レース情報

【レースレポ(EQADS/ジュニア日本代表)】『世界選手権ロード:ジュニア(9/27)』石上優大(EQADS)17位

【レースレポ(EQADS/ジュニア日本代表)】『世界選手権ロード:ジュニア(9/27)』にて石上優大(EQADS)が17位の健闘
*石上優大によるフルレポート追加(10/6)

石上優大が世界選手権ロード(ジュニア)にて17位

石上は削り合いの先頭集団に残る大健闘。ドイツのボクローが集団スプリントを制す


写真:優勝のジョナス・ボクローは本来クリテリウムなどを得意とする選手。しかし上りの多い今回の世界選に照準を合わせ、身体を絞って大金星を掴んだ。
Photo: UCI



世界選(ジュニア)で17位の石上 優大(EQADS準所属/高体連所属=横浜高校)。世界でも戦える手応えをしっかりと掴んだ。

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【レース基本情報】
-レース名:『世界選手権自転車競技大会ロードレース』
*通称:世界選手権ロード
-競技:ロードレース(ジュニア)
-距離:127.4km
-期間:2014年9月27日(土)
-開催場所:ポンフェラーダ(スペイン)

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-コースマップ:
http://www.mundialciclismoponferrada.com/ampliar_recorrido.php?idR=10&t=googlemaps

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【レース結果】

1位:ジョナス・ボクロー Jonas Bokeloh (GER) 3時間7分00秒
2位:アレクサンドル・クリコフスキー Alexandr Kulikovskiy (RUS)トップと同タイム
3位:ピーター・レンデリンク Peter Lenderink (NED)トップと同タイム
17位:石上 優大(EQADS準所属/高体連所属=横浜高校)トップと同タイム
*先頭集団32名

79位:草場 啓吾(京都・北桑田高校)トップから+8分22秒
DNF:孫崎 大樹(京都・北桑田高校)
DNF:中村 圭佑(東京・昭和第一学園高校)

■フルリザルト(PDFが開きます)

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【レース直後の選手・監督コメント】

・石上優大によるレース直後コメント:
「先頭集団に残れたのはもちろん良かったですが、率直に言うと微妙な順位。しかし自分の力もすべて出し切れて、やれることは全部やったのでこれが今の実力。もっともっと練習をして強くなりたいという熱意が強まりました。来年の世界選手権でなんとしても雪辱を晴らしたいですね。応援くださった皆様、本当に有難うございました」

・浅田顕監督によるレース直後コメント:
「今年はジュニアのレベルが一気に上った様に感じたので、その中で石上が先頭集団に残ったのは非常に評価出来る。石上はまだジュニア1年目なので、来年が非常に楽しみだ」

・優勝のジョナス・ボクローレース直後コメント:
「実は今日のレースは特に難しいと感じなかったんだ。なぜなら調子も良かったし、自分のレースだと確信していたんだ。』
*ドイツにとってジュニアカテゴリーで世界選手権を制するのは1975年以来

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【選手本人によるレポート】


石上 優大(EQADS準所属/高体連所属=横浜高校)


『世界選手権では、スタート位置に先着順ではなくネイションズカップ(U23とJrのワールドカップ)などで取得したUCIポイントによる国別ランキングの順で並べるため、19位の日本チームは、全体の中間辺りでのスタート位置となった。
また、このジュニアカテゴリーは、4名以上を参加させるためには、相応の国別ランキングが必要だが、3名以下であれば、望めばどの国でも参加することが可能で、今日初めて世界戦を走るような(ネイションズカップでは当然見ない国)選手も参加しているため、非常に危険なレースが予想された。

今日の作戦は、序盤1、2周回を落車の危険を回避するため集団前方に位置取りすること。そして、脚は極力セーブし後半に予想される有力選手たちの勝ち逃げに必ず乗ることとした。

周回するコ-スは、市街地を抜けたあと4km地点を過ぎた辺りから平均勾配5%の5kmの登り区間があり、続いて1kmの3段階で登る勾配のきつい登りがある。それぞれの登りのあとには、細い危険な下りが待ち構えている。そして、12km地点、勝負のポイントとなるであろう最後の1km強の登りを通過すると、一気に3kmを高速で下りきり1.5kmの平坦路でゴール地点に戻ってくる。

