レース情報

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』 第5ステージ

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』
大会名&クラス:Tour du Poitou Charentes (UCI 2.1)
期間:8月25日~28日
開催地:フランス

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  最終ステージ、宮澤がラスト3kmでアタック!!
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8月28日 第5ステージ Atlansevre - Poitiers 186.9km

【レース速報】
最終日の第5ステージは、アトランセーヴル~ポワティエ間の186.9kmで行われ、今年のツール・ド・フランスでステージ優勝したハインリッヒ・ハウッスラー(ドイツ、サーヴェロ・テストチーム)がステージを制した。総合トップのグスタフエリック・ラーション(スウェーデン、チームサクソバンク)は、サクソバンクの完璧なチーム力で総合を守り抜き、集団の中で手をあげてゴールした。
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、ラスト3kmで宮澤崇史がアタックし逃げ切りを試みたが、集団に捕まってしまった。


【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
第4ステージで落車し膝を打った増田成幸は、1晩経っても痛みがひかなかったため、無理をせずに第5ステージは出走しなかった。朝は雨がぱらついていたが、スタート時の12時すぎには快晴となった。スタート直後から激しいアタック合戦があり、昨日も逃げたミカエル・ダミアンが何度かアタックを繰り返すも、サクソバンクの完璧なコントロールで、逃げは成功せず。集団はハイペースで進み、30kmを過ぎたところで先頭からトル・フースホフト(サーヴェロ・テストチーム)やジェローム・ピノ(クイックステップ)など強力な5人の逃げができる。すぐに30秒ほど差が付き、サクソバンクはこの逃げを容認。差は2 分ほど広がったが、逃げに乗っていた総合1分22秒遅れで14位のクリストフ・ルメヴェル(フランセーズデジュー)は集団に引き返し、先頭は4人になる。サクソバンクのコントロールで絶えず2分20秒の差をキープしながらレースは進む。


レース中間の補給地点を過ぎたところで、差は最高2分55秒に広がったが、後半にかけて集団はペースアップ。ラスト47kmでサーキットに入ると、 500m平均勾配11%の登りがあり、ここでフースホフトは先頭グループから脱落した。最初のゴールラインを通過し、13.7kmの周回コースを3周する。ラスト周回で逃げていた3人は集団に捕らえられ、ラスト3km、最後の11%の坂に入る。ダミアンの強力なアシストで宮澤崇史は3番手でこの坂に入る。そこで、宮澤がアタックし1人の選手が追走。集団を数百メートル離した。ゴール地点では有名レースアナウンサーのダニエル・マンジャスが「メイタンホンポ、タカシ・ミヤザワ」と叫ぶ。
ゴールに向けて、期待が高まる。だが、集団もみすみす逃げしてはおかない。2人を捕らえゴールスプリントへ。集団でゴールになだれ込むかと思われたが、最後集団は分裂しハインリッヒ・ハウッスラー(サーヴェロ・テストチーム)が、最終日を制した。総合トップのグスタフエリック・ラーション(スウェーデン、チームサクソバンク)は、2秒遅れの集団でゴールし、リーダージャージを守り、チームメイトたちと喜んだ。

EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、勝利にはもう少しで結び付かなかったが、このレースでは積極的な走りができていた。日曜日に行われる今シーズンヨーロッパ最後のレース「シャトールー・クラシック」では結果を出す走りを期待したい。

【宮澤崇史のコメント】
この「ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント」は細い道と強風に苦戦を強いられていた。スプリンターのメンツも良く、チームの動きがはっきりしている。自分としては今日は周回に入ってからの勝負にかけた。チームの他のメンバーは逃げに乗るも、決定打には惜しくも乗れなかった。残り3キロのアタックも、勝負所を見誤ってしまったと感じている。積極的な走りと力を出すタイミングを次のレースでは結果に結び付けられるように走りたい。


【第5ステージ結果】
1.ハインリッヒ・ハウッスラー HAUSSLER Heinrich (サーヴェロ・テストチーム):4h18m34s
2.ミシェル・クレダー KREDER Miche(ラボバンク3) :+00s
3.ジェレミー・ガラン Jérémie Galland (ベソンショスール・ソジャサン):+02s
4.ファビアン・バケ BACQUET Fabien (オベール93):+02s
5.アレクサンドル・ピショ PICHOT Alexandre(Bboxブイグテレコム):+02s
・・・
35.福島晋一:+02s
58.セバスチャン・イヴァース:+02s
61.グレゴール・ガズヴォダ:+49s
62.宮澤崇史:+51s
79.ミカエル・ダミアン:+1m22s
未出走:増田成幸

