レース情報

『ジャパンカップ』レースレポート

『ジャパンカップ』レースレポート
完敗。しかし世界との距離は年々縮まっている。

【レース基本情報】
『ジャパンカップ』
大会名&クラス:ジャパンカップ (UCI HC)
期間:10月25日
開催地:宇都宮(日本)

【レースレポート】
例年、プロツアーチームは11周中の残り2,3周までは力を温存し、最後一気に勝負を掛けるのがジャパンカップの傾向。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは序盤に菊池誠晃を逃げに送り込み、勝負所に向けての大集団追走時に自チームが働かなくても良くする作戦を取った。作戦は功を奏しチームは力を温存したまま終盤の勝負所に突入、宮澤崇史を残り25キロ地点で先頭集団に送り込むことに成功。しかしプロツアーチーム陣の揺さぶりにより結局先頭集団はファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)、イヴァン・サンタロミータ(イタリア、リクイガス)、ホアキン・ロドリゲス、ダニエル・モレーノ、パブロ・ラストラス(3人ともスペイン、ケースデパーニュ)、クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク)の7名に。最後はケスデパルニュ陣を出し抜いたセレンセンが大金星を挙げるサプライズで幕を閉じた。

【浅田監督コメント】
今回は展開の予測はしっかり出来ていたものの終盤のペースアップにより作られた唯一の勝負どころでスピードに付いてゆけず完敗であった。昨年のような勝者との圧倒的な力の差は感じなかったが、結果的にチームのコンディションも勝負できるレベルに達していなかった。なによりもファンの皆様の期待に副えず大変に残念に思います。

【宮澤崇史のコメント】
あくまでも優勝をするための動きをした。無難な結果は初めから求めていません。結果が残らなければ全く意味はないが、プロツアー相手でも勝てるとの感触は掴めている。近いうちに日本の選手も勝てる日が来るだろう。

【清水都貴のコメント】
完敗です。今回も勝利宣言を行っていたのにファンのみんなには申し訳ないです。しかし、自分が優勝宣言するレースにおいては本気で勝つつもりでレースに臨んでいます。今後も言い続けますよ。

【福島晋一のコメント】
(自分が)最初に逃げを打ったんですが目立っていなかったのが残念(笑)。それは冗談として、結果には出ていないけど以前ほど日本人選手が門前払いとなっている感覚はなかったかな。

【菊池誠晃のコメント】
後半に必ず起こるプロツアーチーム主導の追走に、ウチの選手が参加する義務を免除するため、自分が序盤からの“逃げ”に乗ることはチームオーダーでした。あくまでも勝ちを意識した作戦。形は作れたが、まだ世界トップとの力の差はありますね。

【中島康晴のコメント】
今日は残り25キロ時点でアタックを試みましたが、玉砕でした。通年プロツアーチームとは海外で戦っていますが、シーズンオフ直前なのにしっかりとコンディションを合わせてくる彼らはすごい。来年以降、日本のホームを味方につけて日本人優勝者を輩出したいですね。

【(応援に来ていた)増田成幸のコメント】
自分が出るべきレースを傍らで見ているのは複雑な心境でしたね。チームがやろうとしていた事がひとまず形になっていたのがわかったので、後は総合的な戦力アップを図ればいつかは勝つことは可能だとは思います。(落車による骨折)順調に回復していますよ。

【レース結果】
1位 クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク) 4h06'19"
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、ケスデパルニュ)      +24"
3位 イヴァン・サンタロミータ(イタリア、リクイガス)   同上
4位 ファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)  同上
5位 パブロ・ラストラス(スペイン、ケスデパルニュ)      +40"
6位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、ケスデパルニュ)     +59"
7位 ヴァレリオ・アニョリ(イタリア、リクイガス)       +1'25"
8位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)
9位 鈴木真理(日本、シマノレーシング)            +2'08"
10位 グスタフエリック・ラーション(スウェーデン、サクソバンク)

13位 宮澤崇史(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+2'21"
15位 清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)同上
31位 福島晋一(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+3'01"
29位 中島康晴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+4'34"
45位 菊池誠晃(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'12"

一流のプロによる素敵な!写真はシクロワイアードでチェック!
http://www.cyclowired.jp/?q=node/20569

参加チーム:
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
Bboxブイグテレコム
ケスデパルニュ
リクイガス
サクソバンク
フジ・セルヴェット
ISD
シマノレーシング
愛三工業レーシングチーム
BLITZEN宇都宮プロレーシングチーム
マトリックス・パワータグ
チームブリヂストン・アンカー
ジャパンナショナルチーム

ジャパンカップ公式ページ:
http://www.japancup.gr.jp/

【スナップ写真集】

↑レース前夜の食事風景。



間違い探し!?もちろん眼鏡はナカジ地元の福井県産。




プレゼンテーションの待機中。自転車を評論しあう選手たち。


↑宮澤崇史とISD選手が歓談中。ヴィスコンティが宮澤の流暢なイタリア語に耳を傾ける


↑清水勝利宣言!


↑前夜の作戦会議。監督&選手が納得するまでレース本番の動きを組み立てる。


↑ベテランの西メカが、新人の高橋メカに技術を伝授


右京さんも宣伝抜きでメイタンCCを愛用しています


↑異様な緊迫感に包まれるレース直前のピット


↑故障中の増田も応援に駆けつけた


↑勝負の目。


↑浅田監督、清水に無線のイヤホンをテープで張り付ける


新城幸也(Bboxブイグテレコム)。今日は敵です。


Bboxブイグテレコムのロドリゲス監督。ベルナール・イノー&ローラン・フィニョンの元アシストとしてツールの総合優勝を二度経験。



幸也!ヘルメットが違うぞーっ!康司さん教えてあげて!