午前九時、いよいよスタートだ。
スタートしてまもなくネイションズカップとは集団内の雰囲気の違いを感じた。ネイションズカップに比べ、集団がより密集しているため、前方に上がりづらく、いつもの海外戦の何倍もの神経を使った。それでも、作戦通りに、集団後方(集団走行の慣れてない選手が後方にいるため)の落車を避けるため、全力でプッシュして集団前方へ上がっていく。その結果、始めの5kmの登り区間に入るまでには、先頭に位置づけることができ、落車の危険箇所であるロータリーなども集団前方で通過することができた。

5kmの登り区間の終盤では、2番手に付けていたが、ここで予想もできないことに、早々に有力チームがアシストを使って左右からアタックをかけ動きだした。危険な下りを前に位置取りが始まったのだ。全く予想していなかったことで対応が遅れたため、集団後方で下り区間に入ってしまった。下り区間の集団後方では、スピードがかなり振られたが、各コーナーをスピードを繋げるように走り無駄脚を最小限に抑えた。
とにかくレース序盤は、後半に備え、なるべく脚を使わないように温存して、コース終盤にある1km強の登りも集団内の流れで、負担を最小限でこなすことができた。

レース中盤に入ると、1分ほどの一人逃げができたものの、その他は、目立った動きはなかったが、レースは常に速いペースで進んでいった。ここでも後半に備え集団の中程に位置し脚を温存しながら走った。

一つの集団で迎えた残り2周。この時点で、集団は80人程。
そろそろ有力選手が動くと思い、集団の前方へ位置を上げ始める。しかし、ここでもネイションズカップとは違いなかなか集団前方に上がっていけない。そんな中、先頭では、有力選手のアタックが掛かるものの、集団に吸収されているようだ。5kmの登り区間に入り、フランス•イタリア2名の逃げができたようだが、集団中程では先頭の様子が良くわからない。左側から上がって行こうとした時、集団の中心で落車があり、TTの世界チャンピオンが巻き込まれた。さらにその直後の落車で、アメリカの有力選手と日本の2名が巻き込まれた。この落車は、比較的集団前方で起こったが、幸いなことに自分には影響なかった。

いよいよレースは、残り一周。先頭の逃げ6名が集団から15秒差をつけて進入。この逃げに乗っていないデンマーク•ロシア•オランダの選手等が先頭を引き、スピードが非常に速い。この状況であればこの区間での逃げはないと判断し、5kmの登り区間に備えて、集団内の位置を上げることに専念する。スピードが非常に速い中、まともにラインを外しての追い抜きは相当脚に来るので、コーナーをうまく使い前方へ上がった。

先頭の逃げは3名になり20秒差。そして、残り14Kmの勝負処の5kmの登りに入った途端、アタックがかかり、集団は一列に伸びる。そこから、集団の先頭がペースを上げて、中切れが起きていく。ラスト一周は今までの周回と比にならない速さだ。あっと言う間に、逃げを吸収した。集団の前方には有力選手が集まっている。
その後に集団前方でアタック合戦が繰り広げられた。結果、集団前方の8人と差が空いてしまった。空かさず後ろから縦長に伸びた集団で吸収すると今度は牽制が起きた。この牽制状態で、マークする選手はスウェーデン•フランスの2名である。この選手たちが行ったら死ぬ気で追いかけると決めていが、特に動きはなかった。
残り9Km。集団からロシア・イタリアと2名がアタックしていく。その次のカザフスタンが2名体制で飛び出していった時は、流石にまずいと思い、自ら集団先頭で追走を開始した。

5kmの登り区間が終わり、下りきったところで、先頭はカザフスタン・ロシアの2名となり、タイム差は15秒程。自分は集団の15番手くらいで下った。残り6Kmから始まる終盤の1km強の登りで勝負がかかると思い、ドイツ遠征の時に千切れたことを思い出し備えた。やはり、この1km強の登りに入った途端ペースがぐっと上がり、すぐに逃げ集団を吸収した。空かさずアタックが掛かりパワー勝負が始まった。集団は1列になり、自分はとにかく前の選手にくらいつき、ダンシングとシッティングを交互に繰り返し、一列に伸びた集団の20番手で頂上(残り4.7km)を通過した。

頂上付近では、先頭の7名が6秒差で先行していたが、3kmを下り切った平坦区間の残り1.5kmの地点で5名を捕まえた。残るは、ロシアとスイスの選手が4秒差で先行していた。この時点で集団は30名ほど。追撃体制の集団のペースは速く、アウタートップが回り切っている状態だ。

