レース情報

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『プランタン・ブル(3/26)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『プランタン・ブル(3/26)』レースレポート


海藤稜馬:エカーズ選手。仏「ヴェネルク」チームに派遣中
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【レース情報】
レース名:プランタン・ブル(Printemps Bleu)
カテゴリー:2émes , 3émes , Juniors
距離:70km=1.75km×40周
期間:2011年3月26日
開催場所:Banyuls-sur-Mer
出走リスト:約40人
リザルト:27位

レース会場『バニュルス・シュル・メール』の所在地:

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【レースレポート】
きれいな地中海と、岩肌の見える異様な山々に囲まれた小さなリゾートの街中でのクリテリウム。スペインの国境に近いためかスペイン人が多く参加しているレースであった。

今回は今年初めての第2カテゴリーのレースだ。いままで走ってきた第一カテゴリーのレースと比べると格段にチャンスがあり、優勝を狙えるはずだ。自分にはスプリントの力が弱いことは十分わかっているので、もちろん逃げるしかない。

天気は晴れで風はそこまで強くないが、ゴール前は向かい風。人数は少なく40人ほど、長方形のコースは参加人数にちょうど良い大きさだ。
スタート直後からすぐ左に折り返して小さい路地に入る。路面の状況は悪く、大きな段差や荒れた路面でバランスを崩す選手もいた。S字カーブ、そして路上駐車等々が障害物になりレースを難しくしている。

そんな道なのに後方でスタートしたものだから、すぐに集団が長く伸び後ろで走らざるを得ない。コースの後半は道幅が広く、路面状態も良くない。小さな中央分離帯もあるがほとんどまっすぐゴールへと向かう。

スタート直後のハイスピードの展開に慣れず三周目くらいまで少し苦しんだ。集団のペースが一瞬落ち、気づくと2人の逃げが出来ていた。ところどころでペースが落ちるのを見計らって徐々に集団前方に上がっていく。

第1カテゴリーのレースと違って集団のスピードが何度も緩む。緩んではアタック、また緩んでアタックの繰り返し。そして二人の逃げに近づくとまたペースが落ちる。まだまだ序盤なので逃げを泳がしておきたいということだろうか。

そうしているうちに逃げとの差は徐々に開いていく。周りの選手のアタックに乗っていったり、自分でも何度かアタックして抜け出しを図ったがどれも決まらなかった。うまく抜け出しても1周も経たずに集団に吸収されてしまう。

集団が緩んでからアタックするが、それでは遅い。自分のスピードも落ちてしまってから再加速するからだ。そのためうまく集団を引き離せなかった。この点は反省しなければいけない。

そのうちに半分の20周目になる。何とか抜け出すためにも、細い路地に入る前にスピードが上がり集団が伸びたところを狙って、路面の悪い路地でのアタックを試してみた。決まらなかったが、手ごたえは悪くない。ここから自分で集団を苦しいペースに持っていこうと動き始める。集団が緩んだらとにかくアタックする。常に集団前方をキープする。そしてまた細い路地に入ってからアタックして抜け出そうとする。

何度も集団から数名で飛び出すが、そのあとが続かず集団に飲み込まれてしまう。26周目くらいまで攻め続けたが、攻め方が悪かったせいか抜け出すことはできなかった。先頭で苦しくなり、後続に後退を要求したらその選手が力強く踏んでいって自分は離れてしまった。悔しいことにその選手は、それから1周ほどかけて2人の逃げに追いついた。このレースでの大きな分かれ道だったと思う。やはりレースでは苦しいときこそ、さらに苦しみぬかなければいけないと痛感した。

広い路地に出て一瞬足を止めたらあっという間に集団後方に下がってしまった。いったん下がってしまうと細い路地では前方のアタックに反応できない。いつのまにか3人の逃げは吸収され、またアタック合戦となる。

何人か抜け出しそれを追う展開になる。疲労が徐々に溜まってきたせいか積極的に動ける時間が減ってきた。数名の逃げにはなかなか近づかない。

残りの周回が少なくなる中でだんだんとスプリントのことが頭に浮かぶ。この時点でレースは終わっていたのかもしれない。集団前方で力のないアタックを繰り返すが前には届かない。

