レース情報

【レースレポ(EQADS)】『社会人対抗ロード:Jクラス(3/29)』15歳の蠣崎優仁、高校生クラスで独走優勝

【レースレポート(EQADS)】『社会人対抗ロードレース大会(3/31)』

15歳の蠣崎優仁、高校生クラスで独走優勝

高校入学前の大金星


4月から高校生となる蠣崎 優仁(EQADS)。夢はツール・ド・フランスの総合優勝だ。





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【レース情報】
-レース名:『東京都車連「白井滋杯」第55回社会人対抗ロードレース大会』
-期間:2015年3月29日
-開催場所:静岡県伊豆市日本CSC(正周り(左回り))
-距離:
<Jクラス>CSC5km x 8周=43.5km

レース会場『日本CSC』の所在地:

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【成 績】

<J=高校生クラス>
1位:蠣崎 優仁(EQADS) 1時間21分02(平均時速:32.21km)
2位:佐々木 優樹(紫波総合高校)トップから+1分48秒
3位:高清水 天翔(SHONAN Bellmare)トップから+1分59秒

<フルリザルト>
http://www.tokyo-cf.jp/wp/wp-content/uploads/downloads/2015/04/0329result_R.pdf

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【蠣崎 優仁(EQADS/エカーズ)のコメント】

蠣崎 優仁(EQADS)


『土曜日に引き続いて2連戦で参戦した今回のレースは、2年前にBクラスで参戦して6位入賞したレースですが、今回はJクラス(高校生クラス)で出場しました。
前日のJCRCと違い、ゴール地点が監視塔ではなく秀峰亭ゴールで、レース距離もJCRCより1周半長い、8周半でした。
今まで5kmコースでは6周レンジのレースまでしか走っていなかったので、正直後半がどういう風になるよくわかりませんでした。
人数は8人と少ないですが、他の選手は多くが走ったことの無い高校生で、全く展開の予測がつきませんが、自分の中では中盤からの単独逃げを理想としてレースに臨みました。
天気は曇りで、スタート時は風も穏やかで気温も17度程ととても走りやすい環境でした。
スタート後、お互いに様子見のような揺さぶりのアタックが掛かりますが、まだ序盤すぎて先行した選手も躊躇して集団に戻ることを繰り返していたので、基本的にはすべて見送って周りの脚が削れていくのを待ちました。
最初の1周は8分40秒程のペースで周り、1周目で遅れる選手も出ていました。
先頭が入れ替わっていくうちに、だんだんと脚のある選手が分かってきて、その選手の動きには対応していくようにしていきます。
そして、3周目の2号橋手前の下りでダウンヒルフォームをとって前に出て少しハイペースで下り、コーナーも勢いを殺さずにクリアして後ろを振り返ると80mくらいの差ができていて、上り返しでも差が縮まらなかったので、まだ少し逃げ始めるには早い気がしましたが、思い切ってエスケープに入りました。
秀峰亭を通過する時点ですでに20秒近く差が開き、逃げてそこから広げていくにはちょうど良い感じでした。
そこからはパワーメーターを見ながら一定ペースを保って、徐々にタイム差を広げられて40秒近辺で推移するようになりました。
中盤にさしかかる頃から風が強くなり、下り区間で向かい風、登り区間で追い風になりました。
ペースメイクをするのに、急勾配で無理に踏んでいかず、下りや緩斜面でペースをあげて、後半までペースをキープし続けられるように気をつけました。
そのまま50秒までタイム差を広げて最終周に入って、逃げ切りが濃厚になったので気を落ち着けて、とにかくトラブルなくゴールまでたどり着けるように気をつけて慎重に走り、最後はタイム差をさらに広げて独走勝利することができました。
今まで逃げに乗ったり、途中までの逃げは何度かしていましたが、最後まで逃げ切るのは去年のシマノ鈴鹿以来で、しかも今回は登りの多い5kmコースでかなり序盤から逃げ続けることができ、また一つ新たなことができて嬉しく思います。
この直後にはチャレンジロードが控え、昨年はスプリントで敗れての2位で悔しい思いをしたので、今年こそは優勝できるように、この流れにのせていい状態でレースを迎えたいと思います。
これから本格的なシーズンインをし、今までとちがう伊豆総合高校自転車競技部として高体連で走ることになりますが、新しい環境に慣れて、また着実に成長していけるよう頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
レース中の声援、ありがとうございました。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『グランプリ・ド・セナック・エ・サンジュリアン(3/30)』

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『グランプリ・ド・セナック・エ・サンジュリアン(3/30)』

激しい連戦をこなす若手選手たち
大一番のUCIネイションズカップU23初戦は4月11日


連戦に苦戦も、4月12日に始まるU23選手のワールドカップ「UCIネイションズカップU23」に向けて調子を上げる選手たち。写真は岡 篤志(日本代表U23/EQADS)
Photo: Sudgirondecyclisme


常に前に立ちはだかる常勝男、ミカエル・ラルプ。彼を倒せる実力が無ければプロには上がれない。
Photo: Sudgirondecyclisme

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【レース情報】
-レース名:『グランプリ・ド・セナック・エ・サンジュリアン』
Le 65 Grand Prix des Fêtes de CENAC ET ST JULIEN
-カテゴリー:1.12.1
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:100 km
-期間:2015年3月30日
-開催場所:オーズ周辺
レース会場『セナック・エ・サンジュリアン(Cenac et Saint Julien)』の所在地:

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【成績】
1位: Mickaël Larpe (Girondins de Bordeaux)
2位: Julien Lamy (Team Elancia-VC Tulle)
3位: Martial Roman (Veranclassic - Ekoï)

完走:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)

完走:内野 直也(日本代表U23/EQADS)

完走:小橋 勇利(日本代表U23)

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完走:岡 篤志(EQADS)


『フランスに帰ってから、2連戦。
準備不足は否めないが、今回のレースは練習と思って、最後まで絶対に走り切ろうと思い臨む。
コースは1周10Km×10の100Km。
勾配の緩い2Km程の登りと、細い農道のアップダウン、テクニカルな下りを下って平坦でゴールと言う感じ。
天候は雨で、風も強い。コンディションもレースの厳しさを強める。
内野選手、小橋選手、自分の3人でのエントリー。
そしてレーススタート。
すぐに登りが始まり、アタック合戦が始まる。
アルメドテールの選手ら3人が飛び出し、自分もそこへブリッジ。集団も縦長になりながら追ってきている。
小橋選手も追い付いてきて、後ろは分裂しているのが見える。このまま行きたいところだったが、突然右足だけパンパンになると言う症状がでて、身体の動きがバラバラ。
全く踏めなくなり、2番手で中切れして逃げからドロップ。
15人程が先行する形に。
後ろの集団に辛うじて付き、脚が回復することを願い耐える。
幸い下りに入り、脚が復活。前には小橋選手が要るため、無理に追走はせず、前に乗せていないマルティーグが懸命に追っていたので任せて次の展開に備える。
2周目に入るところで先頭に追い付き、振り出しに。
すぐに次の攻撃がかかり、小橋選手、自分とで対応するも、キツすぎて何度もオールアウト寸前に。
何度か分裂したが、どうにか一まとまりで3周目へ。
登りでミカエル・ラルプ選手とPRO IMMOの選手が飛び出し先行、そして細い道の強風アップダウン区間で、単発でアタックしていく選手が前で集まり、6人の逃げが行ってしまった。
しばらく見える範囲に推移したが、4周目に4人が先頭に追い付き10人が前に行ってしまった。
悪あがきで自分も5周目で追走を作るべく、テクニカルな下り区間を先頭で攻める。
一人になって、後ろを待つ展開になり、4人が追い付いてきた。
しかし6周目の登り麓で捕まる。
タイム差は1分半に開き、追い付くのは厳しくなってきたが、集中力は切らさないように走る。
7周目、アップダウン区間で3人が飛び出し、自分も追走。逃げ損ねたアルメドテールの選手と下り切りで追い付き、6人の追走が出来た。
ペースもかなり速く、ローテーションを回るのがギリギリ状態。
登りの中腹で回れなくなり、折角乗ったグループからドロップ。
後ろの集団から力で抜け出した選手が抜いてきて、付き直そうと踏むもスピード差が大きくて、誰にも着けなかった。
農道で4人のグループが来たので付き直したが、登りでそこからもドロップ。
脚が完全に終了し、残り2周はクールダウンのようなペースで走り、28位くらいで完走と言う結果に。
優勝は、逃げから更に飛び出したミカエル・ラルプ選手。
昨年も同じレースを沢山走り、顔見知りの選手。今日は圧倒的に強かった。
<感想>
今日のレースは、結果は散々だったが、身体の感触は最近の中では良い方だったと思う。
逃げには乗れなかったが、展開には参加出来て、体力的にも追い込めたので、良い刺激になった。
不安なのはパワーの左右差。
最近特に酷くなってきていて、今日は過去最高に酷かった。
原因を解明して治さないといけない。
身体をケアして、トレーニングを再開して調子を立て直して行きたいです。』

