距離もタイマーも動かない。感覚に頼って走ることに。
何度か越えた丘で、数人減っていったが、依然25人ほど。しかしハイペースを維持した結果、1分半を推移していたタイム差が、一気に9分に。集団は諦めたようで、逃げ切りが決まった。
そしてレースが動いたのは、90㎞あたりの山岳ポイント。3人ほどが頂上手前でアタック。ポイント狙いのアタックだと思い、無視していたが、さらに1人2人飛び出していき、気付いた時には集団が割れていた。慌ててブリッジをかけようとしたが、前にも追いつけず後ろのグループも来ないで、宙ぶらりんに。結局、後ろの5人のグループで前を追ったが、協調が取れず、完全に優勝争いから脱落。残りまだ50㎞近くあったので、完走が目標になってしまった。
周回コースに入り、激坂で脱落したであろう数名を吸収しながら周回を重ね、最終周は4人に数を減らしゴールスプリント。どうにかグループの先頭でゴールし、結果は9位。

初めてのエリートナショナルでしたが、序盤に出来た勝ち逃げに乗り、先頭でレースを展開できたことは良かったと思う。しかし、肝心の勝負所で油断と判断ミスをしてしまったことに悔いが残る。脚に余裕はあまりなかったが、優勝争いに絡むなら行かなければいけない所でした。
しかしこの結果には自信をもって、今後のレースに繋げたいと思います。

ありがとうございました。(岡 篤志)』

 * * *


順位不明(40位前後):内野 直也(EQA U23)

『今年初戦はエリートナショナル。
このカテゴリーで入賞、そして優勝する事が今年の目標の一つ。

レースは105キロの大周回と7キロの激坂含む小周回5周の140キロ。
スタートし、アタック合戦が始まる。
自分は後方からのスタートで、徐々にポジションを上げていく。
が、早々にチームメイトの清水選手、岡選手含む大きな逃げが先行する。
しかし清水選手はパンクで後退してしまう。
有力どころがごっそり入った逃げだった事もあり、差は広がっていく。
その後、追走が出来たが中切れに遭い合流できず。
何度か動きを試みるも足並みが揃わず。
しばらく逃げー集団の1分半前後の追いかけっこが続いたが、途中で一気に開き
事実この集団は勝負する場所ではなくなった。
小周回に入り、周回をこなし、最後までこの集団で走るのは嫌だったので最終周回の激坂で抜け出して数名と合流してゴールした。

自分で満足いくレースが出来なかった事はとても後悔が残っています。
ここ最近のトレーニングであまり調子が良くなかった事が頭のブレーキをかけてしまっていました。
実際に自分が思っているより状態は悪くない事を感じられたので次はスタートアタックをするくらいの攻める気持ちでいきたいと思います。
早く次のレースを走りたい。待ち遠しいです。

今日のレース、岡選手は恐らく9位。
このクラスのレースでこの成績を出す選手がチームメイトにいる事に感謝。
また浅田監督に、EQA U23というチームがこちらで認められていると言われました。
それは昨年在籍していた選手達の今までの功績による物だと思います。
その事に感謝し、そしてまたさらに自分達によって認めてもらえるようこれから走っていきます。(内野 直也)』

* * *


42位:面手 利輝(EQA U23)

『スタート直後に結成された逃げグループに乗り遅れ、集団のペースは安定せずに失速。タイム差は開く一方で9分。こうなると集団で余裕があっても力があってもどうしようもない。そういう良くないレースをしてしまった。

平坦区間でできた逃げだから場所というよりは展開で決まった逃げグループ。久しぶりにレースを走って思いだしたことは、ある程度までは集団や他チームの選手を頼りにし、ある程度からはあてにしてはいけない。そのバランスというか境目。それを久しぶりに思いだした。利用されるだけになってはいけないが行かなきゃいけないときはどういう状況でも行かなきゃいけない。

勝負はいつも一瞬だから、ここだと思ったときに全開になれるかどうかが大切だと思う。去年はずっとそれも課題としていたこと。今年はそれを確実に身に着けて先頭グループでレースを走りゴール勝負をする。

カラダのコンディションは良いし、レースを走った感覚も良い。少し慣れてレースの「動き」が見えてくれば必ず良いレースができるはずだ。(面手 利輝)』

* * *


44位:萩原 慎也(EQADS)

『フランスで初めてのレースでエリートナショナルカテゴリーに属したレースで
海外のレースの当然初めてなのでレースの雰囲気、速度、集団が全く想像がつかず
緊張というよりは不安の方が多かったです。

スタートしてからはスピードの違いに驚きました。ですが集団内では選手が多いものの皆の技術が高く、落車等の不安はなく走れました。

前半の複数の丘では正直きつく離れないようにするだけでした。
逃げが決まってからは大集団のペースも落ち、レースに慣れるように集団前方にいるよう走っていました。

小周回に入ってからは先頭集団にラップされてからは、審判車から先頭集団から離れるようにと足止めされ、ペースも落ちましたが出来るだけ上の順位でゴールできるよう走り、最後のスプリントでは距離が若干解らなかったですが踏み切ってゴールできたのは良かったです。

完走だけになってしまいましたが、重要な経験をし今後の練習やレースに生かしていきたいです。(萩原 慎也)』

* * *


パンクリタイア:清水 太己(EQA U23)

『距離140kmのレースで、今年で3度目となるこのレースでしたが、レース早々、序盤にパンクがありました。自力での復帰でしかなく、集団はハイペースで追いつかず結果リタイヤとなってしまった。

また、気持ちを新たに次へ望む。(清水 太己)』

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【次のレースは3月8日(日)です】
-期間:2014年3月8日(日)
-レース名:『シルキュイ・デ・カトル・カントン』
(Circuit des Quatre Cantons(1.12.1))
-カテゴリー:1.12.1(仏自転車連盟公認エリートナショナルクラス)
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:164km
-開催場所:フランス・オーヴェルニュ地方
レース会場:オーヴェルニュ地方の所在地:

大きな地図で見る

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【参考リンク】
<2014年「エキップアサダ(EQA U23 & EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/submit.php?bid=623
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