最終周回に入り後ろで足を貯めていた選手が元気良くペースアップを開始する。十数番目で最後のストレートに入り一気にペースが上がる。自分にはスプリントをする余力も無くどんどん後ろから追い抜かれて集団後方の27位でのゴールとなった。

このようなクリテリウムでは、自分は逃げの走りをするしかないと感じた。そのためには元効果的なアタックを仕掛けなければいけない。集団が緩んだ瞬間に自分がスピードに乗っていればそれがアタックチャンスだ。また、レース中にレース展開を良く把握できていないと感じた。逃げが何人で、いつ吸収されたのかなどなど把握していないことが多かった。

脚の力ももちろんだが、頭で考えて走ることも重要だと感じた。これまでの反省を生かして、次のレースは勝ちを狙いたい。

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『グランプリ・ド・タルノス(3/20)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『グランプリ・ド・タルノス(3/20)』レースレポート


海藤稜馬:エカーズ選手。仏「ヴェネルク」チームに派遣中
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【レース情報】
-レース正式名称:『グランプリ・ド・タルノス』(Grand-Prix de Tarnos)
-カテゴリー:1,2,3
-距離:120km
-期間:2011年3月20日
-開催場所:Tarnos(タルノス)
-リザルト:153位

レース会場『タルノス』の所在地:

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【レースレポート】
今回のレースはトゥールーズ近郊の家から西に300キロの港町、バイヨンヌの近くの町でのレースだった。久しぶりの海が楽しみであった。

コースは予想通り平坦のクリテリウム。コースの一部を試走してからスタートに着く。今日は強い風は吹いていない。

レースはゆっくりとしたペースで始まり、一人の選手のアタックから徐々にスピードアップしていく。コースは大まかに言うと楕円形の周回。折り返し地点で集団が毎回詰まり、そこを抜けてからまた集団が伸びるといった感じ。緩やかなアップダウンがあるが集団は常に40~50キロで進む。
道路は広いので容易に集団の前に上がれるが、そのぶん気を抜くとすぐに後方に下がってしまう。スタート直後は集団が活性化しているので、楽な位置で走っていた。何度もアタックが繰り返される。

5周を過ぎてから集団前方に上がって他の選手のアタックに反応する。8周目に入って、またも他の選手がアタックする。集団が追うのをためらっている隙をついて自分も先行していた選手を追い始める。

バラバラだった五人がまとまってローテーションして回り始めた。集団はまだ来ない。と思いつつ踏み続けて9周目に入る。どうやらやっと集団が逃げを容認したようだ。それからも高速でローテーションする。

一番楽そうに走っている選手がもっとスピードを上げろと檄を飛ばす。自分は持続できる全力を出していたので苦しかった。腹筋がうまく使えずに脚に負担をかけすぎている、と感じてフォームを意識しつつ走る。それでも自分が一番苦しんでいた。まだまだこのペースを維持するには弱い。

うまくローテーションできなくなり脚が痙攣し始めた。ついに11周に入ってから、5人の逃げから遅れてしまった。脚を休めつつ集団に復帰。楽に走れる位置で回復を待つしかなかった。結局その逃げは12周目に吸収されて、またアタック合戦が始まった。自分はまだ動けない。

決定的な逃げが出来ないまま、残り7周となって集団がかなり活性化してきた。自分もそろそろ脚が回復してきたと感じたので、前に上がろうとする。しかし、スピードの上がった集団と折り返し地点に入るごとに後退してしまい、なかなかうまくいかない。

残り5周に入って気づけば前に十数名の逃げが出来ていた。そこからアタックをして追いつこうとしたが集団を振り切ることができなかった。しばらく前方で動いていると、また脚が攣りそうな感覚が戻ってきた。

逃げ集団が見えなくなり、集団が追いつくのを待つしかなかった。未だに集団は活性化しており最終周回に近づくにつれて、逃げ集団が近づいてきた。ラスト一周の鐘が鳴る。

自分は集団内に埋もれてしまって何も出来なかった。最後の折り返し地点で逃げにあと少しのところで追いつけずスプリントが開始された。自分は集団内でのゴールであった。

今回のレースでは平坦を高強度で走る力がまだまだ弱いと感じた。腹筋を中心とした体幹の弱さが原因のひとつである。最終局面で何も出来なかったのは反省しなければいけない。集団内でも力を使ってでも前に進まなければ、何も起きないし、何も学ぶことができない。次のレースもクリテリウムになるはずだ。苦しむのを惜しまずどんどん前で展開していきたい。