 * * *


完走:内野 直也(EQADS)


『2年前にも出場したエリートナショナルのレース。
10キロのコースを10周のレース。

当日は朝から思わしくない状態だったが、スタート。
しかし話にならず、スタート後アタックについて行ったものの、その後に堪えきれず早々にドロップアウト。

身体の一部分しか使えていない悪い状態の典型的なパターンだった。
相当に歯痒いが一度切り替えて、身体のリカバリーと取り組む姿勢に関して改めて考え直して再始動したい。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『GPサンテガベル(3/30)』ロシアの17歳シヴァコフが優勝

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『GPサンテガベル(3/30)』

ロシアの17歳シヴァコフが優勝



ロシア期待の17歳パヴェル・シヴァコフが優勝。ジュニア選手のUCIステージレース「ロンド・デ・ヴァレーRonde des Vallées」(2.1 MJ)2014にて総合優勝を飾った未来を嘱望される選手だ。父はツール・ド・フランスに3度出場のアレクセイ・シヴァコフ。

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【レース情報】
-レース名:『GPサンテガベル』Grand Prix National de Cintegabelle
-カテゴリー:1.12.7
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:114,3 km
-期間:2015年3月30日
-開催場所:「サンテガベル」
レース会場『サンテガベル』の所在地:


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【成績】
1位:Pavel SIVAKOV(Isle JOURDAIN)
2位:Thomas ALFONSO(UV MAZAMET)
3位:Mathieu CARAMEL(EV BRETENOUX BIARS)

47位:内野 直也(日本代表U23/EQADS)
66位:広瀬 樹(中央大学)
76位:松本 祐典(明治大学)

DNF:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)

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47位:内野 直也(EQADS)


『ベルギーでの活動を終えて南仏の拠点に戻ってきた翌日の参戦。
アップダウンのコースと強風によってレースが動く。

スタートし、アタックの掛け合い。
しかし自分はというと、アップは十分に行えたが変に身体が重く展開に絡んでいけない。
中切れにも遭ってしまい、早々に先頭を外してしまった。
中切れに関して、そこにいる自分が悪かった。
ベルギーにいる間、長い時間のトレーニングが出来ていなかったため切り替えて走り続けゴールした。

感想
前日の長時間移動の翌日で、集中しきれていなかった。
こういう事も上手く順応していけるようになりたい。』

 * * *


DNF:岡 篤志(EQADS)


『今日は家から10㎞くらいの隣町で行われるGP Cintegabelleに参戦。
ベルギー遠征から正直なところコンディションが落ち込み、疲労と練習不足がダブルパンチな感じ。
やってやろう!という気持ちで臨めない時は、気持ちですでに負けている。
今回のレースがまさにそうでした。
このレースは昨年も走っており、その時は先頭集団に残り5位。強風と登りの反復が印象深いレース。
コースは1周9.5㎞×12周の114㎞。
2㎞程の登りがあり、そのあとも道が細く、遮るもののない丘での横風が集団を破壊する。
終始休めないコースだ。
メンバーは今回知っている選手がほとんど来ておらず、調子が良ければ優勝が狙えるはずのレース。
そしてレーススタート。
早速登りが始まりアタック合戦。
横風を受けないように気を付けながら前に上がっていく。
小橋選手が前衛でほとんどの動きに反応していて、飛び出すシーンもあったが吸収。
カウンターで6人が飛び出す形になり、自分は一瞬反応が遅れてしまった。
ここで全開で追えば追いつくだろうと思ったが、もしこれが決まらなかった場合、次の展開に加われないことは必至。自分の余裕の無さから躊躇してしまった。
しかし集団に追走の動きがなく、30秒近いタイム差が付いてしまい、単独で追いつく射程圏外に。
2周目も追走の動きを作ろうとしたが失敗。この時点で集団は30人ほどで、秋田さん、小橋さん、広瀬さんしかいない。
そして3周目、登りの麓から全開でアタック。
一人になってしまったので待ち、3人ほど連れて飛び出したが、集団も1列に伸びながら先頭数名が追いついてきた。
登り頂上でさらに加速していく選手に自分は付けず、そのまま自爆してドロップ。
そこで出来た追走は最終便で先頭に追い付き、勝ち逃げになった。
しばらく第2グループで走っていたが、4周目の横風区間で1列張付けになり、路肩に落ちながら粘るも、追い風に変わったところで千切れて、集中力も切れて次の周でリタイア。
準備不足で臨んだレースとはいえ、残念な結果になりました。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『イフテゲム(3/23)』

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『イフテゲム(3/22)』

決定的な逃げにエースを乗せる課題をクリア
チームワークが実らずも、今後に光明。


逃げ集団をけん引する面手 利輝(日本代表U23/EQADS)
Photo: Ken Hashikawa/JCF

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【レース情報】
-レース名:『イフテゲム』Ichtegem
-距離:7.2km×16周=115.2km
-期間:2015年3月22日
-開催場所:ベルギー「イフテゲム」
レース会場『イフテゲム』の所在地:


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【成績】
1位:Matthias ALLEGAERT 2時間52分00秒
2位:Benjamin DECLERCQ 同上
3位: Gianni MARCHAND 同上
43位:清水 太己(日本代表U23/EQADS)
54位:内野 直也(日本代表U23/EQADS)

DNF:面手 利輝(日本代表U23/EQADS)
DNF 片桐 善也
DNF:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)
DNF:秋田 琢磨
DNF:広瀬 樹

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【ベルギー遠征帯同の橋川健監督(JCF)によるレポート】
「今回のレースも逃げに加わる事を一番の目標としレースに臨んだ。1周目から岡、内野、面手が積極的にアタック合戦に加わる。
2周目に数名が先行。面手と岡が追撃し面手が先頭集団に合流する事が成功した。
7名の先頭集団を追撃する形で秋田を含む5名が集団を飛び出すが秋田はこの追撃グループから遅れてしまう。
面手を含む11名は集団を引き離し逃げが決まった。ラスト30kmで先頭集団のペースが上がり面手が遅れる。メイン集団では清水、内野が積極的に抜け出しを図るが常に集団に吸収。最後は集団で完走した。
前日の疲労が残っていた事もあり結果を残す事は出来なかったが、逃げに加わった面手、面手の動きに同調した岡、追撃に加わった秋田、前半に積極性が見られた内野などレース展開に加わっていた事は今後の成長を期待させる内容だった。(橋川 健)」

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【選手本人によるレポート】


54位:内野 直也(EQADS)