【総合成績】
1.グスタフエリック・ラーション LARSSON Gustav (チームサクソバンク):15m35s46
2.ブレット・ランカスター LANCASTER Brett (サーヴェロ・テストチーム):+29s
3.ダヴィ・ルレイ LELAY David (アグリチュベル):+33s
4.ニコラ・ルソー ROUSSEAU Nicolas (AG2r・ラモンディアル):+37s
5.ドリス・デヴェナインス DEVENYNS Dries (クイックステップ):+40s
・・・
56.宮澤崇史:+4m32s
66.グレゴール・ガズヴォダ:+7m12s
70.ミカエル・ダミアン:+8m56s
77.セバスチャン・イヴァース:+10m46s
104.福島晋一:+22m19s

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■参加チーム:18チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
QUICK STEP
TEAM SAXO BANK
AGRITUBEL
CERVELO TEST TEAM
LANDBOUWKREDIET
RABOBANK3
VORARLBERG - CORRATEC
AUBER 93
BESSON CHAUSSURES SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
SPAREBANKEN VEST - RIDLEY
EQUIPE NATIONALE ESPOIRS DE COLOMBIE
ROUBAIX LILLE METROPOLE

■チームメンバー
監督:浅田顕
141.ミカエル・ダミアン
142.清水都貴
143.宮澤崇史
144.福島晋一
145.パク・ソンベク
146.増田成幸
147.グレゴール・ガズヴォダ
148.セバスチャン・イヴァース

Photo:Cyclisme Japon/Chiho

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』 第4ステージ

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』
大会名&クラス:Tour du Poitou Charentes (UCI 2.1)
期間:8月25日~28日
開催地:フランス

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  ダミアンが逃げに乗って、メイタンの名をアピール
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8月27日 第4ステージ MONTS SUR GUESNES - LOUDUN 98.5 km

【レース速報】
午後から行われた第4ステージは、スタート直後にEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのミカエル・ダミアン含む3人の逃げが形成されるが、ラスト10kmほどで捕まってしまう。最後は集団スプリント勝負になるかと思われたが、いち早く飛び出したスプリンターのトル・フースホフト(サーヴェロ・テストチーム)が、2位以下を4秒離し逃げきって勝利した。リーダージャージのグスタフエリック・ラーション(スウェーデン、チームサクソバンク)は、ラスト3kmを切って落車に巻き込まれ負傷したが、総合を守った。


【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
個人タイムトライアルの後昼食を取り、14時半から行われた第4ステージ。午後から風が吹き、風で集団がバラけてしまうことが懸念された。スタート直後のアタックに、ミカエル・ダミアンが入り3人の先頭グループができた。集団をコントロールするサクソバンクはこの逃げを容認し、最高4分近くの差を広げる。しかし、レース後半になってサクソバンクが差を詰めるためにペースアップ。横風区間に入りサーヴェロ・テストチームも集団の前に固まり、主導権を握ると集団はばらばらになってしまう。この加速にきちんと反応できたのは、好調の宮澤崇史のみ。グレゴール・ガズヴォダは、この動きに危険を感じ反応しようとしたが、集団内でのポジションが悪く、中切れにあってしまった。

ラスト10kmで先頭を走るダミアンは第1集団に吸収され、宮澤崇史のスプリント勝負に期待がかかるもスプリンターを擁する強力チームに対し、一人で戦うには厳しく、この日も集団に埋もれてしまってのゴールとなった。調子は悪くないので、明日最終日でのスプリントを期待したい。ただ、この日44kmを過ぎたところで、増田成幸が落車し膝を負傷。明日のレースが危ぶまれる。


90km近く逃げ続けたミカエル・ダミアンは最後遅れてしまったが、フランスのテレビ局「フランス・トロワ」がスポンサーし、テレビ的に一番良かった選手を表彰する「イマージュ・デュ・ジュール」に選ばれ、表彰された。