海藤稜馬

【EQADSレポート】木下智裕選手による『グランプリ・ド・タルノス(3/20)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
木下智裕選手による『グランプリ・ド・タルノス(3/20)』レースレポート


木下智裕:エカーズ選手。仏「G.S.C.ブラニャック」チームに派遣中
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【レース情報】
-レース正式名称:『グランプリ・ド・タルノス』(Grand-Prix de Tarnos)
-カテゴリー:1,2,3
-距離:120km
-期間:2011年3月20日
-開催場所:Tarnos(タルノス
-リザルト:リタイア(落車)

レース会場『タルノス』の所在地:

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【レースレポート】
オールフラットの周回レース。。
5kmを24周の120km。こんなレースは風が強いと非常に難しいレースになるが、今日はほぼ無風に近い。カテゴリは1、2、3。

気持ち的には、しっかり自分で前に前に展開し、レースを作ると共に自分の脚も作って行く気持ちでスタート地点へ。今は勝つことよりもしっかり脚を作り、来るレースのレベルに体をもっていくこと、段階をしっかり追う事を頭に入れる。
今回はスペインのチームも来ていて、スペイン語も耳に入る。

後方に並びレーススタート。
もちろんスタートからアタック合戦。しかし道幅は4車線程あり広く、見通しも良いのでアタックしても集団の後ろで休んでいる選手も多くて、全く決まりそうにない。
山を張る訳ではないが、潰れる逃げに乗ることより、まとまった逃げに乗って走ってゴールへ行くことが、体に負荷を掛けるためにもベストなので無駄なことはしないでしばらく様子見。
そして集団が疲れて来たのを感じたら、レースに参加して行くプラン。

そんな中でも、集団の前に行こうと思えばいつでも上がれた。コースも広いが、レースのレベルがある程度ならば、一回後ろに下がったらさほど簡単には前に戻れないだろう。今回のレースのレベルはそれほどだった。

スタートして40km程だったろうか、アタック頻度が落ちてきたのを感じて集団の前からスルスルっと集団右前方へ上がっていく。

すると自分の更に右から選手が来てアイコンタクトしたのでそのままの勢いでアタック。4人で抜け出す。
しかし今までのアタックと同じような感じで吸収、自分としては決して調子がいい感じがする訳ではないが、まだ一回しかアタックしてないので余裕があり、吸収される直前にもう一度踏み込んで前に出る。
一人で踏んでいると後ろからもの凄い勢いで3人に抜かれた。踏み込んでいて、ぶち抜かれるのは想像していなかったので一瞬怯んだが、なんとかモガイて3人とドッキング。

後ろはみない、ココまで何も動いてないから、頑張る頑張る頑張れる。

しばらくすると4人追いついてきて、7人の逃げ集団になる。ラスト40kmくらいまで逃げた。
その中ローテーションを全くしない選手が1人いたが、意味がよく理解できなかった。

そんな人間がいると、モチベーションがなかなか上がらないのが逃げ集団。度々リズムが乱れているので、この集団でゴールを目指すのを止めた。強そうな選手もいなかったので、そこからもう一段アタックするメリットもなし。

90km地点くらいで集団に飲み込まれる。

そこからはアタック合戦、決まらなそうと自分で思い込んでいるだけで、自分で決めてやろうと、タイミングを見計らい単独で何度か行ったが、一人でガンガン踏んでるつもりでもスピードが出てなかったのが正直な所。

まったく決まらないので、もう集団スプリントへ考え方が傾いてくるが、この時期に下手な落車を避ける為にも、逃げ集団展開するように努力した。
しかし、もはやゴール前ラスト10km。集団は緩まない。

モヤモヤしながら集団の真ん中、走っていたら自分の前、二人目のの選手がハスって落車。意外と落ち着いていて、「あー、自分もコケル」と思い、怪我を最小限に抑える為、必死にタイヤがロックしない限界ギリギリで急制動を試みるが、その次の選手も落車して完全に前が塞がれて自分も前方宙返りして、着地。