*****


レース直後の清水。すべてを出し切った表情。


レースの敗因を真剣に分析する清水と福島



ファンの皆様へ結果報告



恒例のジャパンカップアフターパーティー。Bboxブイグテレコムも全員参加。


アフターパーティー記念撮影。撮影してるのは誰だ!?

『ジャパンカップ』直前レポート

『ジャパンカップ』直前レポート

大会名&クラス:「ジャパンカップ」(UCI 1.HC)
期間:10月25日
開催地:宇都宮(日本)



アジア最高峰の大会であり、文字通りの世界トップ選手が来日して伝統の宇都宮周回コース上で競演するジャパンカップ。
今年はなんと世界最高峰のプロツアーカテゴリーチームが過去最高の5チームも参加するとあって、近年稀にみる激戦が繰り広げられること必至だ。エキップアサダも今年こそは勝利を収めるべく、背水の陣の決意で臨む。


写真:今年も勝利宣言をぶち立てた”ミヤタカ”こと清水都貴に期待だ!
Photo: CyclismeJapon

★どんなレース?
世界自転車競技連盟(UCI)が規定するカテゴリーにおいて”HCクラス”(Hors Classeオール・クラス=超級カテゴリー)に格付けされるアジア最高峰のレース、それがジャパンカップだ。場所は1990年に世界一を決める「世界選手権」が行われた伝説の宇都宮の周回コース、距離は14.1kmを10周+10.3km×1周する151.3km。このクラスのレースにおいては一見短い距離に見えるが、2kmで185mを一気に登る周回コースは休む暇を一切与えない為、レースは地獄の様相を呈する。


写真:メキシコの後は、日本美女からの祝福キスを狙う宮澤崇史。
Photo:CyclismeJapon

UCIカテゴリーが高いという事は勝利時の獲得UCIポイントも高いわけで、海外の有力選手にとっても結果を出す意味を持つ。そのためこのジャパンカップは、毎年世界のトップ選手が本気の走りを魅せる日本の欧州ロードレースファンにはたまらない大会となっており、沿道に詰めかける観客の多さでは欧州のレースにも負けない熱気を誇っている。

自ずと地元日本勢は毎年苦戦を強いられているものの、ツール・ド・フランスで日本人が初完走を果たした今年こそは、ホームの雰囲気を味方につけて大きなサプライズを起こして欲しい。昨年までチームメイトだった新城幸也(Bboxブイグテレコム)も参戦する。

おっと、もうひとつ特筆すべきは、エキップアサダサポーターの熱狂的な応援だ。その凄まじいほどの熱さはジャパンカップ名物となっているが、今年はさらに上を目指すべく、古賀志林道を”桜並木”に変えてしまう!?というもっぱらの噂だ。

写真:”逃げの福島”ブランド健在!林道を大いに沸かす”にいちゃん”こと福島晋一(ジャパンカップ08)
Photo: CyclismeJapon

そうそう、恒例のエキップアサダアフターパーティも開催されるので、是非皆さんも参加して欲しい。エキップアサダの選手とスタッフに加え、今年は新城幸也とBboxブイグテレコムの面々も参加する予定だ(新城選手以外のBboxブイグテレコムの選手達は参加出来ない場合がございます)。
↓参加申し込みページ↓
http://www.easo.jp/modules/eguide/event.php?eid=13


写真:新城幸也と大の親友であるナカジこと中島康晴。ナカジから新城に大好物のメイタンCCを渡し、それと交換条件にブイグにエキップアサダのアシストをお願いする作戦もありか!?
Photo: CyclismeJapon

★エキップアサダの意気込み:
勝利あるのみ。

2009年前半は勝利に恵まれなかったものの、9月に入ってからのチームはツール・ド・北海道、国体、ブエルタ・チワワにて立て続き優勝及び上位入賞を挙げている。ジャパンカップは選手達の最高のコンディションピークに位置する大会になりそうだ。

チームからはすでに2選手が勝利宣言をしており、本場欧州で戦っているチームとしての意地を見せつける絶好の機会となることだろう。エキップアサダは今回来日するプロツアーチームの大半ともすでに欧州で戦ったことがあり、決して勝てない相手ではないと確信している。

要注意は当然プロツアーチーム、そして昨年までチームメイトだった新城幸也(Bboxブイグテレコム)だが、ツール・ド・北海道、ブエルタ・チワワを通して脂の乗り切ったエキップアサダのチームプレーは一筋縄では崩せない。


写真:デカいレースほど大胆な逃げをカマす事で有名な”マチャ”こと菊池誠晃。カタールの砂漠、広島空港の周り(全日本選手権)を逃げ回った後は、プロツアー達から逃げなきゃ男がすたる。観客のみなさん!合言葉は「マチャ逃げろ!」ですよ!
Photo: CyclismeJapon


写真:エキップアサダ2008 in ジャパンカップ
Photo: CyclismeJapon2008

参加予定選手:
宮澤崇史、清水都貴、福島晋一、菊池誠晃、中島康晴
監督:浅田顕

レースオフィシャルHP:
http://www.japancup.gr.jp/
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