【浅田監督のコメント】
午前中にタイムトライアルを終え、疲労モードが漂う中、いいタイミングでミカエル(・ダミアン)が3人の逃げグループを形成して抜けだした。あわや逃げ切れるかと期待を膨らませたが、集団のペースアップでラスト10kmで捕らえられてしまった。勝負を後続に託したが、宮澤しか先頭集団に残れず、成績につなげることができなかったのが残念。総合タイムで全員遅れてしまっているので、明日は積極的な走りをして、逃げに送り込みチャンスを掴みたい。

【宮澤崇史のコメント】
レース終盤で集団から一回切れそうになった時、ちょうどBboxブイグテレコムチームがすごい形相をして、隊列で追いついてきたので、自分の前に入れたら、3人前の選手が完全にブチーンと切れてしまった。それで、自分一人で引き倒して前に追いついたら、後ろには誰もいなかった。一人だけなんとか第1集団に残れた。あそこが一番きつかった。


【第4ステージ結果】
1.トル・フースホフト HUSHOVD Thor (サーヴェロ・テストチーム):2m18s48s
2.ジミー・アングルヴァン ENGOULVENT Jimmy (ベソンショスール・ソジャサン) :+04s
3.クリストフ・ルメヴェル LE MEVEL Christophe (フランセーズデジュー):+04s
4.ケヴィン・イスタ ISTA Kevyn (アグリチュベル):+09s
5.ジミー・ カスペール CASPER Jimmy (ベソンショッスール・ソジャサン):+09s
・・・
18.宮澤崇史:+09s
77.ミカエル・ダミアン:+3m25s
79.グレゴール・ガズヴォダ:+4m51s
108.セバスチャン・イヴァース:+8m18s
106.福島晋一:+8m18s
124.増田成幸:+8m48s

【総合成績】
1.グスタフエリック・ラーション LARSSON Gustav (チームサクソバンク):11m17s10
2.ブレット・ランカスター LANCASTER Brett (サーヴェロ・テストチーム):+32s
3.ダヴィ・ルレイ LELAY David (アグリチュベル):+33s
4.ニコラ・ルソー ROUSSEAU Nicolas (AG2r・ラモンディアル):+37s
5.ドリス・デヴェナインス DEVENYNS Dries (クイックステップ):+40s
・・・
65.宮澤崇史:+3m43s
72.グレゴール・ガズヴォダ:+6m25s
75.ミカエル・ダミアン:+7m36s
92.セバスチャン・イヴァース:+10m46s
116.増田成幸:+15m03s
122.福島晋一:+22m19s
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■参加チーム:18チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
QUICK STEP
TEAM SAXO BANK
AGRITUBEL
CERVELO TEST TEAM
LANDBOUWKREDIET
RABOBANK3
VORARLBERG - CORRATEC
AUBER 93
BESSON CHAUSSURES SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
SPAREBANKEN VEST - RIDLEY
EQUIPE NATIONALE ESPOIRS DE COLOMBIE
ROUBAIX LILLE METROPOLE

■チームメンバー
監督:浅田顕
141.ミカエル・ダミアン
142.清水都貴
143.宮澤崇史
144.福島晋一
145.パク・ソンベク
146.増田成幸
147.グレゴール・ガズヴォダ
148.セバスチャン・イヴァース

Photo:Cyclisme Japon/Chiho

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』 第3ステージ

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』
大会名&クラス:Tour du Poitou Charentes (UCI 2.1)
期間:8月25日~28日
開催地:フランス

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  平凡な成績で終わったタイムトライアルステージ
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8月27日 第3ステージ MONTS-SUR-GUESNES 22.6km

【レース速報】
第3ステージは朝8時半から22.6kmの個人タイムトライアル(TT)が行われ、グスタフエリック・ラーション(スウェーデン、チームサクソバンク)が優勝した。総合も大きく変わり、ステージ優勝したラーションが総合トップとなった。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、昨年スロベニアのタイムトライアルチャンピオン、グレゴール・ガズヴォダがチーム内では最高タイムの30分02秒でゴールした。

【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
第3ステージは、タイムトライアルスペシャリスト向きの細い道で3つの坂を含む22.6kmのコース。朝太陽がまだ登らない6時半にホテルを出発し、選手はコースを1度試走して、レースに挑んだ。昨年、スロベニアのTTチャンピオンのグレゴール・ガズヴォダは、レース前から気合が入る。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインの第1走者、福島晋一は8時38分にスタート。だが、スタート直後に後輪がパンクし、33分17秒のタイムでゴールした。タイムトライアルはどちらかと言うと得意の増田成幸だったが、まだ2kmほどしか進んでいない最初の下りでこれまた後輪をパンク。普段のレースではパンクしないのだが、今日に限っては立て続けにパンクに見舞われた。午後からのレースを見据え、その後増田はパワーをセーブして走った。期待されたガズヴォダは、30分02秒でゴール。チーム内では一番いいタイムだが、本人はこの不本意な成績に肩を落とした。うまく集中できず本来のパワーを出せなかったようだ。この日ガズヴォダは1分33秒遅れのステージ25位となり、総合26位となった。

