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レース情報

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『ボルタ・チクリスタ・バレンシア(9/3-6)』

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『ボルタ・チクリスタ・バレンシア(9/3-6)』

スペイン伝統のプロへの登竜門レース
チーム連携力が大きく向上した4日間



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【レース情報】
-レース名:『VOLTA CICLISTA VALENCIA』
-距離:第1ステージ130㎞
-期間:2015年9月3&6日
-開催場所:スペイン・バレンシア県
レース会場『バレンシア県(VALENCIA)』の所在地:


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【成績】
<9月3日 第1ステージ130㎞>
スペインのヴァレンシア県で開催される4日間のステージレース。UCIレースではないが外国チームが特例で7チーム参加しているレベルの高いアマチュアレース。第1ステージは大規模な交通規制が敷かれる中、ヴァレンシアの中心をスタートし郊外へ向かう130㎞で平坦基調だが終盤に2つの緩やかな峠を越える。日本チームは終始展開に乗るが、度々できる逃げグループには乗れないままゴールへ向かう。しかしゴール前には集団はひとつに戻りスプリント勝負へ。100人を超える大集団スプリントの混戦を小橋が上手く展開し7位でゴールした。(浅田 顕)
勝ったのはポルトガルのU23スプリンターMARTINGIL。2位と3位にはオランダU23の2人が入り、外国勢が地元スペインを押さえつけた。

第1ステージ成績
1 MARTINGIL Cesar (ポルトガル/LIBERTY SEGUROS) 2h41s56s
2 BOL Cees(オランダ/オランダナショナルチーム)+0s
3CORNELISSE Mitchell(オランダ/オランダナショナルチーム)
…7小橋勇利、86内野直也、95面手利輝、139小石祐馬+0s
…153秋田拓磨、154岡篤志+1m39s


<9月4日 第2ステージ130㎞>

時折の雨風でヴァレンシアらしからぬ天気の中での第2ステージは、起伏のある約18㎞の周回コースを7周する。個人総合成績に影響がありそうなステージと予測し、チームは小石と面手を逃げグループに送り込む事を課題とした。レースはスタートから逃げを作る展開が続く中、チームの動きで面手と小石がアタックに乗る。12名の逃げが決まったのは中盤頃で自らきっかけを作った小石が入る。その後追走の動きもあり先頭は20名程になりゴールでは7名の先行を許してしまい小石はトップから1分13秒遅れの16位でゴールとなった。勝ったのはオランダナショナルチームのBUDDING。個人総合成績でもトップに立った。(浅田 顕)

第2ステージ成績
1BUDDING Martijn(オランダナショナルチーム)2h59m33s
2NIEUWENHUIS Joris(オランダナショナルチーム)+3s
3ITURRIA Mikel(スペイン/EUSKADI-EDP) +3s
…16小石祐馬+1m13s、84面手利輝+5m19s、98小橋勇利+5m36s、123岡篤志+8m38s、129内野直也+8m38s
秋田拓磨は途中棄権
個人総合リーダー
BUDDING Martijn(オランダナショナルチーム)


<9月5日 第3ステージ130㎞>

第3ステージは短い峠を含む16㎞の周回コースを8周しゴールは短いが秒差の付く登りの頂上。チームは小石の総合を上げるために全員でサポートすることでスタート。レースは予想以上にハイペースで進み小さい逃げがあるもののリーダーのオランダナショナルチームが本格的な逃げを許さず、大きなタイム差が無いまま後半へ進んだ。勝負がかかったのはラスト3周の登り区間で、厳しい展開の中チームは何とか小石を先頭グループに残した。しかしその後ゴールまで集団は崩れず個人総合の上昇は叶わなかった。勝ったのは総合リーダーのBUDDING。昨日に引き続き力で登りゴールを制した。(浅田 顕)

第3ステージ成績
1BUDDING Martijn(オランダナショナルチーム)3h10m02s
2ESTEVEZ Imanol(スペインナショナルチーム)+2s
3MARQUEZ Rafael(スペイン/LIZARTE+3s
…59小石祐馬+33s、…100内野直也+8m27s、108面手利輝+9m53s、124岡篤志+11m56s、138小橋勇利+15m14s
個人総合成績
1 BUDDING Martijn(オランダナショナルチーム)8h51m31s
…17小石祐馬+1m46s