これなら、スプリントの脚力だけではなく、回転力が必要だと判断、回転力には自信があったので、勝負できると思い、集団内での位置取りを開始し、最終コーナーに突入した。
4選手を揃えていたベルギーのトレインが崩壊したため、その間を抜けようとラインを変え、突っ込もうとするも隙間がなくなり、やむなくラインを戻して、もがくこととなった。
その時点で15〜20番手にいた自分は、そこから順位をあげることができず、なだれ込んで17位でレースを終えた。

世界水準を目指す自分にとって、この一年間、この世界選手権で結果を出すためだけに、練習もレースも一切妥協せずに頑張ってきました。
しかしながら、今回も世界のトップとの力の差をより痛感するレースとなりました。
来年の世界選手権に向け、1年間しっかりと練習を積み必ずリベンジしたいと思います。
引き続き、夢に向かって頑張って参りますので、応援よろしくお願いいたします。』

EQADS石上優大
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【2014世界選手権ジュニアロード映像(UCI公式)】



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【参考リンク】

<『世界選手権自転車競技大会ロードレース』公式ページ>(スペイン語/英語)
http://www.mundialciclismoponferrada.com/

<2014年「エキップアサダ(EQA U23 & EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/submit.php?bid=623

【アジア大会速報(トラック)】一丸尚伍(日本代表/EQA U23)含む日本代表が「団体追い抜き(エリート)」にて銅メダル獲得。日本新記録樹立

【アジア大会速報(トラック)】
一丸尚伍(EQA U23)含む日本代表が「団体追い抜き(エリート)」にて銅メダル獲得

日本新記録も樹立(一回戦での4分08秒474)


■写真:3位という結果に終わったが、一回戦で叩きだした4分08秒474は日本新記録。日本は着実に進化している。
Photo: JCF


■写真:リオ五輪に照準を合わせる日本代表「男子チームパーシュート(エリート)」チーム
Photo: JCF

【レース情報】
-レース名:『2014仁川アジア競技大会』
*通称:アジア大会
-競技:男子チームパーシュート(エリート)
-期間:2014年9月21日(日)
-開催場所:インチョン(韓国)

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【最終リザルト】
1位:中華人民共和国 SHI Tao/YUAN Zhong/QIN Chenlu/LIU Hao 4分07秒936
2位:大韓民国 IM Jaeyeon/PARK Sanghoon/PARK Seonho/PARK Keonwoo 4分12秒269
3位:日本 一丸 尚伍(EQA U23)(大分・EQA U23)、窪木 一茂(和歌山・和歌山県庁/チーム右京)、
橋本 英也(岐阜・鹿屋体育大学)、近谷 涼(富山・日本大学)4分08秒474
(第1回戦の4分08秒470は日本新記録)




■写真:これからの進化が楽しみな若手中心の「男子チームパーシュート(エリート)」チーム
Photo: JCF

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【レース直後の選手コメント】

一丸 尚伍(EQA U23)

『アジア大会、チームパーシュートで銅メダル獲得しました!
日本新も出せたので、次につながる大会でした!まだまだ上を目指します。』

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【参考リンク】

<JCF速報ページ>
http://jcf.or.jp/?p=39662

<インチョンアジア大会公式ページ>
http://www.joc.or.jp/games/asia/2014/

<2014年「エキップアサダ(EQA U23 & EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/submit.php?bid=623

【レースレポ(EQA U23/日本代表U23)】『クラシック・ジャール・レ・ゼルビエ(9/10)』

【レースレポ(EQA U23/日本代表U23)】『クラシック・ジャール・レ・ゼルビエ(9/10)』

地元ヴァンデUがレースを掌握。連覇達成。
日本チーム惨敗。次回、今季欧州遠征ラストレースで雪辱を晴らせ


■写真:ワンツーを決めたのはチーム・ユーロップカーの育成チーム「ヴァンデU」の二人。チームは「コンチネンタル」カテゴリーでのプロ化が噂されている

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【レース情報】
-レース名:『クラシック・ジャール・レ・ゼルビエ』
(Jard-Les Herbiers)
-カテゴリー:FFC 1.12.1(フランスアマチュア最高カテゴリー)
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:154.1km
-期間:2014年9月10日(水)
-開催場所:仏ヴァンデ県