『7キロ程の周回を16周。
緩い登りもあり、横風区間ももちろん含まれる。
スタートし、後方からのスタートとなってしまったため一気に前に上がっていく。
集団での上がり方に関しては向上が見られた。
半周ほどで前から10番手程まで上がり、様子を見る。
面手選手が抜け出し、数名がジョイン。
自分は他選手の動きをチェックしたり、距離が少し開いてから自分からもアタックを繰り出す。
2~3人で一時的に抜け出すが、吸収を繰り返し、中々決まらない。
前との差は開いていくが、後ろの動きも止まらない。
中盤に面手選手が先頭集団から下がってきて、集団には清水選手と自分の2人が残る。
何発も代わる代わる追走を仕掛けるが、結局決まったのは、ラスト2周の登り区間で全開で踏んで3人で抜け出せたが、集団も許さず吸収してきて、そのカウンターで行かれた。
オールアウトして、集団からも千切れかけたが、何とか復帰。
この集団で最後まで争いゴールした。

感想
少数の逃げに面手選手が乗った事により、自分は次の展開に備えて走る事が出来た。
しかし、今一緒に活動していてかなり強いと感じる面手選手が千切れてしまう程、先頭集団のレベルは高い。
自分が乗れても、最後まで逃げ切るにはまだまだ身体能力やテクニック的な面を磨かなければならないと思う。
ベルギー遠征も次がレースがラスト。
最後まで、学んでトライしたい』

 * * *


DNF:面手 利輝(EQADS)


『このレースの目標は勝ち逃げに乗ること。ゴールへ先頭で帰ってくる逃げにとにかく乗ること。今シーズンはもうフランスで数レースも走ってきて毎レースの課題としていた「その一瞬を見極めて全開になって先頭グループに乗っていけるかどうか」っていう今の自分の課題としていたこと。1レース1レースを走って順調に成長を続けていくという意味でも同じ失敗は繰り返さず今日は絶対に達成したい課題だった。

レーススタート前に橋川さんの「逃げに乗ることを一番に考えて気持ち良く楽しんで走れ、後のことは今は考えなくて良い」と言った一言が自分の緊張をほぐしスタート直後から決まるアタックを見極めてそれに乗っていくため、すべての動きに対して思い切って全開で反応していくことができた。

アタックの打ち合いの末、スタートして15km地点で11人の逃げが決まり、自分もそこに加わることができた。先頭グループは強調体制でスピードを上げて集団を引き離し1分30秒のタイム差でリードする。これは決まったと思った。今日はこの逃げが勝ち逃げとして決まるだろう。

ベルギーの選手たちは風向きに対して敏感でローテーションの組み方や、自分自身が風を受けにくいように他選手を風除けとするテクニックが高い。ハイペースで進む先頭グループの中でもそういう共通事を感じた。先頭グループで逃げ続けるうちに脚が削られていく。120kmのレースの半分を過ぎて先頭グループの中に徐々に勝負の匂いが漂ってきた頃、おそらく先頭11人の中で自分は脚に余裕がなかった方だろう。そう状況を冷静に判断する目も必要だ。その中で余裕のある選手はさらに先頭11人をさらにバラけさせ人数を減らしていこうとしてきた。

身体能力を無視した気持ちとか根性論とか抜きに、冷静に実力を見たら自分より力のある選手たち。彼らに必死に食らいついてなんとかゴールまで耐えようと粘ったがラスト30km地点で先頭の逃げグループから脱落してしまった。その時にはもう脚に余裕は少しも残っていなくて後方から迫った大集団にも一瞬で抜き去られ僕のレースは終わった。

結果、自分の乗っていた先頭の逃げグループは最後まで逃げ切り、その中から今日のレースの優勝者が出た。

【レースを走っての感想】
勝ち逃げに乗るという今回のレースでの一番の目標をクリアできて良かった。今シーズン欧州で走ってきた数レースで「その一瞬を見極めて勝ち逃げに乗っていく」ことが今の自分の課題としていたこと。

結果を見れば今回のレースはリタイア。でもそのリタイアの中に課題をクリアできた走りの内容があったと言っていい。その先頭グループでの勝負にしっかり加わること。それが次の課題。それができればこのレベルのレースで勝負できる選手になることに一歩近づけるに違いない。

ヨーロッパのロードレースを走ってそこで順調にステップアップしていくことを簡単だと思ったことはない。厳しい世界だと常に感じる。何年も前から体感していることだけど日本を出てくると国内では見たこともないくらい驚くほど強い選手たちが本当にたくさんいる。そこを基準にして常識をつくっていくことが必要なんだと思う。引き続き、1レース1レースを通して順調に成長を続けていきたい。』

 * * *


DNF:岡 篤志(EQADS)


『週末2戦目はベルギーのケルメス。
今回も風の強い平坦のレースで、7.5Km×16の計120Km。
昨日の疲れがかなり残っていて、試走から身体に力が入らない感じ。
レースが始まれば調子が戻ることを期待してスタートへ。
レースがスタートし、全体的なペースアップと言うより単発なアタックが続く展開に。
面手選手がほぼ全ての動きに反応していて、自分は動ける位置にいるものの追わない方向で脚をためる。
いくつかの動きの後、横風区間で強烈なアタックで数名飛び出し、少し反応が遅れたが決まると判断し全開で追う。
後ろには面手選手が付いていて、何とか前に追い付きたい。
しかし目前で脚に限界がきて、面手選手にバトンタッチ。
自分は集団に捕まる。
そのまま後方まで下がったまま脚がなくなりリタイア。
結局最初の逃げがゴールまで逃げ切った形に。
今日は調子が悪かっただけでなく、集中力が欠けていた。
レースに対して攻撃的な気持ちで臨めないときは大抵完走すら出来ない。
これが最近の悪い癖。
疲労が溜まってくると思考もネガティブになってくるので、次のレースまでにはしっかり元に戻していきたい。
次戦がベルギー遠征最後のレースになるので、結果を残して帰りたいです。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レース速報(EQADS)】『高校選抜ロード(3/22)』石上優大が3名のスプリントを制して優勝

【レース速報(EQADS)】『全国高校選抜ロード(3/22)』

石上優大が3名のスプリントを制して優勝!
山岳賞も2度獲得

ゴール「あんずの丘」への3人によるゴールスプリントは、石上 優大(向かって左のオレンジジャージ)が雄叫びとともに制した。


表彰台の石上 優大(EQADS準所属/横浜高校)

Photos: Masaki Yoneyama

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【レース情報】
-レース名:『全国高等学校選抜自転車競技大会2015ロードレース』
-距離:80.5km
-期間:2015年3月22日
-開催場所:熊本県山鹿市「あんずの丘」周辺周回コース
レース会場『あんずの丘』の所在地:

大きな地図で見る

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【リザルト】

優勝:石上 優大(EQADS準所属/横浜高校)2時間6分14秒2
2位:日野竜嘉(松山星稜)トップから+0.3秒
3位:中村圭佑(昭和学院第一)トップから+1.1秒

27位:渡辺 歩(EQADS準所属/学法石川)トップから+約3分35秒

■フルリザルト(PDFが開きます)


渡辺 歩(EQADS準所属/学法石川)
Photo: Masaki Yoneyama

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【優勝した石上 優大のコメント】
「2月のアジア選手権で勝てずに非常に悔しい思いをしたので、今回は圧倒的な形で勝つ事を自分に課してレースに臨みました。結果として勝てたのは非常に嬉しい。しかし最終周回ゴール前の登りで他の2選手千切る事が出来なかったのは悔いが残ります。これからもトレーニングを積んで強くなり、世界で勝てるように頑張ります。応援下さった皆様、本当にありがとうございました」

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【メディア様によるレポート】
*下記クリックで記事へジャンプ


<シクロワイアード>レースを作った石上優大が完璧な勝利

Photo Hideaki Takagi



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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『ロンド・ファン・アウト・フォッセメール(3/21)』 岡篤志が9位

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『ロンド・ファン・アウト・フォッセメール(3/21)』

岡、オランダのクリテリムで9位
欧州特有レースへの適応力を高める選手たち


岡 篤志(EQADS)