飛び込み前転と同じ要領でしっかり受け身が取れて、首も丸く前に丸めたのでヘルメットは傷ついたが、擦過傷も無かった。
本当に不幸中の幸いだった。落車は本当に恐ろしい。去年の記憶がよみがえってきた。

ホイールなどチェックして再スタートを切ろうとするが、後輪がパンクしていた。

クリテリウムなので、ニュートラリゼーション(機材破損、パンク、落車等の不測のトラブルの場合、一周の猶予周回が与えられる)があるかどうか、コミッセルに確認するが、今回は無いよう。
よって、ここでレースは終わり。

なにより怪我しなくてよかった。

落車リスクを極力低くしなければならないと、レースの神様が自分に教えてくれたレースでした。
本当に落車は気をつけます!
木下智裕

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『トロフェ・デ・バスティド(3/13)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『トロフェ・デ・バスティド(3/13)』レースレポート


海藤稜馬:エカーズ選手。仏「ヴェネルク」チームに派遣中
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【レース情報】
レース名:Trophée des Bastides
カテゴリー:第1、第2、第3、ジュニアカテゴリー
距離:135km
期間:2011年3月13日
開催場所:Sainte-Livrade sur Lot
出走リスト:約40人
リザルト:不明

レース会場『サント・リヴラード・シュル・ロ』の所在地:

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【レースレポート】
日本のことが気がかりで移動中は心がレースに向いていなかったが、スタート地点に到着して車を降りてやっとレースに臨む気持ちになれた。

去年もレースで走った記憶があったがコースまではよく思い出せない。大周回と小周回を回るコースのようだ。出場人数は約40人と少ない。

スタート直後に雨が降ってきた。防寒具なしでは寒く、少し心細いスタートとなった。しかも、人数が少ないレースのため皆なかなかレースモードにならず、ゆっくりしたサイクリングペースが続いた。

今回のレースは山岳ポイントとスプリントポイントがあるとのこと。場所はわからない。10キロ地点だろうか、その山岳ポイントの丘に差し掛かりやっとレースが始まった。だが、まだ様子見程度の動きだ。

その後の丘の登り初めで、強そうな選手が集団の前に上がってきた集団を伺うや否や、アタックを仕掛けた。皆すかさず反応して一気に一列棒状になる。ここからは丘のアップダウンでアタック合戦が始まった。

他の選手のアタックの流れに乗って自分も抜け出しを試みる。何度もダッシュを繰り返す。かなり苦しいが、この展開は楽しさもある。動き過ぎたせいかだんだん疲れが出てくる。

皆逃げたい思いは一緒で、アタック合戦は収まらない。皆の疲れが出始めた頃だろうか。苦しい場面で自分が集団の後方に下がったとき、気づいた頃には3,4名が逃げを決めていた。40キロ地点だったと思う。どこかのチームの動きで集団が抑えられ、逃げが決まってしまった。

これはまずい、と思いつつ集団内で脚を休めるしかなかった。するとしばらくしてまた集団が活性化しはじめた。まだまだゴールは遠いと判断し自分は集団内に待機して逃げの吸収を待つしかなかった。

集団内でもじわじわと苦しいペースで進んで行く。徐々に逃げとの距離が近くなってきた。逃げが捕まる前後の動きに備える。逃げを目の前にして、緩い丘で数名が抜け出す。自分には追いかける余裕も無く、集団内で耐えしのいだ。

それからまたしばらくして集団がひとつにまとまる。そしてアタック合戦。丘の登り区間で集団が伸びて、遅れていく者も出はじめた。

その丘で集団が崩壊し始めた。脚が一瞬攣ってしまい、自分もたまらず遅れてしまった。先頭集団は20名ほどであった。遅れた6,7名で必死にローテーションして先頭集団への復帰を試みた。周りの選手が平坦をがつがつ踏んでいくが、自分はどうしてもそのスピードについていけずローテーションに馴染めないでいた。

必死に踏んだがもう脚が限界であった。足が攣り、75キロ地点で千切れてしまった。その後は遅れた選手と先頭交代しながらゴールへと向かった。

今回もまともに走りきることができなかった。今の自分の力では第一カテゴリーよりも第二カテゴリーのレースを走るべきだと感じた。そして、いうまでも無くさらなる練習が必要である。

