レース情報

『パリ~コレーズ』第2ステージレースレポート

『パリ~コレーズ』
大会名&クラス:PARIS-CORREZE (UCI 2.1)
期間:8月5日~6日
開催地:フランス

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  逃げに福島、増田乗り、最後は清水が追いあげ16位
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8月6日 第2ステージ Tulle - Chaumeil 147.6km

【レース速報】
30人ほどの大きな逃げに、29秒遅れで総合4位のフランシスコ・ベントソをはじめ、カルミオーロ・Aスタイルチームは5選手逃げに乗せ、周回コースに入ってもペースは落ちず。ウェズリー・サルツバーガー(オーストラリア、フランセーズデジュー)が逃げ切って優勝した。10秒遅れで6位に入ったベントソ(カルミオーロ・Aスタイル)は、リーダージャージのフレディ・ビショ(アグリチュベル)に1分26秒差つけ、総合優勝を飾った。


【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
曇り空の中スタートしたが、徐々に天気は回復し、昨日と同じく暑い中でのレースとなった。総合狙いの選手は数人に絞られているため、スタート直後からステージ優勝を狙って激しいアタック合戦が繰り広げられる。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインとしては、福島晋一、増田成幸、菊池誠晃、セバスチャン・イヴァースの4人が最初の逃げに乗り、他のメンバーは周回コースでの逃げと最後のスプリント勝負に温存する作戦が組まれた。

序盤に9人の逃げができ、40秒ほど差が開く。総合争いの選手もいなかったため、この逃げが決まるかと思われたが、集団は逃さずこの逃げを吸収。その後すぐに11人ほどの逃げができ、さらに追走で19人が追い、30人の大きな先頭集団ができる。ここに福島と増田が入った。先頭集団には、フランスセーズデジューが4人、カルミオーロ・Aスタイルチームは5人も選手を送り込む。その中には、29秒遅れで総合4位のフランシスコ・ベントソもいたため、総合を狙いペースを上げる。カルミオーロ・Aスタイルの加速で先頭は、20人に絞られる。残念ながら、増田が落ちてしまったが30秒ほど遅れで先頭を追い、先頭と集団との差は1分35秒に開く。追走の10選手のうち4人ほど前に追いつき、先頭は24人で40km地点で1回目のゴール地点を通過し、周回コースに入る。

登りと下りが激しい21.4kmの周回コースで、選手たちはどんどん脱落していく。逃げとの差は2分弱あり、2周目でリーダージャージを擁するアグリチュベルが集団のペースを加速し、集団は一気に伸びた。先頭を走っていた福島も集団に吸収されてしまい、増田も集団から遅れてしまう。清水都貴はポジションが悪く、中切れの選手たちに巻き込まれ、切れそうになりながらもマイペースで進む。反対に、いいポジションにいた宮澤崇史は、この加速に反応してしまったため、急激にパワーを使ってしまい、その後失速。集団からも取り残されてしまい、リタイアとなった。一緒にいたガズヴォダは「タカシは本当にいいところに位置していたし、調子もよさそうだった。もうちょっと落ち着いて走っていれば、最後まで残れたのに…」と悔やんだ。


集団には、清水、ガズヴォダ、ギヨーム・ポン、イヴァースの4人が残り、最後の戦いに向けてチャンスを待つ。だが集団のペースは上がらず。ラスト周回に入っても逃げとの差は1分以上開いたまま。最終周回でやっと集団のペースが上がり、前を行く20人ほどの一部は捕まえたものの、逃げ切られてしまう。一時遅れそうになった清水だが、終盤勢いを取り戻し、持ち前の加速力で集団の上位でゴールし16位。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインとしては、展開的に逃げ切られてしまい、チャンスにも恵まれなかったが、選手個々の調子はいいので今後のレースに期待したい。


清水は、14日から行われるアジア選手権に出場するため、インドネシア・カリマンタンへと旅立つ。

【第2ステージ結果】】
1.ウェズリー・サルツバーガー SULZBERGER Wesley (フランセーズデジュー):3h38m13s
2.ジュリアン・シモン SIMON Julien (ベソンショスール・ソジャサン):+06s
3.マチュー・スプリック (Bboxブイグテレコム):+08s
4.フロリアン・ギユー GUILLOU Florian (ルーベ・リールメトロポル):+10s
5.フレデリック・エリクソン ERICSSON Fredrik (カピノルディック):+10s
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16.清水都貴:+1m36s
28.セバスチャン・イヴァース:+1m43s
33.グレゴール・ガズヴォダ:+1m50s
39.ギヨーム・ポン:+2m03s
リタイア:福島晋一、宮澤崇史、増田成幸、菊池誠晃