<9月6日 第4ステージ120㎞>

最終日はほぼ平坦ながら道幅が狭く路面状況が悪いサーキットコースを9周するレース。チームは集団ゴールを想定し、小橋のゴールスプリントに備えて位置取り等連携を図ることを課題とした。レースはオランダナショナルチーム主導で流れ、少人数の逃げを1分以内のタイム差でコントロールする展開でゴールに近づいた。しかし一度一つになった集団から終盤に飛び出した2名に対し集団の勢いが鈍り逃げ切りを許してしまう。メイン集団は3位以下のスプリントとなり小橋は4番目の6位でゴールとなった。
ステージ優勝はスペインのMORA、2014年はマトリックスパワータグで走った選手。個人総合成績はオランダナショナルチームのBUDDINGが守り切り専門種目であるシクロクロスシーズンに向けて準備を整えた。日本チームにとっては4日間を通してレース中のチームでの位置取りとコミュニケーション、ゴール前でのチームの連携に向上が伺えたレースであった。(浅田 顕)

第4ステージ成績
1MORA Sebastien(スペイン/CONTROLPACK)2h47m51s
2CUBERO Jorge(スペイン/BICICLETAS RODRIGUEZ)+5s
3BOL Cees(オランダ/オランダナショナルチーム)+8s
…6小橋勇利、51岡篤志、61内野直也、84小石祐馬+8s、112面手利輝+49s

個人総合成績
1 BUDDING Martijn(オランダナショナルチーム)11h39m30s
2 ITURRIA Mikel(スペイン/ESKADI)+6s
3 NIEUWENHUIS Joris(オランダナショナルチーム)+11s
…17小石祐馬+1m46s…99面手利輝+15m53s、100内野直也+17m05s、118岡篤志+20m50s、 119小橋勇利+22m13s

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総合100位:内野 直也(EQADS)


<第1ステージ>
風の影響を受ける平坦区間、終盤は登りも含まれる周回を走ってゴールする第1ステージ。
自分の目標は逃げに乗って、そこから成績を目指す。
歯の事など、体調面で不安もあるが、薬で痛みを抑えレースに臨む。
180人近い選手が出走のこのレース。
最初は上がるのに手こずってしまったが、ほどなく前へ。
アタック合戦に加わり抜け出しを図る。
しかし、どれもローテーションが協力的ではなく回らず元通りに。
この動きを繰り返していると、中盤過ぎから身体が急に重くなってきてしまった。
痛みはないが、歯の影響なのか。
そこからは動きらしい動きは出来ず、チームメイトにボトルを運んだりの仕事をこなした。
登りを終えて、最後の集団スプリントに向けての小橋選手の援護に向けた動きをしたかったが入り組んだ街中の狭い道で上げられず、単騎でスプリントさせる事になってしまった。
自分は集団内でゴール。

次のスプリントに向けて、改善点を話し合い次の機会に生かしたい。
自分の体調も上げてアピールもしたい。



<第2ステージ>
アップダウンが多く含まれる18.6キロの周回コースを7周のレース。
コースが厳しいため総合成績に関わる逃げが発生する展開が予想された。
自分自身の逃げへの参加も目標にしたが、世界選手権へ向けて、面手選手を逃げに乗せるための動きも出来るようにも走る。
具体的に、仮に前に逃げが先行してその中に誰も乗せられなかった場合は面手選手以外の選手が発射台となり逃げに乗せる。
逃げにチームの誰かしらが乗っていても、必ず追走は出来るのでそこにも面手選手を乗せるよう尽力する。
自分は先に逃げる事と、自分が先行が出来なかった場合はその手助けが出来るようにこの二つを目標に走る。