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【レース情報】
-レース名:『ロンド・ファン・アウト・フォッセメール』Ronde van Oud Vossemeer
-距離:1.6km×50周=80km
-期間:2015年3月21日
-開催場所:オランダ「アウト・フォッセメール」
レース会場『アウト・フォッセメール』の所在地:


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【成績】
1位 Tom Vermeer 1時間59分01秒
2位 Johan Berk トップから+10秒
3位 Tom Goovaerts トップから+10秒
9位:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)トップから+1分7秒
25位 秋田 琢磨(日本代表U23) +1m35s
35位 面手 利輝(日本代表U23/EQADS) -5周
DNF:清水 太己(日本代表U23/EQADS)※メカトラブル
DNF 徳田 鍛造(CCT p/b Champion System)
DNF 広瀬  樹(日本代表U23)
DNF 小橋 勇利(日本代表U23)
DNF 徳田  優(CCT p/b Champion System)
DNF:内野 直也(日本代表U23/EQADS)

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【ベルギー遠征帯同の橋川健監督(JCF)によるレポート】
「オランダで行われるネイションズカップに備え、強風、高強度のレースを経験すべくオランダに遠征に行った。このレースにおいてもナショナルチームジャージの着用が認められていなかったので各所属ジャージを着用しての出走となった。
1周1.5kmを50周。短い周回の中で「狭いコーナー」「堤防の上の強風横風区間(約400m)」など難しいコース設定であった。裏を返せば前で展開している選手は楽に集団を抜け出すチャンスもある。
とにかく一度後ろに下がると、コーナーの立ち上がり、横風区間などで余計に体力を消耗するので前に上がるのが困難となり、前で展開していく事を課題とし、状況によっては集団の先頭で先頭交代に加わる事の方が「楽になる」ので積極的に前方で戦う事を指示した。
スタートして10分程度は集団のペースは比較的スローに進み、この間日本人選手は前方で展開する事が出来たが、その後一気にペースが上がり内野が集団後方に追いやられ、遅れてしまう。
その後もハイペースでレースは進み30分後には徳田優、小橋が遅れる。
この時点で集団に残っている選手は60名程度に減っている。
さらにこの集団も2つにわれ、前方の集団には岡、秋田、面手、清水が残り、広瀬 樹、徳田鍛造は後続の集団に取り残される。
スタート後約50分で前方の集団からは6名が集団を抜け出し、追撃で6名が抜け出す。
後続の集団では岡、面手、清水らが積極的に集団前方で展開するがその差はつまらなかった。その後、清水がチェンが切れるアクシデントでリタイヤ。
逃げている選手の中から数名が遅れ7位争いの集団スプリントでは岡が9位に入賞した。
明日(22日)はベルギーでレース。高い密度での集団の中での位置取りを学ぶには繰り返しレース経験を積むしかない。(橋川 健)」

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【選手本人によるレポート】


9位:岡 篤志(EQADS)


『今回はオランダのクリテリウムに参戦。ローカルレースだが、コンチネンタルチームが参加でき、オランダは外国籍のコンチネンタルチームも参加出来るため、レベルも高め。(ベルギーはベルギー籍のチームしか参加出来ない)
出走は80人強。コースは四角形の周回を50周する計80Km。
民家の回りで道も細く、タイル張りの道が多く、スピードに乗りづらい。
何より風が強く、横風区間は後ろにいると終わってしまう。前が有利なレースだ。
抜き所が少ないので、早めにスタンバイして前に並ぶ。
そしてレーススタート。
全員もがき始め、超ハイペース。
自分は寒さで身体が冷えてしまい、全く踏めない。どんどん後退し、悪循環。
コーナーの立ち上がりも横風もきつくなる一方で、最初の5周くらいは我慢のレースに。
幸い逃げはまだ決まらず、身体も動いてきた。
雨がパラつき始め、路面がウエットになってきた。
コーナーが遅く感じたので、逃げのトライ。
コーナーの続く区間で飛び出してみたが、他の選手が釣れず横風区間で捕まってしまった。
そして一旦下がったタイミングで横風のペースアップ。中切れのような形で先頭のエシェロンにいた6人の逃げが出来てしまった。
見える範囲に推移したので何度か追走にトライしたが、追い付かなかった上にオールアウト寸前で最後尾まで下がってしまう。4人の追走も見送ってしまい、11位集団に。
3周程かけて先頭まで上がり、ローテーションに加わる。
前で回っていた方が、コーナーも一定で、横風区間も休めるので、一石二鳥。
面手選手や清水選手も加わり、どうにか前4人は射程圏内にキープ。
そしてレースもラスト10周を切り、この集団も活性化。
自分も何度か抜け出すも失敗。カウンターで2人が先行し、このまま行くと13位集団。
自分は2人で追走をかけ、前と合流、4人に。
しかし後ろもバラバラになりながら数名追い付いてきて、ラスト1周へ。
7位集団の4人まで目前に迫るが、牽制が始まってしまう。横風区間で風下に張り付きアタックし、ラスト400mくらいで追い付いた。しかしその集団もスプリントに向けて牽制が始まり、後ろのグループが勢いよく追い抜いてきた。
被せられてしまい7番目くらいで最終コーナーを曲がりスプリント開始。
追い風だったこともあり捲るには距離が足らず3番手の9位。
上手く立ち回れば7位にはなれたと思うので、少し残念。
勝てる集団でレースが出来なかったのは残念ですが、まだ実力不足でした。
今回はテクニカルなコースで、横風もあり自分の得意なレースだったと思うので、まだまだ課題は山積みです。
明日もレース。
このベルギー遠征で、短いながら沢山の事を吸収して帰りたいと思います。』

 * * *


DNF:内野 直也(EQADS)


『今回はオランダでのクリテリウムのレース。
1キロ強を50周の80キロ。
横風区間もあり、そこの区間以外の道は石畳。

前にいる事が必達。スタートも前から2列目からスタート出来た。
最初の3周は前方にいれたが、その後の横風区間手前のコーナーで風上側に膨らまされ横風区間は風の餌食に。
あそこにいた自分が悪い。
そこからまた上がっていくも、横風は一発のダメージが命取りだった。
その後徐々に位置が下がり、最終的に千切れる。
もうこの時点で順位は争えないが、今後の為と練習と、一周待って先頭のメイン集団に合流。
どのようにこのレースの選手達は動いているのかを勉強する意味でもついていく。

色々と見てみる事が出来たが、やはり勝負していなければ面白くないし悔しい。
翌日はベルギーのケルメスレース。
逃げに乗りたい。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『エプレシャン(3/18)』ベルギーでのケルメス転戦

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『エプレシャン(3/18)』

ベルギー名物「ケルメス」レース転戦
結果は出ずも、大いに展開を作る


フランスのレースとはまた違う雰囲気のベルギーのクリテリウム「ケルメス」レース。「ケルメス」とはベルギー各地で頻繁に行われる都市型クリテリウムレースで、ベルギー選手達の競技力向上の原動力だ。町のお祭りなどとと併催が多い。
Photo : JCF/Ken Hashikawa

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【レース情報】
-レース名:『エスプレシャン』(Esplechin – 15e Memorial Pierre Dewailly)
-距離:12km×10周=120km
-期間:2015年3月18日
-開催場所:ベルギー仏語圏ワロンヌ「エプレシャン」
レース会場『エプレシャン』の所在地:


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【成績】
1位:VANBOURZEIX THOMAS(VERANDCLASSIC)2時間46分19秒
2位:ROBEET LUDOVIC(COLOR CODE -AQUALITY PROTECT)トップから+2秒
3位:DESMECHT DAVID(VERANCLASSIC – EKOI)トップから+11秒

26位:面手 利輝(日本代表U23/EQADS)トップから+3分29秒
27位:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)トップから+3分29秒
46位:内野 直也(日本代表U23/EQADS)トップから+6分11秒
61位:秋田 琢磨(日本代表U23)トップから+6分26秒