【総合成績】
1.フランシスコ・ベントソ VENTOSO Francisco (カルミオーロ・Aスタイル):8h39m50s
2.フレディ・ビショ BICHOT Freddy (アグリチュベル):+57s
3.ローラン・ブレ BEURET Laurent (カルミオーロ・Aスタイル):+1m00s
4.バート・デワエル DE WALLE Bert (ランドバウクレジット):+1m02s
5.ギヨーム・ルヴァルレ LEVARLET Guillaume (フランセーズデジュー):+1m27s
・・・
19.ギヨーム・ポン:+17m24s
37.清水都貴:+27m10s
39.セバスチャン・イヴァース:+27m17s
52.グレゴール・ガズヴォダ:+36m48s

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■参加チーム:16チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
AGRITUBEL
LANDBOUWKREDIET
AUBER 93
BESSON SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
CAPINORDIC
CARMIOORO / A-STYLE
CC BOURGAS
JOKER BIANCHI
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
ROUBAIX LILLE METROPOLE
VERANDA WILLEMS

■チームメンバー
監督:浅田顕
1.清水都貴
2.宮澤崇史
3.福島晋一
4.グレゴール・ガズヴォダ
5.菊池誠晃
6.増田成幸
7.ギヨーム・ポン
8.セバスチャン・イヴァース

『パリ~コレーズ』 第1ステージレースレポート

『パリ~コレーズ』
大会名&クラス:PARIS-CORREZE (UCI 2.1)
期間:8月5日~6日
開催地:フランス

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  タイミングを逃し、暑さに苦しんだEQA
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8月5日 第1ステージ St Amand Montrond - Besse 195.2km

【レース速報】
快晴に恵まれた第1ステージは、暑さとアップダウンの厳しいコースで集団がばらばらになり、フレディ・ビショ(フランス、アグリチュベル)が、2位を3秒離し独走でゴールした。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、タイミングを外し先頭グループに送り込めなかったが、ギヨーム・ポンが26位でゴールした。

【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
昨年総合優勝した清水都貴は、初のゼッケンナンバー1をゼッケンに付けて出走。スタート前から、昨年の覇者として「ミヤタカ・シミズ」「メイタンホンポ」とアナウンスで連呼され、注目度も高い。


第1ステージは強い日差しの中行われた。序盤からアタックがかかり、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインも積極的に逃げに乗っていく動きをする。10人ほどの逃げが何度もできるが、なかなか決定打にはならず。30キロ地点を過ぎたところで、集団は2つに分かれ、先頭で4人が飛び出した。その中に研修生のセバスチャン・イヴァースが入る。その後6人が追いつき、先頭は10人となる。AG2rやBboxブイグテレコム、コフィディスなどフランスのプロチームの選手が入り、差は40秒ほどに広がった。この逃げが決定打になるかと思われたが、逃げに送り込めなかったフランセーズデジュがペ-スアップすると一気に差は縮まり、再び大集団となった。


そのフランセーズデジュの加速もあり、集団は分裂。ちょうど運悪く、福島晋一や菊池誠晃がボトルを取りに下がっていた時に、集団が大きく分かれてしまい、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは4人が後続集団に取り残されてしまった。だが先頭の集団に清水都貴、宮澤崇史、ギヨーム・ポン、セバスチャン・イヴァースの4人が入り、まずまずの展開となる。

激しいアップダウンと暑さのため、メイン集団は分裂していく。先頭は30人ほどになり、そこに清水とポンが入る。ここからさらにサバイバルレースとなり、先頭から清水が遅れてしまった。先頭グループに残っていたポンも、途中で足がつってしまい一気に減速。後続から来た10人ほどの選手たちと走り、ゴールを目指し結果は26位。
この日はコースの厳しさと暑さのため、救済措置が取られ、増田成幸、グレゴール・ガズヴォダ、福島晋一がいた40人ほどの選手はタイムオーバーにならなかった。

EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインにとっては、初日から厳しい結果となったが、選手たちのコンディションは悪くないので、ステージ優勝を狙って第2ステージに挑む。