【浅田監督のコメント】
タイムトライアルはスペシャリストのガズヴォダに期待がかかったが、力が発揮できなかったようだ。全体的に平凡なタイムで終わってしまった。

【第3ステージ結果】
1.グスタフエリック・ラーション LARSSON Gustav (チームサクソバンク):28m29s69
2.ダヴィ・ルレイ LELAY David (アグリチュベル):+25s
3.ブレット・ランカスター LANCASTER Brett (サーヴェロ・テストチーム):+32s
4.ニコラ・ルソー ROUSSEAU Nicolas (AG2r・ラモンディアル):+40s
5.ドリス・デヴェナインス DEVENYNS Dries (クイックステップ):+40s
・・・
25.グレゴール・ガズヴォダ:+1m33s
65.セバスチャン・イヴァース:+2m27s
106.宮澤崇史:+3m43s
117.ミカエル・ダミアン:+4m17s
120.福島晋一:+4m84s
126.増田成幸:+5m55s

【総合成績】
1.グスタフエリック・ラーション LARSSON Gustav (チームサクソバンク):8h58m13s
2.ブレット・ランカスター LANCASTER Brett (サーヴェロ・テストチーム):+32s
3.ダヴィ・ルレイ LELAY David (アグリチュベル):+33s
4.ニコラ・ルソー ROUSSEAU Nicolas (AG2r・ラモンディアル):+37s
5.ドリス・デヴェナインス DEVENYNS Dries (クイックステップ):+40s
・・・
26.グレゴール・ガズヴォダ:+1m43s
62.セバスチャン・イヴァース:+2m37s
93.宮澤崇史:+3m43s
101.ミカエル・ダミアン:+4m21s
110.増田成幸:+6m24s
123.福島晋一:+14m10s

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■参加チーム:18チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
QUICK STEP
TEAM SAXO BANK
AGRITUBEL
CERVELO TEST TEAM
LANDBOUWKREDIET
RABOBANK3
VORARLBERG - CORRATEC
AUBER 93
BESSON CHAUSSURES SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
SPAREBANKEN VEST - RIDLEY
EQUIPE NATIONALE ESPOIRS DE COLOMBIE
ROUBAIX LILLE METROPOLE

■チームメンバー
監督:浅田顕
141.ミカエル・ダミアン
142.清水都貴
143.宮澤崇史
144.福島晋一
145.パク・ソンベク
146.増田成幸
147.グレゴール・ガズヴォダ
148.セバスチャン・イヴァース

Photo:Cyclisme Japon/Chiho

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』 第2ステージ

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』
大会名&クラス:Tour du Poitou Charentes (UCI 2.1)
期間:8月25日~28日
開催地:フランス

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  宮澤、ラスト5kmから果敢にアタックするもあえなく吸収
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8月25日 第2ステージ ROUILLAC-SAINT MAIXENT L'ECOLE 185.5km

【レース速報】
第2ステージは、ルイヤック~サンマクサン・レコル間の183.5kmで行われ、集団スプリントで左から攻めたジミー・カスペール(フランス、ベソンショッスール・ソジャサン)が、余裕で両手をあげステージ優勝した。総合は変わらず、アントニー・ラヴァール(フランス、アグリチュベル)が守った。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、宮澤崇史が5km手前からアタックし、逃げを試みるもラスト1kmで集団に捕まってしまい、最後はスプリントする力が残っておらず、集団に埋もれてのゴールとなった。


【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
第2ステージは快晴で気温も高め。昨日敢闘賞を獲得したミカエル・ダミアンは、赤いゼッケンをつけて第2ステージを走る。