また、いつも悩まされる足の痙攣について対策をしなければいけない。去年はシーズン後半には脚の痙攣は少なくなっていた。そのことから、レース強度への対応力、耐久性をトレーニングによって強化しなければいけないと感じた。それ以外にも、体内の水分とミネラルのバランスからも考えなければいけない。普段から体に水を蓄えること。レース中の水分補給も、今よりもしっかり取るべきである。

ペダリングから考察すると、今の自分は思いギヤを使いすぎていると感じた。重いギヤを踏むことで筋肉への疲労が大きくなり、それが痙攣しやすくさせているのではないか。今一度ペダリングについて考えながら練習したい。

海藤稜馬

【EQADSレポート】木下智裕選手による『トロフェ・デ・バスティド(3/13)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
木下智裕選手による『トロフェ・デ・バスティド(3/13)』レースレポート


木下智裕:エカーズ選手。仏「G.S.C.ブラニャック」チームに派遣中
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【レース情報】
-レース正式名称:『トロフェ・デ・バスティド』(Mars a Sainte-Livrade)
-カテゴリー:1,2,3,Junior
-距離:135km
-期間:2011年3月13日
-開催場所:Sainte-Livrade-Sur-Lot(サント-リヴラード-シュル-ロ)
-リザルト:約20位

レース会場『サント・リヴラード・シュル・ロ』の所在地:

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【レースレポート】

写真:木下の派遣先チーム「G.S.C.ブラニャック」の選手たち

天候は雨、気温は13℃前後。それに加えてここ数日のフランスは風がとても強く、強風の中でのレースでした。
今日のコースは平坦基調のアップダウン、距離は135km。登りは1~3km程の坂が連続し、坂の勾配はキツいところで8%くらいで、パワフルに走れるライダーが強いコース。
今回のレースはちょっと特殊だった。申し合わせたかのようにスタートして20kmあたりまでずっとスローペースでアタックが掛からない。
チームメイトに「どこでレースがスタートする?」と聞いたら、もう5km前にスタートしたと、これこそフランスのレースだよ。と
皆、雨で前半のモチベーションが低かったのか。距離を消化してからレースを開始したかったのか。

写真:チームメイトと談笑する木下(左)

そんなまったり走っているときに、まず前回のレースで感じたこと、「逃げに乗るまでが重要」ということを強く意識し直す。

20km程距離を消化して、1.5km程の登りに入ったところでのアタックでレースはスタート。
ドンパチドンパチ、40秒フルもがき連発のアタック合戦。
体の調子が良くてグイグイ踏める日だった。チームメイトと交互にアタックに反応して逃げに対して積極的に動いて行く。
体の調子が良くても、強い選手のアタックの後ろにピタット付いて安心できない。もの凄いペースで引き回される。そして先頭交代を要求されるので更に苦しい。

何度も抜け出すが、何度も捕まるの繰り返し。少し去年と違うのは、捕まった瞬間のカウンターアタックには、ほぼ必ずチームメイト(GSC Blagnac)がチェックに入っていること。
やっぱりロードレースはチームで走るものだ。そして今年のチームメイトは強い。

ハイスピードの激しいアタック合戦の中、Wondelという強いチームの方を含んだ3人で抜け出して20秒のアドバンテージを得る場面があった。
時速60km/hで進む平坦とアップダウンの区間での30秒の差は大きいので、後ろ見えなくなり、決まったと思った。

その後5分後に吸収。その次の次のカウンターアタックでチームメイトが入った4人の逃げが決まった。
そこからは逃げに乗っていないチームのアタックに反応して、前の逃げ集団に合流しようとするという意図で他チームのアタックに反応して連れて行ってもらおうと思うが、(前にチームメイトが居る状況で自分が積極的に追うメリットもそこまでない)上手くいかなかった。
本当は、自分から動いて何人かで前の集団に合流するアクションを起こそうと思ったが、チームメイトと強調してそこまでの動きはしなかった。

逃げ集団と1分差を保って集団が追う状況。
その後71km地点からの3kmの登りでペースが上がり、更に登った直後からの強風横風区間で集団は20人程になった。前でゴリ踏みしてローテーションしたら人数が急激に減った感じ。
人数が絞られた後は皆で2列ローテーション。
ラスト10kmで前との差が1分を保ったまま2kmの登り最後尾で入って最後尾でギリギリ抜ける。やはり登りがキツい。
20位まで賞金が貰えるので、ラスト5km地点で2km程の登りに入りペースが上がる。自分は踏めなくて遅れる。苦しいというより、頭が苦しい感じ。最近のレース毎回同じ傾向。
遅れた直後に前輪パンクし、泣きっ面にハチ。そのまま下ってゴール。ゴールしたら後輪もパンクした。
結果は把握できていないけど20番くらい。
チームメイトで上位に入ったのは逃げ切った集団の4位のピエールと5位のジュリアンかな?