スタートして、アタック合戦。
最初の登り区間では前には上がらず、下りで上がっていく。
オランダナショナルチームの選手の動きが参考になり、ついていって道が狭くなる直前に前から5番手ほどまで上がることが出来た。
よし、ここからだ。と意気込んだ矢先フロントホイールにトラブルが発生し、交換を余儀なくされる。
180人近くの選手全員に抜かれ絶望的な状況。
走りながら下がり、交換の後追走。
チームカーの隊列を利用しながら、追いかけるがイマイチ上手く利用出来ず、無駄に脚を使ってしまう場面があった。
経験不足と頭の機転の利きの悪さが出た場面だった。
集団に追いついた頃には、小石選手と面手選手が乗った大人数の逃げが出来ていた。
集団で身体を回復させつつ状況を見ながら走る。
すると前も分断があり、面手選手含む数名が下がってきた。
集団と逃げはさほど差は開いていないため、集団から飛び出しを図る動きが多発する。
その追走に、再び面手選手を乗せるため小橋選手と3人隊列を組んで走る。
前の追走に乗せるのは、周回最後の登り区間。
そこで発射させる。
しかし、その時に自分の脚に余裕がなく一回ローテーションに加わっただけで離れてしまった。
結果的に上手い事いかなかった。
もっと力と経験を積まなければ。
その後も、集団から飛び出す動きを繰り返していたが、ラスト2周で散発的に飛び出していった選手達に飛び付く事が出来ず、ラスト1周はグルペットと化した集団で走ってゴール。

明日は過去にも走っている今日のようにきつい周回コース。
冷静に自分の今の状態を考えて、自分の力を出来るだけ大きく出せるよう走りたい。



<第3ステージ>
毎年走っているこの第3ステージの周回。
展開によってハードなレースになる。

チームのミッションは、小石選手の総合ジャンプアップ。
そして、小石選手の力を序盤、中盤と温存してもらい最終盤に勝負がかかった場面は自力で勝負というオーダー。
自分は前半から動いて強いチームの選手達の動きに便乗する。
最後は遅れてしまっても、そこでの動きに集中する。

スタートで前の方に並んだおかげもあり、前方で最初の周回をこなす。
オランダの選手やカハルーラルの選手達と数名で飛び出す場面もあったが、
オランダの選手はチェックだけで、引く事はしない様子。
この後の走りも見ていてもそのようだった。

ここの周回は物凄く苦しんだが、2周目から急に身体の状態も良くなりかなり調子が良い。
危険そうな飛び出しをチェックしたり、道が狭くなる区間の前に小石選手を引きあげる動きもする。
良い状態ではあったが、最後まではそういかずペースは上がり始めるラスト2周で一旦遅れ、ラスト1周目まで何とかチームカーの隊列にいたが、登りで完全に離され後は一人で翌日のステージに備えて流してゴール。



<第4ステージ>
マップではほぼフラットな周回コースだが、細い街中や直角コーナーの立ち上がりで伸ばされるため後ろにいると苦しいコース。
道も悪く、当日はスタート時は雨だったためよりリスキーなレースになった。
チームのオーダーは小橋選手のスプリント一本。
それに向けた走りをする。

スタートして、すぐに前方へ。
このコースはもう3年目で何より昨年に宮澤さんの走り方を真後ろで勉強させてもらった事が生きて常に集団前方で走る事が出来た。
どこで上がって力を抜くところは抜く、それを理解して走る事が出来た。
終盤まで脚をほとんど使う事なくこれた。
スプリントへの動きが始まりそうな終盤。
日本チームもまとまりだす。
しかし、この間に2名の逃げが出来ていた。
力的にオランダなどの強いチームに展開は委ねる事になる。
もっと力があればここで追走に協力する事も可能だが、現状厳しく最終局面まで他力本願にならざるを得なかった。
そのような状況から勝機を見出すのが今の目標。

だんだん集団も荒くなり、ペースも上がっていく。
ラスト2周前に小橋選手がパンク。
狭い道でチームカーも上がりづらいため、自分の車輪を差し出し復帰させる。
自分もニュートラルカーの車輪を借りて復帰。
ラスト1周前で皆に合流し、ゴール前のロータリーは自分先頭で通過。
ラスト1周。
逃げはまだ逃げている。集団内はスプリントへ向けた動きと追走の動きが混在している。
しかし、ラスト5キロで集団内の争いに切り替わる。
ここで小橋選手達を前に引きあげる。
何度も何度も被される、被しかえすを繰り返す。
コーナーなどではぐれてしまい、最後は面手選手、小橋選手が固まっていて
岡選手と自分は近くにいたが岡選手が上がっていく際に他選手に塞がれてしまい、ここで前に上がれなかった。
あそこで一緒に上がってもう1枚の牽引力として働きたかった。
ここに悔いが残った。
逃げは2人逃げ切り、小橋選手は集団の4番手の6位フィニッシュ。