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【成績】
1位: リリアン・カルムジャーヌ CALMEJANE Lilian (Vendée U)3h57'23'' (moy. 39,455 km/h)
2位: ジェレミー・コルヌ CORNU Jérémy (Vendée U)
3位: フランク・ボナムール BONNAMOUR Franck (Brest Iroise)

33位:内野 直也(EQA U23/日本代表U23)

DNF:岡 篤志(日本代表U23/EQA U23)
DNF:面手 利輝(EQA U23)

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【選手本人によるレポート】



DNF:岡 篤志(日本代表U23/EQA U23)


『スペインのステージレースから中2日で向かえた今回のレースは、ナショナルチームとしての参戦。
疲れはあったが、悪くはないコンディションで臨む。
コースは、156Kmのラインレースで、前半は風のある平坦、中盤はアップダウン、後半は細い農道などを通るもの。
地元チームVENDEE Uの動きを特に警戒してスタート。
スタートしてみると、思ったほど風の影響がなく、チームとしてまとまった攻撃ではなく、単発でのアタックが繰り返される展開に。
チームもこれに参加していくが、6人の逃げが決まる。
追走の動きも続き、大きな20人程のグループに小石さんと乗る。先頭を吸収し、さらに後ろからの合流があり、40人程のグループになった。
ここで一旦下がると、ゼロ発進の激坂が待ち構えていた。しまった!と思い、位置を上げながら登りをクリア。オールアウト寸前で踏むが、2段目の坂で前が完全に分裂。ここで25人程の先行を許してしまった。
切れ目は見えていたが、届かずに10人ほどで前を追う。しかし脚のなくなったグループはペースが上がらず、結局後ろの大集団にも吸収され、グルペットとなった50人程の集団でゴールへ向かうが、周回に入るところ(150㎞地点)で全員足切り。
今回は早々に勝負から脱落してしまい、つまらないレースをしてしまった。
平坦区間ではチームは良く機能していて、自分も調子が良いと感じることができていたが、激坂で全員が遅れてしまう結果になった。
単純な登坂力も劣っていたが、フランス人達は皆、どこでどんな登りがあるかを熟知して、前にいるべきポイントも、脚の使いどころも熟知していた。
コースの情報を得るのも自分次第なので、勝ちにもっと貪欲に、しっかり準備して臨みたい。
ヨーロッパ遠征は次のレースがラストチャンス。
何かを残せるように頑張りたいと思います。』

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DNF:面手 利輝(EQA U23)


『ステージレースを途中リタイアし悔しい気持ちでスペインからフランスへ戻り気持ちを切り替えて臨んだ10日の北フランスでの156kmのレース。

良いイメージを自分の中で作り出し気持ちを高める工夫をしてレースに臨んだ。しかし、スタートして1時間で脚と頭に余裕が無くなり、ひたすら苦しいだけの時間が続き60km地点の上りで集団から千切れて1人になってしまい審判車からレース途中失格を言い渡されリタイア。集団から千切れる瞬間は我慢や耐えることでは乗り越えられないほどどうにもならなくてその一瞬を乗り切ることができずに集団から千切れてレースが終わった。

最近、レースへ出てもまったく走れていない。前へ進めていなくて期限だけが迫る日々。自分自身が焦るなか「今日こそは」と思って臨んだレースだったがひたすら苦しいだけで何もできずにリタイアという結果には残念だ。

自分自身がそれを認めたくなく現状を受け入れるということをしていなかったが、正直、今は調子が悪い。
現状を冷静に受け入れ認めれば何がそうなっている原因で、現状を抜け出すためには何をすればいいかが見えてくる。悪い状態のときに良い状態のときと同じことをしようとしてもそれはできない。悪いときには悪いときなりのやり方がある。
急がなくちゃいけないときでも、一番大事なのは急ぎに飲まれず自分を知って冷静に今何をすればいいかを常に見つけ出せることだと思う。急ぐとそれらが見えなくなる。そして1レースごとの結果が良くも悪くもそれにいちいち騒がないこと。過剰に反応せず一時の感情に揺らされないことって大切だと思う。』

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【参考リンク】
<2014年「エキップアサダ(EQA U23 & EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/submit.php?bid=623