DNF:清水 太己(日本代表U23/EQADS)
DNF:小橋 勇利(日本代表U23)
DNF:片桐 善也(日本代表U23)
DNF:広瀬 樹(日本代表U23)

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【ベルギー遠征帯同の橋川健監督(JCF)によるレポート】
「このレースのカテゴリーではナショナルチームの参加が認められていないので、各自所属のチームジャージを着用して参戦しました。
風が強く、約3kmの長い吹きさらしの直線がコース上に2箇所あり横風を利用したレース展開が前半から激しくなると予想し選手達に伝えた。
2周目には岡を含めた15名が集団を抜け出し、それを追撃する約10名に面手が加わった。このグループは後に約30名の大きな集団となり、最後まで逃げ切った。
ラスト3周で先頭集団が2つに割れ、岡が前に加わったが、ラスト1周で遅れてしまった。
さらに後続の集団では内野、秋田が完走した。清水、小橋、片桐、広瀬は途中リタイヤ。松本は落車により救急車で病院に運ばれ、膝を数針縫う怪我を負った。数日は安静が必要という事ですので経過を見守ります。(橋川 健)」

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【選手本人によるレポート】


27位:岡 篤志(EQADS)


『ボルドーサントから中2日、ベルギー遠征がスタートしました。
先の2連戦で体的にきつい状態で、3日ぶりに自転車に乗る有様。
初めてのケルメスレース。カテゴリーはアマチュアだが、ベルギーのコンチネンタルチームが数チーム参戦しており、140人あまりがエントリー。
コースは平坦の12㎞を10周する120㎞。吹き晒しの横風がレースの勝負ポイント。
家から自走で35㎞走ってから会場入りし、レースへ。
スタートからのストレートは向かい横風で、そこまでペースは上がらない。そんな中、面手選手がスタートアタックで飛び出すも吸収。カウンターでVeran classic(竹之内選手の所属しているコンチネンタルチーム)のThomas VANBOURZEIX選手がアタック。これに自分が反応し、開始3分で5人の逃げが決まった。
乗ったはいいもののかなりペースが速く、Thomas選手の牽きが強烈。無理して付いて行ったら2人になるということもしばしば。足並みがそろわず、10㎞地点あたりで後ろから来た10人ほどの追走に捕まり、15人ほどに拡大。
人数的にはちょうど良く、エシェロン(横風を受けないための斜めに作る隊列)からはみ出ることもない。
このメンバーでゴールまで行けるかと思ったが、集団も容認することはなく、ストレートで後ろを見ると見える範囲に推移している。
そして3周目に入る手前で、後ろから20人以上のグループが追いついてきた。横風での攻撃で絞られたメイングループという感じ。ここには面手選手のみが入っており、40人ほどの先頭集団に。
この人数になると、ローテーションを綺麗に回せるわけもなく、風が当たる選手が出てくる。
案の定このコース1番の勝負所「横追い風」区間で攻撃があり、間抜けにも後ろにいた自分は苦しむ羽目に。次の周は何としても前にいようと反省。
次の周も同ポイントで攻撃が始まり、今度は自分も先頭のローテに入る。集団を一気に引き伸ばし、2つに分断させることに成功。20人弱になったグループで進む。しかしまだふるい落としは続き、翌周も同じ場所でペースが上がる。今度はかなり強烈で、6人目で中切れが起きてしまい、全力でブリッジ。結果12人ほどに絞られた。面手選手が後ろに残されてしまったが、自分としては久々にまともな結果が出るかもと集中して進む。
やがてラスト2周になり、この集団もアタック合戦に。先頭を外さないように、自分もアタックに反応していくが、予想以上に脚の消耗が激しい。ここでThomas選手が飛び出し、2人逃げが出来る。集団もきつそうに見えたので全開ブリッジ。ギリギリ追いついたが、結局集団にも捕まってしまい無駄足に。
一時牽制していると、後ろから遅れたグループがまとまって追いついてきてしまった。少し予想外の展開に焦るも、脚がなく後ろに下がってしまった。ここで横風の攻撃を受け、ギリギリ耐えたものの、続くアタックで埋め合わせをする羽目になり、下がった時に付き直しに失敗してオールアウト。ラスト1周の鐘を聞きながら25人の集団から単独でドロップ。
後ろから来た面手選手と2人で遅れてゴールし、27位に終わった。
勝ったのはVeran classicのThomas選手。毎周回あるスプリント賞も半分以上取り、圧倒的な力で優勝した。
<感想>
フランスのレースではリタイア続きだったので、今回スタートから最終周まで先頭を走り続けられたことは良かった。
フランスのレースでは1度遅れたグループが終盤追いつくということがあまりないが、風で分断されるベルギーのレースでは、遅れたグループも協調すれば戻ってくることを頭に入れる必要があった。結果論だが、ラスト2周時に、実力に見合った動きをしていれば、単独で遅れるようなミスはしなかっただろう。自分の力量、そして周りの状況を客観的に分析して、正しい判断が出来るようになりたいところです。
次は最後の勝負に加われるように頑張ります。』

 * * *


46位:内野 直也(EQADS)


『ベルギー初戦。
ベルギーのケルメスレースは初めての参加となるため、橋川監督からはまずは逃げが出来る時に前にいてその瞬間をしっかり見れるように、そして余裕があるようなら、そこから展開するようにと伝えられた。

100数十名がエントリーしており、スタートは後ろの方だったが直ぐに上がっていけた。
スタート直ぐに出来た逃げに岡選手が乗り、出来る瞬間は見れ、さらに余裕はあったため自分も積極的に追走に出る。
展開は出来る、しかし追走の仕方がまたフランスのレースと違うと感じた。
今回はタイミングで乗ることが出来ず、その後も追走に出るが次第に差は開いていく。
後ろの集団に残されたがこの集団も最後までアタックの掛け合いが続き横風で分断もあり30名程に絞られた。
最後まで力を出し切ってゴールしたかったため、アタックし最後はスプリントしゴールした。

初戦は判らない事もあったが、チームメイトは既にさらに一歩先の目標の「逃げに乗ること」が出来ているので自分にも次はそこ以上を求めたい。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS)】『ボルドー・サント(3/15)』仏陸軍プロチームの圧勝

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『ボルドー・サント(3/15)』

仏陸軍プロチームの圧勝
日本惨敗も、チーム内連携に大きな進歩


ワンツーフィニッシュを飾ったのは2011年に設立され、2014年まで国内トップ1,2を争っていた『アルメ・ド・テール(仏陸軍がスポンサー)』。2015年からは戦力&資金を増強し「UCIコンチネンタル」(プロ第3カテゴリー)に格上げとなり、アマチュアチームへの圧倒的な力の誇示が義務付けられている。
Photo: Directvelo

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【レース情報】
-レース名:『ボルドー・サント』(Bordeaux-Saintes)
-カテゴリー:1.12.1
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:178,9km
-期間:2015年3月15日
-開催場所:モンギュイヨン(Montguyon)からサント(Saintes)

レース会場『サント』(ゴール)の所在地:


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【成績】
1位:ブリヤン・アラフィリップ(ARMEE DE TERRE仏陸軍)
2位:ジョルダン・ルヴァスール(ARMEE DE TERRE仏陸軍)
3位:ヨアン・ヴェラルド(GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)
39位:松本 祐典(日本代表U23)トップと同タイム
43位:小橋 勇利(日本代表U23)トップと同タイム
59位:内野 直也(日本代表U23/EQADS)トップと同タイム
121位:広瀬 樹

片桐善也、岡 篤志面手 利輝(日本代表U23/EQADS)は途中棄権、清水 太己(日本代表U23/EQADS)は小橋 勇利へ機材提供の為途中棄権、秋田 拓磨はメカトラブルにて途中棄権。