スタートしてすぐに坂があり、今日もスタート直後からアタックの応戦で、ハイスピードの展開となる。何人かの逃げができては集団が捕まえ、全くスピードが落ちない。そんな中、スタート直後にパク・ソンベクにメカトラが発生し、ロスタイム。スペアバイクで集団を追う。昨日はほぼ平坦のコースだったが、今日は左右ブドウ畑に囲まれた緩いアップダウンの道が絶えず続き、選手たちの脚を消耗させる。
それでもパクはなんとか一人で食らいつき、50km地点で集団の後方に追いつくかと思われたが、再び登りとなり集団もスピードアップ。集団に戻れないまま、あえなくリタイアすることとなった。

60km地点で集団から24人の逃げが決まった。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのメンバーは誰も入っていなかったため、宮澤崇史やグレゴール・ガズヴォダが反応して追走しようとするも、サクソバンクが逃げに乗っていなかったため、集団のペースを上げて逃げを追う。この追い上げで集団は2つに別れる。2時間たってもペースは落ちず、平均時速46kmで進む。サクソバンクの追い上げで、この強力な逃げもつぶされてしまい90km地点で再び一つの集団になった。

その後も強力な選手たちがアタックを試み、集団との差を広げるが、集団スプリントに持ち込みたいチームがコントロールして逃げを潰す。ラスト5kmでクイックステップの選手がアタックし、それに宮澤崇史が反応。数人でゴールを目指す。ラスト3kmに登りがあり、そこで別の選手が加速し宮澤も付いて行くが、ラスト1kmでスプリンターのトル・フースホフト(サーヴェロ・テストチーム)がひく集団に捕まってしまった。宮澤は集団の先頭で粘るも、スプリント勝負をする力は余っておらず、最後は集団に埋もれて34位でのゴールとなった。
明日は、午前に22.6kmの個人タイムトライアル、午後に98.5kmのマスドスタートが行われる。


【浅田監督のコメント】
今日はコースが複雑な前半を中心に逃げに乗せることでスタートした。だが横風と速い展開にうまく動けず、苦戦することとなった。レースは最終的にスプリント勝負になったものの、スプリントを待たずに数名で勝負に出た宮澤の走りは評価したい。残りのステージ、今一度チームを結束し勝負に挑みたい。

【第2ステージ結果】
1.ジミー・ カスペール CASPER Jimmy (ベソンショッスール・ソジャサン):4h10m58s
2.ジェレミー・ハント HUNT Jeremy (サーヴェロ・テストチーム):+00s
3.ギヨーム・ブロ BLOT Guillaume(コフィディス):+00s
4.アレクサンドル・ピショ PICHOT Alexandre(Bboxブイグテレコム):+02s
5.ステヴェン・カエトホフェン CAETHOVEN Steven(アグリチュベル):+02s
・・・
34.宮澤崇史:+02s
62.グレゴール・ガズヴォダ:+12s
91.ミカエル・ダミアン:+12s
99.セバスチャン・イヴァース:+12s
101.増田成幸:+31s
124.福島晋一:+9m24s
リタイア:清水都貴、パク・ソンベク

【総合成績】
1.アントニー・ラヴァール RAVARD Anthony (アグリチュベル):8h29m15s
2.セバスチャン・ジョリ JOLY Sébastien (フランセーズデジュー):+13s
3.ジェローム・ピノー PINEAU Jérôme (クイックステップ):+14s
4.ミカエル・スティーブンソン STEVENSON Michael (スパレバンケンベスト・リドレー):+16s
5.ジミー ・カスペール CASPER Jimmy (ベソンショッスール・ソジャサン):+17s
・・・
24.宮澤崇史:+29s
56.ミカエル・ダミアン:+33s
80.グレゴール・ガズヴォダ:+39s
90.セバスチャン・イヴァース:+39s
100.増田成幸:+58s
121.福島晋一:+9m51s

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■参加チーム:18チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
QUICK STEP
TEAM SAXO BANK
AGRITUBEL
CERVELO TEST TEAM
LANDBOUWKREDIET
RABOBANK3
VORARLBERG - CORRATEC
AUBER 93
BESSON CHAUSSURES SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
SPAREBANKEN VEST - RIDLEY
EQUIPE NATIONALE ESPOIRS DE COLOMBIE
ROUBAIX LILLE METROPOLE

■チームメンバー
監督:浅田顕
141.ミカエル・ダミアン
142.清水都貴
143.宮澤崇史
144.福島晋一
145.パク・ソンベク
146.増田成幸
147.グレゴール・ガズヴォダ
148.セバスチャン・イヴァース