【レースレポ(EQA U23/日本代表U23)】『ボルタ・シクリスタ・バレンシア(9/4-7)』、岡が最終ステージで4位入賞

【レースレポ(EQA U23/日本代表U23)】『ボルタ・シクリスタ・バレンシア(9/4-7)』

最終ステージで岡4位。チームワークが実る
キャプテン宮澤崇史が若手を率いたプロ・アマオープンレース


■写真:元日本チャンプのベテラン、宮澤崇史が若手選手たちを率い実りある遠征を戦った

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【レース情報】

-レース名:『ボルタ・シクリスタ・バレンシア(9/4-7)』
(VOLTA CYCLISTA VALENCIA)
-期間: 2014年9月4~7日
-カテゴリー:スペイン車連 ELITE & U23
-参加者:小石祐馬(VINI FANTINI-NIPPO-DE ROSA)、石橋学(鹿屋体育大学)、 岡篤志(EQA U23)、清水太己(EQA U23)、面手利輝(EQA U23)、内野直也(EQA U23)、宮澤崇史((VINI FANTINI-NIPPO-DE ROSA)
-距離:
第1ステージ 126.1㎞
第2ステージ 130.2㎞
第3ステージ  129.6㎞
第4ステージ 121.5㎞
-開催場所:スペイン・バレンシア地方

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【レース概要】

地中海に面したしペインのバレンシアを中心に設定された4つのコースで競う4日間のステージレース。スペインのトップクラブチームをはじめ外国籍7チームを含め27チームが集結。世界選手権ロードを2週間後に控えスペインでは自転車熱が高まっている。ジャパンチームはエリートの宮澤崇史選手を指導役に加えステージレースのノウハウを伝授しながら上位を目指す。

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【成績&解説】

<第1ステージ成績>
1 HAVIK Piotr (オランダナショナルチーム)2h37m50s
2 RODRIGUEZ Sergio (スペイン/GIPUZKOA)+3s
3 SAMOLENKOV Artem (ロシア/LOKOSPHINX)+3s
…6小石祐馬+23s、13岡篤志+27s、23 石橋学+59s
…40宮澤崇史、68内野直也、72面手利輝、124清水太己+4m43s

<第1ステージ解説&コメントby浅田顕監督>
バレンシアの町から海沿いの直線道路を40㎞程走り少し内陸に入った街を周回するフラットなステージ。スタートから風が強く吹き序盤から集団は縦に伸び距離を消化してゆく。周回に入るところで先頭25名程が先頭集団を形成し、チームからは石橋、小石、岡が乗りゴールを目指す。メイングループも追い上げることなく終盤へ突入。勝負はラスト10㎞で先頭グループはアタックにより分解され出来た6名の先頭グループに小石が入り、6位でゴール。続いて秒差のグループで岡、先頭グループの逃げを強力に牽引した石橋も少し遅れてゴール。その後のメイングループでは残る4名も無事ゴールし第1ステージを終えた。平坦ながら強風で体力を消耗するようなステージだったが、トップに3人乗せるなど良い動きが出来た。しかし勝を狙うには、より高いチームワークが必要と感じた。勝ったのはオランダナショナルチームのPiotr HAVIK。ラボバンク・デヴェロップメント(UCIコンチネンタルチーム)所属の選手だ。明日は山岳を含む厳しいステージのため上位の顔ぶれも変わるだろう。(浅田 顕)

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<第2ステージ成績>
1 Mikel BIZKARRA(スペイン/GOMUR-CANTABRIA)3m13m04s
2 Aritz BAGUES (スペイン/GIPUZKOA) +1m12s
3 CALDERON Steven (スペイン/GOMUR-CANTABRIA)+1m29s
…45小石祐馬+4m32s、52石橋学+6m10s、101宮澤崇史+12m59s、岡篤志、内野直也、清水太己は後続でゴール
…面手利輝は途中棄権