最後の場面の理想はチームで固まって、集団から一気に抜け出してリードアウトする事だった。
ラスト1キロはコーナーを繰り返す為。
しかし去年とは最後の集団のスピードが速く、速度差をつけての抜け出しは困難だった。
そうなったらそうなったらでの、走り方も考えて得とくしたい。
また話し合い、次に繋げたい。』


 * * *


総合118位:岡 篤志(EQADS)


●第1ステージ
コースは前半90kmは平坦メインで、その後3km程の登りを2回登り、下ってゴールと言う129km。
風が非常に強く、平坦区間でも気が抜けないので、前半から前々で展開することを心がける。
スペインのアマチュアチームに加え、ラボバンク(オランダ)、ロシアナショナルチーム等、計28チーム190人が参戦。
そしてレーススタート。
去年は前半に25人近くの逃げが決まり、そのまま逃げ切ったので今年も逃げに乗れるように動いていく。
しかしチーム数が多いこともあり、なかなか逃げは容認されず、長く伸びるだけ。
暫くアタック合戦が続き、5人ほどの逃げが決まる。
この人数であれば危険性は少ないが、タイム差も開いてないので、追走の動きに注意しながら動く。
しかし大事な動きに乗り損なう場面が多く、無駄に脚を使うこと多々。
横風でも何度か分断され取り残される等、良くない状況が続く。
そうこうしている間に最初の山岳ポイントの登り(92km地点)へ。
かなり前で入ることは出来たが、登りに入った瞬間脚がなくなり集団の選手全員に抜かれ、頂上手前で千切れる。
幸いすぐに追い付けたが、勝負に絡める脚の状態でない事は明かになってしまった。
2度目の登りで完全に遅れ、1:39秒遅れてゴール。
初日のスプリントステージで遅れを取ると言う情けない結果になってしまった。
チームは小橋選手がスプリントで7位に入った。

●第2ステージ
アップダウンの周回コース(18.5km)を7周する130km。
長い登りは無いものの、細い区間や激坂等あり、後ろにいるとキツいコース。
今日は総合を狙う選手たちも動いてくると予想され、調子の良い小石選手を始め、動ける選手が勝ち逃げグループに乗っていこうと言う感じで。
そしてレーススタート。
今日は昨日を上回る身体の重さで、序盤から登りの度に位置を下げ、気付けば最後尾。
またしてもレース展開に加わるどころではなく、登りで千切れては追い付くの繰返し。
しかし心拍を見ると155bpm前後、キツい強度な訳がない…ここのところずっとこんな調子。
正直完走すら危ういと思った。
しかしリタイアしてしまっては何のために来たのか分からないし、調子も落ちる一方だろう。
どうにか粘り、小石選手含む勝ち逃げ集団が差を広げた後、ようやく集団は落ち着き、前に上がる余裕が出てきた。
チームにはなんの役にも立たず情けないが、どうにかグルペットで完走し、明日に繋げる事は出来た。
調子が悪いときのレースは全く面白くなくキツいばかりだが、局面によっては何かやれることもあるはず。残りのステージで何かできれば今日の走りも報われる。

●第3ステージ
今日も起伏のある16kmを8周回する130km。
チームの作戦は小石選手の総合を上げること。
前半の動きにはなるべく小石選手を温存させ、後半の勝負所で残れるように。
総合上位を占めるオランダチームの動きを見ながら。
そしてレーススタート。
リアルスタートしてすぐの登りで早々に4人の逃げが決まり、30秒前後で推移。
オランダチームは攻撃と言うより守りに入っており、チェックのみで前は牽かない。
自分も今日は脚が回復したのか何なのか、全くキツくない!
前半~中盤のアタック合戦にはかなり動くことができた。
逃げも捕まり、ラスト3周目、面手選手、小石選手を連れて先頭へ。登り口まで行きたかったが、アタックがかかりバトンタッチ。
続く登りは遅れそうになったが耐える。
しかしここで前に20人近くが先行してしまった。
二人もギリギリ乗れなかったようで、面手選手が前を追っている。
その後の平坦、ダラ登りで逃げをキャッチ出来たが、自分の脚が限界を迎える。
短い急坂で遅れ、20人ほどのグルペットで遅れてゴール。
チームとしては小石選手を先頭集団に残すことはできたが、総合に変動はなし。