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【浅田監督によるレポート】
「週末連戦の2戦目は内陸リモージュより大西洋側のボルドー近郊から北上するラインレース。起伏は少ないが風の影響を受けるテクニカルなレース。日本チームは位置取りを重視したチームでの動きを再確認しスタート。スタート直後は内野、前半は面手、岡、小橋らが積極的に動き先行グループ形成を狙うが成功せず、ふとしたタイミングで2チーム2名が先行。集団は有力チームを中心にペースコントロールに入り中盤以降の攻撃に備える。しかし集団を破壊したいチームの幾度かの攻撃も風向きの影響で破壊力が無く、本格的なペースアップの無いままゴール周回へ向かう。勝負はアタック合戦を経てゴールスプリント勝負への流れが出来る中、日本チームも残るメンバーで準備を進める。しかしスプリントに備えた小橋が他者と接触し車輪破損、残る内野が今日終盤動きの良い松本をけん引し前方へ上げようとするが最前線には届かず集団に埋もれてのゴールとなった。チームとしては終始チーム単位での位置取り進歩が見えたが、結果が出までには至らない。勝ったのはフランス軍隊チーム(UCIコンチネンタルチーム)のU23選手で、2,3位もともにU23選手であった。」

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【選手本人によるレポート】


59位:内野 直也(EQADS)


『前半はほぼフラット、後半からは少しづつアップダウン区間が現れる166キロのラインレース、最後は小周回を5周。
昨日に引き続き高いレベルのレースで、フラット区間と言えども、風が吹けばアルムデテールやヴァンデUを中心に集団は破壊を繰り返す事が予想される。

昨日の反省点を踏まえてレースに臨む。
スタートからチームメイトと前に上がり、攻撃。
山岳ポイントの登りで、プロイモの選手がアタックしそれに反応。
2人で先行し、その後数名が合流。
ヴァンデUなど強いチームが来たため行けるかと思ったが、これは吸収。
この動きでかなり苦しくなったため、少し集団で休ませてもらい回復しつつ再び前方へ。
チームメイトも複数名逃げており、必ず誰かしらが前にいる状態だった。
吸収されてからは次は自分の番と積極的に攻撃。
かなり苦しいが、逃げに乗りたい。
しかし、数名で飛び出したカウンターで2人が飛び出し、集団はこれを容認。
暫く逃げ2人ー集団の構図で進む。
ここから怖いのが強豪チームの風による集団破壊。
常に注意を払って集団で走るが、風はさほど吹かず何度か分断はあるものの、結局ひとかたまりで逃げも吸収し、最後の周回の街へ。
この街の大周回は昨年、別のレースだがNIPPO VINIFANTINIの黒枝士輝選手が優勝した場所なのでコースを知っている。
若干違う所も回ったが、小橋選手達に注意区間を伝える。

最後の小周回に入り、残り25キロ。
後ろに下がってしまったため前に上がっていく。集団も荒くなり始める。
自分も苦しい状態からさらに吹っ切れた状態に入る事が出来、身体が軽くなってきた。
チームメイトで残っているのが確認出来たのが、小橋選手と松本選手。
この展開になれば小橋選手が最後にもがけると判断し、声をかけて進む。
しかし、ラスト1周前で小橋選手が他選手と接触しメカトラブル。
松本選手と2人で連携し直すが、2人では厳しく集団でなだれ込むようにゴールすることとなった。

感想
レースの全体の運びは強豪チームによってコントロールされ、自分達はそれについていくだけだった。
この点については、やはりどこかで力を見せなければ今後認められる事はないので、証明しなければならない。
最後の連携は、小橋選手にはまだかなり余力があっただけに、3人でラストのストレートに入れたらと悔やまれる。
だが、これもレース。
次は拠点をベルギーに移し、そこで転戦する。
これは経験をしたことのないレースなので未知の領域だが、気を強く持って臨もうと思う。』

 * * *


DNF:面手 利輝(EQADS)


『166kmのレース。レース終盤の展開に備えてレース中盤にはチームメイトのサポートを受けて集団内で走っていたが腹痛を起こしてしまう。腹痛に耐えながらもレースに再度集中しようとしたが、レースに集中できずに気持ちが受け身姿勢の苦しいレースをしてしまった。今日はベストな状態でない自分では戦えないと思いレース中に集団内にいるチームメイト全員にそれを伝えサポートにまわろうとしたが身体にも頭にも目にも余裕がなくなり、

今日はもうこれ以上は走れないと思ったらその時点でその日はもう終わりを意味している。集中域に入れず気持ちが受け身になったらレースは一気に苦しくなる。今日はレース中に気持ちが受け身になってしまったことが何より悔しい。110km地点で集団から千切れてレースを降りて回収車に乗った。


【この2連戦を走って】
まだまだ全然足らない。成長スピードが。ここ数ヶ月で自分の成長は今までで一番感じていたけれど今年このレベルの舞台、またはもっとレベルの高い舞台で結果を出さなければいけないと考えたら今の成長スピードでは足らない。

週単位で強くなって、毎週のレースで課題をひとつずつクリアしていく。そして月単位で目に見える確実な成長をしていくこと。1レース1レースを走って順調に成長を続けていくことが今の自分の課題です。そして大切なこともうひとつ、たとえ今日がダメな日であったとしても自信を失わずにやっていくこと。
自分だけではなく、今ここで一緒にレースを走っているジャパンメンバー皆に共通して大切なことだと思っています。

恐ろしいほどの速さで過ぎ去っていく日々の中で引き続き成長を加速させていきたい。今年の自分にはそれができるはずだから。』


 * * *


DNF:岡 篤志(EQADS)


『シャトールリモージュから引き続き日曜のレース「ボルドー・サント」は、前日のコースと似たような起伏で、前半平坦から100Km過ぎてからアップダウン。最後に5Kmの周回を5周する166Km。
メンバーも前日に引き続きハイレベル。
コンディションに関して浅田監督とも相談し、自分のために走るのではなく、調子の良い選手を助ける気持ちでレースに臨んだ。
スタートからアタック合戦が始まり、面手選手と自分で対応していく。
しかし早くも脚がキツくなり、一旦下がるも、今日はジャパンメンバー皆が前に位置して動いてくれた。
チーム全体の成長を感じる。
そして40Km程の所で、小橋選手に連れられ前に上がったタイミングでアタックがあり、流れで反応。
殆どの有力チームが乗っている上、ジャパンから面手選手、小橋選手、自分の3人が乗ることに成功。
この逃げを決めたいと思ったが、集団は逃がしてくれなかった。
結局、その後集団が緩んだタイミングで抜け出したブラニャックとマルティーグの2人逃げを容認し、レースは落ち着く。
VENDEE Uやアルメドテール等の横風攻撃に警戒して走るも、結局バラける程の動きはなく、アルメドテールの牽引によって逃げもあっさり捕まり、サントの街へ。
ここからアップダウンが始まり、道も細く集団は縦長に。
自分はまたしても坂で少しも粘ることが出来ず、ほぼ全員に抜かれながら2つ目の坂で千切れリタイア。
平坦区間では激しいアタック合戦にも参加できる程度の余裕はあるが、登りに関しては付いても行けない。
人の力を使って走れる平坦は走れても、自分の力が必要な登りは誤魔化せない。
結局は脚がないだけですが、やると決めている限りは出来る日を信じてトレーニングを積み重ねます。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS)】『シャトールー・リモージュ(3/14)』日本は苦戦が続くも、UCIネイションズカップに向け調子は上昇

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『シャトールー・リモージュ(3/14)』

古参シルヴァンが貫録の勝利。
日本は苦戦が続くも、UCIネイションズカップに向け調子は上昇


ツアー・オブ・カリフォルニア2011にてステージ優勝を飾ったこともある元AG2Rのシルヴァン・ジョルジュが貫録の優勝。チームメイトが逃げる中、追走集団にて常にライバルをかく乱。最後は自らに巡ってきた勝利チャンスを確実に掴んだ。
Photo: Directvelo