*第2ステージ終了時個人総合成績
1 Israel MUNO (スペイン/GOMUR-CANTABRIA)5h52m56s
…16小石祐馬+2m53s

<第2ステージ解説&コメントby浅田顕監督>
第2ステージは山岳ステージ。終盤に控える1級山岳で小石と石橋の両選手を良い状態で登らせるためにチームは作戦を組んだ。昨日の平坦ステージとはレースの種類がガラッと変わり、登りを得意とする選手らによりスタート直後からアタックが始まる。15名の先行グループに予定通り内野が乗る。その後の追撃グループには宮澤が入り25名程の先頭グループに2名が入る展開となった。昨日上位でゴールした総合上位勢がトップグループに居るかなど、もはや関係なく、先頭グループではアタック合戦が続く。後半に入ると先頭をキープしていた内野が脱落し集団へ戻る。後続は先頭とのタイム差が2分以上開いたことろでオランダナショナルチームとロシアがエースアップを開始し、ジャパンチームもペースアップに加わり最終山岳へ突入。しかし小石、石橋とも山岳に強い選手たちに徐々に離され最終山岳をパスし、登り途中で吸収された宮澤を含め、各選手それぞれの小集団でのゴールとなった。総合上位に残れなかったことは残念だが、宮澤が入ったことでチームの動きとしては良い部分が伺えた。勝ったのはバスク地方出身のBIZKARRA、最初から逃げに乗り最後の登りでライバルを引き離して独走した。明日はステージ狙いでチームとして動いて行きたい。(浅田 顕)

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<第3ステージ成績>
1 Julien MITXELENA (スペイン/ZIPUZKOA) 3h15m55s
2 Marcos JURADO(スペイン/SEGUROS BILBAO)+1s
3 Ivar SLIK (オランダナショナルチーム)+1s
… 29宮澤崇史+20s、39岡篤志+20s、62内野直也+1m6s、68小石祐馬+1m38s
…石橋学(落車の為)、清水太己は途中棄権

*第3ステージ終了時個人総合成績
1 Israel MUNO (スペイン/GOMUR-CANTABRIA)9h10m11s
…18小石祐馬+4m11s

<第3ステージ解説&コメントby浅田顕監督>
山岳ステージから明けての疲労の中、一周16㎞のアップダウン周回コースを8周するステージ。チームはステージ成績を狙い逃げとスプリントの両パターンで役割分担しスタート。スタートから数回のアタックにより7名の先頭グループが形成される。チームからはメンバーを送れなかったが、集団もペースを保っているため、しばらく集団で様子をうかがう。レースは後半に入り集団のペースアップが始まる中、脱落する選手が相次ぎ縛られた集団で先頭を追う。チームも宮澤のスプリントに向け位置取りをして備えるが、最後は先頭6名の逃げ切りを許してしまった。途中落車などでメンバーを欠いた事もありチームとしては牽引力が不足した結果となった。明日の最終ステージはフラットな周回コース。残る4名、少数精鋭でスピードレースに備える。(浅田 顕)

 * * *

<9月7日:第4ステージ(121.5km)成績>
1 Andre LOOIJ, (オランダナショナルチーム) 2h43m26s
2 Ivar SLIK, (オランダナショナルチーム)+0s
3 David SANTILLANA, (スペイン/GSPORT-VALENCIA) +0s
4 岡篤志 +0s
…20小石祐馬+4s、77内野直也+42s、81宮澤崇史+11s(ゴール前トラブル救済措置)

■最終個人総合成績
1 Israel NUÑO(スペイン/GOMUR-CANTABRIA)11h53m41s
2 CALDERON,Steven (スペイン/GOMUR-CANTABRIA)+22s
3 Piotr HAVIK(オランダナショナルチーム)+37s
…18 小石祐馬+4m11s、44岡篤志+10m24s、58宮澤崇史+13m06s、74内野直也 +16m20s

<第4ステージ解説&コメントby浅田顕監督>

最終日は一周13.5㎞のフラットかつテクニカルなコースを9周するスピードステージ。チームは4名出走となるため岡篤志をエースにたてての集団スプリントに的を絞りスタート。序盤から高速な展開で進み最初の1hの平均は47㎞/hを記録しながらも11名が先頭グループを形成。しかしスプリントに備えるチームの思惑によりラスト2周で集団は一つに戻る。チームはラスト1周に入る前に宮澤を軸に位置取りを開始し、ゴール前には岡を好位置で発射させた。最後は世界戦メンバーのオランダナショナルチームの列車にに弾かれる形になったが辛くも4位に残り入賞を果たし実力をアピールした。完走率が55%と厳しい4日間であったが、宮澤の参加により厳しくも実のあるステージレースとなった。(浅田 顕)

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【参考リンク】
<2014年「エキップアサダ(EQA U23 & EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/submit.php?bid=623
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