Photo:Cyclisme Japon/Chiho

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』 第1ステージ

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』
大会名&クラス:Tour du Poitou Charentes (UCI 2.1)
期間:8月25日~28日
開催地:フランス

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  地元出身のダミアンが魅せた!逃げに乗り、6位&敢闘賞
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8月25日 第1ステージ CHATELAILLON PLAGE-AIGRE 185.5km 

【レース速報】
シャトゥレイヨン・プラージュ~エイグル間の185.5kmで行われた第1ステージは、32km地点でEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのフランス人ミカエル・ダミアン含む4人の逃げが決まり、その後追走が追いつき7人の先頭グループが形成された。8分近くあった差は後半一気に縮められるも、集団で抑える動きがあり、逃げきってスプリント勝負となり、アントニー・ラヴァール(アグリチュベル)がステージ優勝し総合トップに立った。ダミアンは、少し遅れてしまい6位でのゴールとなったが、スタート直後からのアグレッシブな走りが評価され敢闘賞を獲得した。


【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
曇り空の肌寒い中、第1ステージがスタート。今日は海岸から内陸に入るコースだ。スタート地点から20kmほどに実家がある地元ライダーのミカエル・ダミアンは、スタート前から知り合いたちに囲まれ、本人もやる気十分だ。前日のミーティングでも、このあたりのコースに詳しいダミアンが積極的に動くようにオーダーが出た。そのとおり、スタート直後の逃げにダミアンは積極的に乗っていく。しかし、逃がしてもらえず。集団のスピードは、ハイペースでどの選手も逃げに乗ろうと細かいアタックが繰り広げられる。道も細く、町中を通るためカーブも多いテクニカルなコースが続く。そんな中、道を知り尽くしているミカエル・ダミアンは果敢にアタックし、再び逃げを形成。この4人の逃げが決まると、集団のペースは落ち、追走した1人がすぐに合流。50秒差ついてから追いかけたジェローム・ピノー(クイックステップ)とロイック・デリアック(Ag2r・ラモンディアル)も前に追いつき、計7名の先頭グループができた。


集団との差を最高7分50秒に広げ、先頭の7人は好調に逃げ続けた。レース終盤になると、集団はサクソバンクやサーヴェロテストチーム、ベソンショッス-ル・ソジャサンなど先頭に選手が入ってないチームが、何人かの選手を先頭交代に出して、ペースアップを図る。ラスト10kmで集団と逃げの差は1分10秒。逃げきるかどうかぎりぎりのタイムだ。集団でもアタックがかかり、ペースアップするかに思われたが、逃げにエースのピノーを送り込んでいるクイックステップチームがコントロールし追走を封じ込め、ペースは上がらず。ラスト1kmでまだ20秒差あり、7人から6人に減った先頭グループでのゴールスプリントに持ち込まれた。

スプリント勝負では他の選手に歯が立たないと考えたダミアンは、いち早くアタックを仕掛けて逃げ切りを狙うが、スプリントを得意とするアントニー・ラヴァール(アグリチュベル)が一気に加速し、ダミアンを抜かす。ここでダミアンは力尽き、最終的にゴールスプリント勝負には絡めず、4秒遅れの6位でゴールとなった。勝利は逃したが、最初から積極的に逃げに入った彼の走りは評価され、敢闘賞を獲得した。


10秒遅れでゴールとなった集団でも最後は激しいスプリント勝負が繰り広げられ、スプリンターの宮澤崇史が最後一気に加速し12位でゴールとなった。勝利とは関係ないスプリントだが、良い手ごたえを感じたようだ。明日も今日と同じく積極的な走りを大いに期待したい。


【浅田監督のコメント】
今日は6位入賞。積極的な展開で1つ勝利に近づいた感触を得た。この流れで明日以降のステージに繋げたい。

【第1ステージ結果】
1.アントニー・ラヴァール RAVARD Anthony (アグリチュベル):4h18m34s
2.セバスチャン・ジョリ JOLY Sébastien (フランセーズデジュー):+00s
3.ジェローム・ピノー PINEAU Jérôme (クイックステップ):+00s
4.ロイック・デリアック DESRIAC Loïc (Ag2r・ラモンディアル):+00s
5.ミカエル・スティーブンソン STEVENSON Michael (スパレバンケンベスト・リドレー):+00s
・・・
6.ミカエル・ダミアン:+04s
12.宮澤崇史:+10s
84.清水都貴:+10s
85.福島晋一:+10s
88.セバスチャン・イヴァース:+10s
89.増田成幸:+10s
96.グレゴール・ガズヴォダ:+10s