レース前に緊張の面持ちの日本選手たち

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【レース情報】
-レース名:『シャトールー・リモージュ』(Châteauroux-Limoges)
-カテゴリー:1.12.1
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:162,6km
-期間:2015年3月14日
-開催場所:ポワンソネ(Poinçonnet)からボーヌ=レ=ミーヌ(beaune-les-mines)

レース会場『ボーヌ=レ=ミーヌ』(ゴール)の所在地:


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【成績】
1位:シルヴァン・ジョルジュ(TEAM PRO IMMO NICOLAS ROUX)4時間00分46秒
2位:ジュリアン・トローザ(GSC BLAGNAC VELO SPORT 31)トップと同タイム
3位:ナンス・ペテール(CHAMBERY CYC. FORMATION)トップと同タイム

58位:面手 利輝(日本代表U23/EQADS)トップから+6分7秒

66位:松本 祐典(日本代表U23)トップから+14分44秒
69位:小橋 勇利(日本代表U23)トップから+14分44秒
82位:片桐 善也(日本代表U23)トップから+14分44秒
96位:内野 直也(日本代表U23/EQADS)トップから+14分44秒
112位:秋田 拓磨(日本代表U23)トップから+14分44秒
115位:清水 太己(日本代表U23/EQADS)トップから+14分44秒

DNF:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)
DNF:広瀬 樹(日本代表U23)


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【浅田監督によるレポート】
「チームはトレーニングでは調子を上げて行く中、出場レースのレベルも上がってゆく。週末連戦の初戦はCHATEAUROUX – LIMOGES、162.6㎞のラインレース。レースは前半の平坦区間で高速で展開される中、3チーム計3名の選手が先行し集団はペースが落ち着き後半のアップダウン区間に備える。後続集団は登り区間で一気にペースを上げ絞られた50人ほどが追撃に入る。ここで日本チームは全員が脱落し連列から離れてしまう。面手は数人ですぐに追走に入るが差は縮まらず50位以下の小グループでゴールし、他のメンバーも大きく遅れた完走グループでゴールとなった。勝ったのは昨年までAG2Rで走り今年からフランスアマチュア第1ディビジョンチームに所属するベテラン選手だった。単純なレース展開ながら勝負に誰も加われなかったのは残念。次はチームとしての走りを見直し上位を目指してゆく。」

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【選手本人によるレポート】


58位:面手 利輝(EQADS)


『コースはシャトールーという街からリモージュという街まで南下する162kmのラインレース。前半には多少のアップダウンがあるものの平坦基調で100キロを過ぎてから数キロの上りがいくつかあるコース。強力なチームが来ているので後半の上りには必ず集団が破壊に掛けられる。そこを重要な局面と見て、自分はそこに向けて力を温存させ順位を狙うゴール勝負をするレースをするという作戦のもとスタートラインに並んだ。

スタート直後から各チームの逃げに乗ることを任された選手たちがアタック合戦をして集団はハイペースで進むがアタック合戦の末3人の逃げが決まり集団のスピードは緩み落ち着くとタイム差最大6分まで開く。

やがてメイン集団は逃げに乗せていないチームが牽引を始めタイム差を縮めながら110km地点の3kmの上りへと向かう。ここの上りで集団は絞られるだろうとどこのチームも警戒して隊列を組んで上り入へ向けて位置取りをしていた。自分も集団前方で位置取っていたが1人で好位置をキープするのは簡単ではなかった。

上りに入り予想していた通りスピードが上がる。先頭ではAG2Rチームがペースを上げているのが見えた。人数を減らしながら頂上へ近ずいていったが頂上手前ギリギリでスピードに耐え切れなくて30人程にまで減った集団にギリギリ残ることができなかった。下りで全開で追ったが前には追いつけなく後方集団に取り残されてしまった。

そのあとはゴールまで5人で前を追い続ける形でゴールまで帰ってきた。タイム差は開く一方で追いつくことなんてできないのだけれど、その時にできることってそれくらいのことしかない。繰り返してしまうその状況に今日もまたどうしようもなく悔しい。
今日はそこが重要な局面だとわかっていながら上りで集団に残れなかった。結局、上りで30人程まで人数を減らした集団は逃げを捕まえたようだったが今日自分がそこに残って最後までレースに参加できなかった。力が足らなかった。』

 * * *


96位:内野 直也(EQADS)


『今回の目標は、自分自身の結果も求めたいが、前回は比較的調子良く走れたもののまだまだであるので、前半から積極的に自分からも展開していき、逃げに乗ってそこから勝負が出来れば現状良いと考えた。
前半動いて決まらず、後半に厳しいようなら後半勝負の選手の手助けもしたい。

レースがスタートし、200人近くの大集団が進む。
前からスタート出来たので、積極的に自分からも攻撃を繰り返す。
しかし、追い風基調という事もあり、ハイスピードを維持したまま集団で進む。
道を曲がり、細くなる区間でスプリント賞狙いなのか、数名が飛び出し暫く先行するが、エクサンプロバンスが追走し、一まとまりにしようとしている。
必ずその後、動きがあるので前方に上がる。
案の定、吸収後アタックがかかり、自分も対応。
比較的何発も対応出来たが、そろそろヤバイ、キツイと感じた登りでさらに踏んで行ったプロイモの選手と他数名についていけず。
ここで乗れるか乗れないかが今日のロングエスケープの分かれ目だった。
結果的にかなり差が開き終盤の勝負所まで、数を減らしながらもメイン集団から行った強豪達と合流し、ゴールまで行った。
その勝負所まで残れたかと言われれば、その後集団で走っていても、常に余裕は感じられなかったので厳しいかと思うが、乗るべきだった。思い出すと本当に悔やまれる。

その後は、要注意の区間の前には必ず集団前方に上がり常に準備をしていた。この点は昨年、一昨年に比べれば容易に出来るようになったが、最後から二つ前の山岳で先頭のハイテンポについていけず、強引に千切られた集団に取り残されここでゴールとなった。

感想
分かれ目はあの場面。今の自分にとってはあそこのみ。

持久力が以前より戻っていない今、逆に短時間の瞬発は向上している。
翌日もレースがあるので、その事を有効に今日出来なかった事を振りかえって逃げに乗れるよう引き続きトライしたい。』

 * * *


DNF:岡 篤志(EQADS)


『前半平坦で、100Km過ぎてからアップダウンが出てくる162Kmのラインレース。
コンチのチームが2チームと、アマチュアトップチームが顔を揃え、速いレースになった。
前半の平坦は、横風に気を使いながら前々で展開を目指し、逃げのトライもしましたが、強力な6人の逃げをあと少しで乗り遅れてしまう。同じく乗り損ねたエクサンプロバンスが牽引して振り出しに戻すと、今度は3人(PRO IMMO、AG2R、Marseilles)が飛び出し、遅れてアルメドテールやエクサンプロバンスも抜け出し、主要チームが行ったことで集団はサイクリングに。
最大6分差まで開き、集団内の有力選手は登りに向けて脚をためている雰囲気。
案の定110Km地点の登り(約3Km)でAG2Rを中心にペースアップがあり、集団は30人ほどに絞られた。
ここにジャパンは送ることが出来ず、僕に至っては最後のグルペットにすら付けずにリタイア。
登り始めの位置は悪くなかったが、どうしようもなく弱かった。
レースの方は、登りで抜け出した集団は先頭に追い付き、最後は10人ほどの勝負になったようだった。
改善点としては、他の有力チームが先頭で隊列を組んで位置取りしている時に、ジャパンでまとまれなかったこと。登りの入り口を先頭付近でジャパンでまとまって入れれば、一人くらいは先頭集団に残れたのではないかと思う。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS)】『GPアルビ(3/8)』シーズン序盤に苦戦も、心身ともに好感触の立ち上がり