雨によるパンクと落車の多いレースだった。
けれど最近の悪天候の中のトレーニングのおかげでいつも通り問題なく走ることが出来たので、これからも悪天候の中の練習もしっかりやって行こうと思います。

今回のレースで今シーズン欧州3レース目。
怪我が治ってから、ようやく少しずつ高い強度で走れるような感覚も掴めてきた。ベースアップのトレーニング、継続的にがんばろう!


木下智裕

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『グランプリ・ダルビ(3/7)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『グランプリ・ダルビ(3/7)』レースレポート


海藤稜馬:エカーズ選手。仏「ヴェネルク」チームに派遣中
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【レース情報】
-レース正式名称:『ル・グランプリ・ドゥヴェルチュール・ダルビ・ル・セケストル』(le Grand Prix d'ouverture d'Albi-Le Séquestre)
-カテゴリー:Elite National,1,2
-距離:4 x 30km = 120km
-期間:2011年3月7日
-開催場所:ル・セケストル(Le Séquestre)
-リザルト:リタイア(パンク)
http://www.directvelo.com/direct-velo/actualites/12812/grand-prix-d-albi-classement.html

レース会場『ル・セケストル』の所在地:

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【レースレポート】
今回は丘のアップダウンの多いレースで平坦があまりない。第一カテゴリーの選手は12人ということで、前回のレースよりは自分にもチャンスがあると感じた。


最初から高速でのレース展開。流れに乗って集団の前に上がろうとするも、なかなかうまくいかない。
集団の20~30番目くらいの、無駄に力の使わない楽な位置で集団の様子を伺おうとする。が、うかうかしているとすぐに集団の後方に下がってしまう。

周回の最後、去年は3,4周目のみ登っていた細い激坂が今回は1周目から現れた。細い道なので前に上がっておくべきだったが30~40番くらいで登りに入った。狭いので周りの流れに乗って登るしかなかった。細い激坂を抜けたあと、さらに緩い丘が待っている。横風のためか一列棒状になっていたが、その横を前の選手が抜いていったため、その流れに乗って集団の前に上手く上がることができた。

下りも細い道で集団が伸びる。ここは確実に今回のレースのポイントとなる地点だと感じた。しかし1周目は集団が大きく割れることはなかった。

下りきった後の直線はハイスピードでスタート/ゴール地点へ向かう。ここの路面が悪いことはレース前に確認済みであった。

しかし、段差を避けきることができずに、強く車輪を当ててしまった。このことが原因で2周目にはいってすぐにパンクしてしまった。集団の前方に居たが、車輪を交換してもらう間に集団は遠くに行ってしまった。追ってはみたものの集団からはどんどん離されていった。

ここで、レースは終了。練習に切り替えることにした。自分の持続できるスピードで巡航を始めた。次第に遅れた選手が集まり10名ほどになる。周りは第三カテゴリーの選手ばかりだった。

積極的にグルペット集団を牽いて、徐々に足が動かなくなるのを感じた。三周目の激坂に入り、他の選手がペースを上げた。必死に食らいついたが、4周目の最初の登りで足が攣ってしまった。復帰を試みたがどうにもよくならずリタイヤを決めた。

今回のレースは不運にもパンクしてしまったと思うと同時に、もう少し注意していればパンク防げたのではないかと考えた。
パンク後に自分なりに追い込めた点は良かったと思う。しかし、最終回までしっかり走れるようにペース配分をするべきだった。今後は、ゴールまでにちょうど力を使い切る走りを意識して練習していきたい。

海藤稜馬

【EQADSレポート】木下智裕選手による『グランプリ・ダルビ(3/7)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
木下智裕選手による『グランプリ・ダルビ(3/7)』レースレポート