敢闘賞:ミカエル・ダミアン

【総合成績】
1.アントニー・ラヴァール RAVARD Anthony (アグリチュベル):4h18m15s
2.セバスチャン・ジョリ JOLY Sébastien (フランセーズデジュー):+13s
3.ジェローム・ピノー PINEAU Jérôme (クイックステップ):+15s
4.ロイック・デリアック DESRIAC Loïc (Ag2r・ラモンディアル):+15s
5.ミカエル・スティーブンソン STEVENSON Michael (スパレバンケンベスト・リドレー):+16s
・・・
6.ミカエル・ダミアン:+23s
13.宮澤崇史:+29s
84.清水都貴:+29s
85.福島晋一:+29s
88.セバスチャン・イヴァース:+29s
89.増田成幸:+29s
96.グレゴール・ガズヴォダ:+29s

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■参加チーム:18チーム
AG2R LA MONDIALE
BOUYGUES TELECOM
COFIDIS
FRANCAISE DES JEUX
QUICK STEP
TEAM SAXO BANK
AGRITUBEL
CERVELO TEST TEAM
LANDBOUWKREDIET
RABOBANK3
VORARLBERG - CORRATEC
AUBER 93
BESSON CHAUSSURES SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
SPAREBANKEN VEST - RIDLEY
EQUIPE NATIONALE ESPOIRS DE COLOMBIE
ROUBAIX LILLE METROPOLE

■チームメンバー
監督:浅田顕
141.ミカエル・ダミアン
142.清水都貴
143.宮澤崇史
144.福島晋一
145.パク・ソンベク
146.増田成幸
147.グレゴール・ガズヴォダ
148.セバスチャン・イヴァース


Photo:Cyclisme Japon/Chiho

『ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント』 開幕直前レポート

8月25~28日から「ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント」が行われ、初めての出場となる。どのようなレースになるか?未知のレースだが、全力を尽くし挑む。

1)「ツール・デュ・ポワトゥー・シャラント」とはどんなレースなの?
先日行われた「ツール・ド・リムザン」と同じくフランスで開催されるUCI(国際自転車連盟)1クラスの4日間のステージレース。このレースでは、3日目の午前に22.6kmのタイムトライアルがあり、午後からは98.5kmのレースが行われる。そのため、4日間計5ステージで、総距離677kmのレースとなっている。チームにとっては、このレースは今回初出場となるため多少難しい点もあるが、ポワトゥー・シャラント地方出身のミカエル・ダミアンが大きな戦力となるだろう。各8選手18チーム計144選手が出場。ツール・ド・フランスでスプリント賞を獲得したトル・フースホフト(サーヴェロ・テストチーム)、ツール・ド・フランスでステージ優勝したハインリッヒ・ハウッスラー(サーヴェロ・テストチーム)やニキ・ソレンセン(サクソバンク)などの出場が予定されており、スプリンターたちが勢ぞろいする。

2)レースが行われる場所はどこ?
ポワトゥー・シャラントは、フランスの西部、大西洋に面する地方名。ポワトゥー・シャラント地方には4つの県があり、その地方内で行われるステージレースだ。第1ステージは海沿いのシャトライヨンからスタートし、東へ行って北上し、最終日は州都のポワティエにゴールする。

3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
スピードレースの展開の中、ゴールスプリントに持ち込まれる可能性の高いステージ。パク・ソンベク、宮澤崇史のスプリンターや好調の福島晋一でステージを狙い走る。みんなコンディションがいいので、良い結果が残せそうだ。

4)その他、豆知識な情報(特産や名所、面白い事等)
ポワトゥー・シャラント地方で有名な町は、ポワティエやラ・ロシェルなど。ポワトゥー・シャラント地方はバターやチーズなどの乳製品が有名で、特にヤギのチーズ生産量が多い。漁港の町ラ・ロシェル付近の海岸では牡蠣が養殖され、牡蠣の産地で有名な場所のひとつ。

レースのHP:http://www.tour-poitou-charentes.com

出場メンバー:福島晋一、宮澤崇史、清水都貴、増田成幸、パク・ソンベク、グレゴール・ガズヴォダ、ミカエル・ダミアン、セバスチャン・イヴァース
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