しかしここまで全く力の入らなかった身体が前半だけでも動いたのは希望が見えたところ。
最後は軽いハンガーノックになってしまったのが反省点。

●第4ステージ
最終ステージ、コースはほぼ平坦の13kmを9周回する120km。
ゴールの街は細い一方通行の道やロータリー等が連続し、テクニカル。
総合争いも大方決着がつき、例年スプリント勝負になることが多い。
昨年は宮澤選手を筆頭にフルサポートを受け、4位に入ったステージ。
去年してもらったことを、今度は僕らが同じ動きを出来るようにし、小橋選手を発射する作戦。
そしてレーススタート。
直前まで雨が降っており、路面はウェットでよく滑る。
レースは序盤からオランダがコントロールしており、大人数のアタックは潰しながら牽いている。
自分はリスクを負わないようにしつつも下がりすぎないように走る。
しかし今日は少し身体がキツい。
そして3周目あたり、それぞれ別のコーナーで3件くらいの落車が目の前で起こり、危ないなぁと思っていたら今度は自分がスリップ。
下りの右コーナーで前輪から滑り、自爆落車。
地味に擦過傷と打ち身があり、メカトラもありストップ。
代車に乗り替えて再スタートするも、闘争心と集中力、コーナーの自信など色々と失う。
カーぺーサーで80Km/h近くで牽いて貰い車の隊列に復帰後、更に一周近い時間を労して集団に復帰。
その後も集団後方でヒラヒラする時間が続く。
途中小橋選手がパンクするも、内野選手がホイールを差しだし無事復帰。
ラスト2周を過ぎても、集団は依然オランダが牽引。逃げは二人で35秒差程のよう。
ジャパンチームはオランダの後ろに4人纏まって位置取っており、連携がとれているが、自分だけ合流出来ない状況。
最終周、スプリントに向けて各チーム動きだし、オランダが牽引をやめてしまった。
他スペインチームもオランダに頼っていたところが強く、タイム差が再び拡大。
位置取りもカオスになり、前では面手選手と小橋選手だけになっている。
集団のペースが落ちたことで自分はやっと前に上がる余力ができ、左端ギリギリから上がっていく。
今回のコースで一番重要なラスト1kmからの街中へ入るロータリーへ、チームで隊列を組み先頭で入るのが理想。
ここからは集中力を取り戻し、攻めながら前へ上がり、小橋選手の後ろまで到着。
面手選手ともはぐれていたので、ここからは自分の番。
小橋選手が後ろに付いたのを確認し、先頭を目指す。
イメージでは一気に先頭まで出てそのままロータリーまで引っ張るつもりだっが、初日のスプリント勝者率いるポルトガルチームトレインが全開で牽いており、先頭と並んだところで脚がキツくなる。
ここで面手選手が再び上がってきて、先頭を奪い取る事に成功。
先頭で道の細いロータリーへ突っ込む。
さらに次の鋭角コーナーを抜け、他チームも上がってくる。ここで小橋選手に代わり、ラスト500mで先頭から4番手で抜けていくのを見送り離脱。
結果は二人が8秒差で逃げ切り、集団の4番手でゴールした小橋選手が6位。
最後は混戦の中連携は出来たが、最後のリードアウトまでは出来ず、まだ反省点も多かった。
・感想
今回のステージレース、初日から身体がキツく、何も出来ずグルペットで完走するだけの日が続いていたが、第3、第4ステージで1%でも力になれていたとすれば走った甲斐があった。
第4も落車した後はリタイアも考えてしまったが、最後まで走ってよかった。
今回大事なのは世界選手権に向けて調子を上げていくこと。
明日から始まるブエルタ・カンタブリアではもっと調子を上げていきたい。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683
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