【グレゴール・ガズヴォダのコメント】
今日はいい調子で、逃げにも何度か入ったが、成功せずに捕まってしまった。前半動いたので、50キロ地点では疲れていて、その時に集団が分裂してしまい、後ろのグループに残されてしまった。その時点で、今日のレースは終わってしまった。調子が良かっただけに、タイミングがずれてしまったのが悔やまれる。

【第1ステージ結果&総合成績】
1.フレディ・ビショ BICHOT Freddy (アグリチュベル):5h00m58s
2.ローラン・ブレ BEURET Laurent (カルミオーロ・Aスタイル):+03s
3.バート・デワエル DE WALLE Bert (ランドバウクレジット):+05s
4.フランシスコ・ベントソ VENTOSO Francisco (カルミオーロ・Aスタイル):+29s
5.フレデリック・ウィルマン WILLMAN Frederik (ジョーカー・ビアンキ):+30s
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26.ギヨーム・ポン:+16m00s
52.セバスチャン・イヴァース:+26m13s
57.清水都貴:+26m13s
91.菊池誠晃:+35m37s
92.増田成幸:+35m37s
103.グレゴール・ガズヴォダ:+35m37s
107.福島晋一:+35m37s

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■参加チーム:16チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
AGRITUBEL
LANDBOUWKREDIET
AUBER 93
BESSON SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
CAPINORDIC
CARMIOORO / A-STYLE
CC BOURGAS
JOKER BIANCHI
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
ROUBAIX LILLE METROPOLE
VERANDA WILLEMS

■チームメンバー
監督:浅田顕
1.清水都貴
2.宮澤崇史
3.福島晋一
4.グレゴール・ガズヴォダ
5.菊池誠晃
6.増田成幸
7.ギヨーム・ポン
8.セバスチャン・イヴァース

『パリ~コレーズ』 開幕直前レポート

8月5日~6日の2日わたって行われるステージレース「パリ~コレーズ」。昨年は、第1ステージで逃げグループから清水都貴が最後飛び出しステージ優勝し、2日目はチーム一丸となって集団をコントロールして総合優勝を果たした。フランスの1クラスのレースで初めてとなる日本人選手の総合優勝とあって、フランスで大きな話題を呼んだ。さて、今年はどんなレースが見られるのだろうか?


1)「パリ~コレーズ」とはどんなレースなの?
フランスで開催されるUCI(国際自転車連盟)1クラスの2日間のステージレース。
初日のスタートと最終日のゴールは毎年同じ街だが、1日目のゴールと2日のスタート地点は毎年変わり、コースは毎年違ってくる。今年のツール・ド・フランスでステージ優勝したブリス・フイユーは、昨年第1ステージで清水と競り合い、総合2位となっている。フランスのプロチームも参加するビッグレースの1つだ。


2)レースが行われる場所はどこ?
「パリ~コレーズ」と言う名前のレースだが、スタート地点はパリではなく、パリから200km以上南下したサンタマン・モンロンから第1ステージは始まる。今年の第1ステージのゴールは、そこから200km近く南へ行って、徐々に標高が上がっていきベスにゴールする厳しいレースになりそうだ。
第2ステージは、40kmほど走ってから、21.4kmの周回コースを6周する147.6kmのコース。周回コースは、アップダウンが激しく、選手たちを消耗させ、どんどん選手たちが脱落していく厳しいコースとなっている。

3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
昨年、清水都貴が総合優勝したこのレース、狙うは2連覇。昨年の覇者だけに、今年は他チームのマークも厳しくなるだろうが、この暑い夏の時期、選手たちのコンディションも良くなってきており、清水も2連覇を狙ってエースとして走る。
昨年とはメンバーが違うが、ディフェンディングチャンピオンらしいチームの走りを期待したいところだ。


4)その他、豆知識な情報(特産や名所、面白い事等)
第2ステージ、ゴールとなるショメイルの周回コースは、アコーディオンの音楽とレースの実況が流れており、毎年どこから集まってくるのか不思議なほど、大勢の人たちが集まる。レースの横では年配の方たちがアコーディオンの音楽に合わせ踊ってたりして、レースだけでなく一つのお祭りとなっている。


レースのHP:http://www.pariscorreze.fr

出場メンバー:福島晋一、宮澤崇史、清水都貴、増田成幸、菊池誠晃、ギヨーム・ポン、グレゴール・ガズヴォダ、セバスチャン・イヴァース(研修生
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