レース情報

Paris-Corrèze 第2ステージ レースレポート

フランスに日本旋風、清水が総合優勝果たす!
//// チームメイトたちで集団をコントロールし、守った清水の総合優勝  ////

■8月7日  Brive-la-Gaillarde - Chaumeil 161,7 Km
【第2ステージ】
1.Lloyd Mondory (Fra、AG2R La Mondiale)

【総合成績】
1.清水都貴 

■現地レポート/岩佐千穂
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1ステージで優勝し、緑のリーダージャージを着る清水は、朝から自転車ファンへのサインや報道陣に取材を受け忙しい。この日は曇り空で気温も25度ほど。リーダージャージを着た清水がスタートラインに立ち、第2ステージが始まった。この日のコースは、161,7キロで50キロほど走り、21,4キロのサーキットコースに入り、5周してゴールとなる。このサーキットは、標高826mの上りがあり、下りは細く、その後もアップダウンが続く。だんだん足にたまってくるコースだ。作戦としては、清水と3秒差と5秒差の選手をマークし、総合に関係のない選手の逃げはある程度容認し、集団をコントロールするならペースを上げすぎてチームが分解させられないように慎重に動き、できるだけ清水と新城の力を溜めつつレースを運ばせることだった。

スタートして8キロ、最初の上りで集団から12人が飛び出した。クリストフ・モロー(アグリチュベル)やアントニ・シャルトー(ケスデパーニュ)など強豪選手が入った逃げだったため、すぐに30秒ほどの差が開く。上りを過ぎてから、梅丹本舗・GDRが集団をコントロールし、差は1分20秒くらいになる。なんとかそのタイム差で保っていたが、その後のアップダウンで徐々に広がっていく。しかし、レースはまだ長く勝負は周回コースに入ってからだということで、浅田監督の指示やキャプテン福島晋一のアドバイスでペースを上げすぎないように焦らず、集団の先頭を引く。3 分40秒差で最初の周回コースに入り、2周目で先頭との差を2分55秒に縮めた。3周目の上りで集団から数人ずつ飛び出し、追走が17人できる。集団は依然梅丹本舗・GDRが集団をコントロールする形となる。先頭で逃げていたモローは2度のパンクに見舞われ、ラスト2周でアグリチュベルもコントロールし始め、ペースが上がった。ここで、ずっと集団を引いていた梅丹本舗・GDRのコントロールは崩壊し、それまで足を溜めていた清水と新城が集団に残った。集団から数名がアタックし逃げていた選手たちに合流するも、その後すべて集団に吸収され、ギヨーム・ルバルレ(フランセーズデジュ)だけが一人先頭に立ち、そのあと集団でラスト周回に突入した。ラスト2キロで総合2位で3秒差につけるブリス・フイユー(アグリチュベル)がアタックし、ひやりとする場面もあったが、新城が差を詰め集団は再び一つとなり、最後はAG2rとAuber93の選手が飛び出しゴール。数秒遅れで集団が入り、清水はガッツポーズでゴールした。ゴール後、最後までアシストに徹した新城と抱き合い清水はリーダーを守り切ったことを喜んだ。総合トップと同時にポイント賞も獲得した。

昨日の1クラスの勝利だけでなく、総合優勝というビッグタイトルも守り抜き、チーム全体の士気も上がっている。次に狙うは8月19日~22日に行われるツール・ド・リムザンだ。

■清水都貴のコメント:「チームメイトのおかげです。今までで一番うれしい勝利です。今日は、周回コースに入ってからあまり調子が良くなかった。下りで離されて何度かちぎれそうになっては追いついて、幸也の方が調子が良かった。幸也自身も勝てるチャンスがあったので、ツール・ド・リムザンでは逆に僕が引きまくって幸也を勝たせる展開に持っていきたい。」

Paris-Corrèze 第1ステージ レースレポート

清水、フランスで初勝利し総合リーダーに!
//// 攻撃し続けた梅丹本舗・GDR、チーム念願の1クラスで優勝  ////

■8月6日 St Amand-Montrond - Ambazac 196,6 Km

【第1ステージ&総合成績】
1.清水都貴 5h04m26s
12.新城幸也 +1m59s、42.福島康司 +2m03s、72.岡崎和也 +10m15s、81.中島康晴 +10m15s、110.小森亮平 +20m22s、116.福島晋一 +20m22s
リタイア:セオ・ジュンヨン

総合リーダー&ポイント賞:清水都貴
チーム総合トップ:梅丹本舗・GDR

■現地レポート/岩佐千穂

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コースマップを見ると絶えずギザギザで起伏のある196、6キロのコース。
この日は暑すぎる天気だった。スタートから動きが激しく3,4キロで11人の逃げができ、小森が入る。この逃げが吸収され、10キロすぎに13人の逃げが決まり、今度は新城が入る。これが集団と25秒差くらい開き決まるかと思われたが、逃げに乗れなかったAG2rとブルターニュ・アモールルックスが追いかけ、44キロ地点で吸収された。これが吸収されたと同時に次の動きがあり、ここに福島晋一が入る。先頭は4人となり、集団のペースも落ちて、この逃げが決まった。最高7分くらい開く。長い間4人で逃げ続けたが、137キロにあるこの日唯一山岳ポイントが設置されている峠で、先頭の4人は捕まってしまう。こののぼりで集団はばらばらとなり、好調の清水は集団前方で通過した。
頂上で新城も清水に追い付き、下りで福島康司も合流し、40人ほどの集団に梅丹本舗・GDRの選手は3人となる。

ラスト45キロ地点くらいで、集団から7人が飛び出し清水が最後に追い付き、先頭は8人に。集団との差はすぐに35秒開き、徐々に差を広げていく。一人脱落し7人となった先頭は2分弱差をつけて、周回コースに入った。17,3キロのサーキットを回ってゴールとなる。この周回に入って、アタック合戦も激しくなり、清水はアタックに反応し上りは3番手くらいで上る。後手に回らないように、攻める清水は、ラストで先頭2人となり、総合タイムを稼ぐため、ブルターニュ・アモールルクスのノアン・ルラージュと一緒にゴールを目指した。しかし、下りでアグリチュベルのブリス・フイユーが一気に追いつき、2人を抜かし最後の上りへ。清水はここで辛かったがなんとか粘り、前の選手のペースが下がり、一気に抜かしゴールを目指した。ラストの直線で先頭に立った清水は、 2位と3秒差をつけて、ガッツポーズでゴールした。

■清水都貴のコメント:嬉しいです。たまたまタイミングが合って僕が逃げに乗れた。幸也も行ける力があったし、幸也でも行けたと思う。その後は幸也が集団を抑えてくれたので、何としても勝たないといけないと思って集中して走った。明日は総合を守りたい。
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