【レースレポ(EQADS/日本代表U23)】『GPアルビ(3/8)』

シーズン序盤に苦戦も、心身ともに好感触の立ち上がり
ヴエルタ完走のプリエスが貫録の勝利


元プロでヴエルタ・ア・エスパーニャ2度完走のプリエスが貫録の勝利。
Photo: albivelosport

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【レース情報】
-レース名:『グランプリ・ドゥヴェルチュール・ダルビ=ル・セケストル(通称:GPアルビ)』(Grand Prix d'Ouverture d'Albi-Le Séquestre )
-カテゴリー:1.12.7
 ◆仏レースカテゴリーの解説はこちら
-距離:11km x 12=132km
-期間:2015年3月8日
-開催場所:アルビ(Albi)

レース会場『アルビ』の所在地:


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【成績】
1位:ステファヌ・プリエス(ALBI VELO SPORT)3時間19分23秒
2位:アントニー・ペレス(AVC AIX EN PROVENCE)
3位:ダミアン・カピュ(ALBI VELO SPORT)

10位:面手 利輝(日本代表U23/EQADS)

15位:清水 太己(日本代表U23/EQADS)
16位:内野 直也(日本代表U23/EQADS)
17位:広瀬 樹(日本代表U23)
21位:岡 篤志(日本代表U23/EQADS)
23位:秋田 拓磨(日本代表U23)
35位:片桐 善也(日本代表U23)


面手利輝
Photo: albivelosport

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【選手本人によるレポート】


11位:面手 利輝(EQADS)


『今期フランスレース2戦目のこのレース。今回のレースでは最終的に先頭で帰ってくる勝ち逃げに必ず乗り、そこでの勝負をすることを必達目標としてレースに挑みました。

コースは1周11kmの起伏の激しいコースを12周する130km。上り区間で力の差がそのまま出るようなコース。有力選手が力で決める数人の先頭グループはスタート後30分もしないうちに形成されるだろうと予測していた。そこに乗れるか乗れないか、それが今日の最重要ポイント。その一瞬に備えてスタート前には入念にアップを行い準備をした。

予想通りだった。
全11周回あるうちの2周目にその重要な一瞬は早々に来た。距離にして1kmほどの上りを先頭で踏み倒し集団をバラバラにする勢いで抜け出しにかかる優勝候補の選手が後ろから迫ってくるのが見えた。1周目の平坦区間でフランス人選手2人と逃げていた自分は後方から追い上げてきた彼らと上り頂上でうまく合流することができた。平坦区間で抜け出してリードした状態で上りへ入ったことはここで良い方向へ働いた。

そのまま下りに入ってそのとき先頭はすでに15人ほどに減っていて、次の上りでさらにアタックして選手に続きそこから6人が抜け出していき自分は後ろに取り残されてしまった。一瞬だった。その一瞬が今日のレースで前に乗れるか、後ろに取り残されるかを分ける全神経を集中させて全開になるべき一瞬だった。

協調体制をとりゴールへ向けて逃げ切ろうとする先頭6人に追いつこうとフランス人選手に追走を協力してもらおうとしたり、自分で集団を引いたり抜け出して追ったり脚を使ってでも先頭をひたすら追い続けたがタイム差は縮まらなかった。内野選手や広瀬選手も追走に協力してくれる場面がありました。
先頭はそのまま逃げ切り自分は第2集団で11位でゴール。

先頭に乗り損ねて勝負に加われないレースをしたことが悔しい。2周目のあの一瞬に全神経を集中させて全開になれていれば乗れていたかもしれないという気がしてならない。もし...は無いけど。
前に乗れるか後ろに取り残されるかその2択。同じ力量でも先頭で勝負するレースをするか、勝負に加われない後ろのグループで走るかでは何もかもが違うから。

でも去年までの自分と今の自分は明らかに違うと実感できる。確実に力がついている。だから苦しい場面でもっと自分から動けるという自信を持ってレースをして良いと思った。そしたらきっと良いレースができるに違いない。去年できなかったことが今年にはできるはずだ。』

 * * *


16位:内野 直也(EQADS)


『11キロの起伏のある周回コースを12周するレース。

スタートから自分からは動かず様子を見ながら走る。
先週のレースよりメンツ的には薄くなっているが、身体の動きは悪くないと感じた。
1周目の後半で試しに自分から動いてみる。
そのカウンターで面手選手数名が抜け出し、その後追いで日本人選手数名も含む大きな先頭集団が形成。
自分は2周目の登りで、ブリッジをかけ数名で合流するが、追いつく前に既に強豪のアントニー・ペレス他数名がさらに先行していた。
オールアウト気味のこの集団との差が一気に開き、差は2分弱に。
協調体制を立て直し追走するも差は広がらずも縮まらない。
ここからは、数名での抜け出し追走を試みる。清水選手や面手選手が積極的に動く。
自分も何度かトライする。
この集団の数を減らすには至るが、抜け出しにはならない。
そんな動きを繰り返し、ラスト2周。
もうこの集団での争いに切り替わる。最高位で8位くらいか。
立て続けにアタックがかかり、対応するもラスト1周の登りで千切れてしまい、前の集団を追いかけながらゴールという形となった。

感想
良い点は
・先週より身体の動きが良くなっている。この冬に鍛えてきた身体の部位を自転車に使えれるようになってきて、場面場面でそう感じられた。

反省点は
・強豪アントニーペレスが抜け出した時にその場にいられなかった事。
たとえ、その後千切られたとしてもその強度帯を体感しておきたかった。
あとは、第2集団になってからのチームメイトとの動き方。

ここからまだまだ上げられるはず。
頑張ります。』

 * * *


21位:岡 篤志(EQADS)


『2戦目はGP d’ALBI。カテゴリーは前回から1ランク下で、メンバー的にも若干薄め。
調子が良ければ先頭で勝負できるだろうと思い臨む。
コースは11Kmの周回を12周する132Km。
登りが2箇所あり、毎年バラバラな厳しいレースになる。
昨年同大会、そして前回のレースは平坦で脚を使い、登りの肝心な動きで千切れる失態をしたので、今回は登りに狙いを絞って、有力所が動くタイミングで反応できるように心がけてスタート。
スタートしてからアタックがかかるが、僕は有力選手をマークし待機。
面手選手含む数名が先行した状況で2周目の登りへ。
予想通りここで優勝候補アントニーペレスが動き、自分も食らい付く。10人弱に絞られ、ギリギリここに乗ることができた。頂上で面手選手と合流し、15人ほどのグループに。
しかし攻撃は止まず、二つ目の登りで再びふるい落としがあり、最後尾を走っていた僕ら二人は先頭を外してしまった。
結局ここから飛び出した6名が最後まで逃げ切る形になり、追い付くことはなかった。
しばらくは見える位置に推移したため、かなり牽いて脚を使うも、ローテは回らず後ろの10人ほどにも捕まり、20人のグループに。
ここには清水選手、内野選手、広瀬選手がおり、数的に悪くなかったが、それまでの動きで脚が限界を越え、ここからもドロップ。
結局最終グルペットまで落ちてしまった。
実質僕のレースは終り、後は完走を目指すことしか出来なくなった。
あまりにもペースが上がらなかったので、練習と思ってラスト5周から一人で抜け出してゴールまでITT。先頭から9分程遅れて21位でゴール。
今回も全く勝負に絡めずに終わった。
レースの大事なポイントに乗ることはできたが、まだまだ調子も上手く合わず、力不足がとにかく課題だ。
レベルの低い話になるが、千切れてから最後集中し直せたのは良かったと思う。
近頃は目標と現実の差が大きすぎて、勝負から脱落した瞬間、集中力がなくなりリタイアする「やめ癖」が付いてきてしまっていた感じだが、今回はゴールまで自分を追い込めた。
ただの自己満足ですが、初心を忘れないようにしたいと思います。』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683
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