木下智裕:エカーズ選手。仏「G.S.C.ブラニャック」チームに派遣中
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【レース情報】
-レース正式名称:『ル・グランプリ・ドゥヴェルチュール・ダルビ・ル・セケストル』(le Grand Prix d'ouverture d'Albi-Le Séquestre)
-カテゴリー:Elite National,1,2
-距離:4 x 30km = 120km
-期間:2011年3月7日
-開催場所:ル・セケストル(Le Séquestre)
-リザルト:34位
http://www.directvelo.com/direct-velo/actualites/12812/grand-prix-d-albi-classement.html

レース会場『ル・セケストル』の所在地:

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【レースレポート】
コースはひたすらアップダウンの2~3分登りが頻繁に現れる一周30kmのコースを4周のは120km。
去年このレースを走ったときには2周目のアップダウン区間の下りで隣の選手と絡んで60km/hくらいのスピードで転んだ痛い記憶がある。今回は無事に走り切りたいと思った。

レース会場に到着してゼッケンをもらい、チームのミーティングがあるがフランス語でなかなか聞き取れなかったなあ。
激坂区間へ入る時に先頭から25番以内で入る事と、前半の逃げが出来るまでが重要なので、前半から皆で積極的に逃げに入るように頑張ろうとの指示。

先週に比べて気温がぐっと上がり、15℃近い気温でアームウォーマーだけ着用してスタート地点へ。
スタート地点で選手を見渡して、「ああこの選手めちゃくちゃ強い選手だった」なぁ、と去年の記憶がよみがえってくる。またフランスの皆様、よろしくお願いしますといったところ。

今回の目標は完走。
レースはスタートして2kmパレード走行した後、いったんストップしてアクチュアルスタート。

スタート直後はフランスのレースにしては比較的落ち着いていて、そこまでアタックは掛からない。アップダウンの区間は道幅も広いのでなかなか逃げが決まりにくいので、アップダウン後の平坦区間で前に上がるように意識して走った。
一周目流れに乗ってチームメイトとアタックする。

2周目。

アップダウン区間で集団が割れる。ギリギリ先頭20人に食らいついたが、その後の1分下った後の2分登りであっけなく千切れる。
後ろから集団が来るので呼吸を合わせながら再加速。前の集団にチームメイトがいるので、そこからは集団待機。待機といっても登り坂に入ると苦しい。特に登り切った後の平坦区間が。ここでメイタンCCを3本チャージして生き返る。

あまり辛くて覚えていないが、前の20人程のグループのペースダウンにより50km地点程で集団は一旦一つになる。ここで前に上がれる力がありアタックしたら決まるな、と思った。
そう思った瞬間に先頭でアタックが掛かり、チームメイト2人を含む10人の逃げ集団が形成された。この時点で自分は集団の真ん中。集団の密度が濃いために前に居なければ何も出来ないのはわかっているが、踏めなかった。
主要チームが各1~2名入った逃げだったので、一気にタイム差が開き、前方の集団以外のレースはそこでレースは終わった。
あとは完走目指して走ってゴール。今リザルト確認したら34位でした。

逃げが決まるまでの時間帯がとても重要だという事を再び思い知らされるレースで、今回も学ぶことの多いレースだった。

木下智裕

『エカーズ』ジャーナル3月6日:【エカーズが埼玉クリテリウムにて優勝&入賞!】

【『エカーズ』ジャーナル3月6日:エカーズが埼玉クリテリウムにて優勝&入賞!】
エカーズ予備選手の小竹俊輔がC1クラスで優勝、エカーズ谷口正洋が3位。
代稜介が上級クラスで2位入賞。


写真:C1優勝の瞬間の小竹俊輔(エカーズ予備選手)。後方には3位の谷口が見える。


写真:上級クラス2位の代凌介(左)と橋詰丈(右)


写真:C1クラス3位の谷口正洋。ボクシング経験者である


小山貴大が成人に混じってスタートラインに立つ

その他「埼玉クリテリウム」の写真は下記URLで確認出来ます:
http://www.cyclisme-japon.net/modules/photo/viewcat.php?cid=90

埼玉クリテリウムホームページ:
http://www.saitama-cf.com/information/20101219/index.html

エカーズ選手紹介ページ:
http://www.cyclisme-japon.net/modules/team/category0018.html
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