レース情報

【レースレポ(EQADS)】『全日本選手権ロード(6/27-28)』目標に及ばずも、輝いたチーム内連携 (エリート)

【レースレポ(EQADS)】『全日本選手権ロード(6/27-28)』

UCIポイント獲得目標に及ばずも、輝いたチーム内連携
(エリート)



レース序盤に出来た強豪選手を多く含む逃げを、他チームと協調して追い詰める内野 直也(EQADS)


レース中盤以降、活発に逃げを試みる面手 利輝(EQADS)
Photo: Yuichiro HOSODA


終盤の勝負が決まる逃げに反応する岡 篤志(EQADS)
Photo: Yuichiro HOSODA

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【大会基本情報】
◆大会名:全日本自転車選手権大会ロードレース(通称:全日本選手権ロード)

◆開催期間:
平成26年6月27日(土)~平成26年6月28日(日)

◆開催場所:
那須町スポーツセンター周辺特設ロードレースコース


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【リザルト】

<6月28日開催:男子エリートロードレース(240.0km)>

1位:窪木 一茂(Team UKYO) 5:55:33.64(平均時速40.49km)
2位:畑中  勇介(Team UKYO)トップから+5秒
3位:増田  成幸(宇都宮ブリッツェン)トップから+6秒

17位:岡 篤志(EQADS)トップから+10秒

40位:面手 利輝(EQADS)トップから+3分13秒

DNF:内野 直也(EQADS)

■フルリザルトPDF

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<6月27日開催:男子U23ロードレース(160.0km)>

1位:中井  路雅(京都産業大学)3:55:40.86(平均時速40.73km)
2位:黒枝  咲哉(鹿屋体育大学)トップから+4秒
3位:岡本  隼(和歌山県)トップから+4秒

22位:椙田 明仁(EQADS)トップから+7秒

DNF:萩原 慎也(EQADS)
DNF:蠣崎 藍道(EQADS)

■フルリザルトPDF

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<6月27日開催:男子ジュニアロードレース(112.0km)>

1位:沢田 桂太郎(東北高校) 2:44:10.63(平均時速40.93km)
2位:中川 拳(帯広三条高校)トップと同タイム
3位:武山 晃輔(甲府工業高校)トップから+1秒

8位:石上 優大(EQADS準所属/横浜高校)トップから+1秒
9位:渡辺 歩(EQADS準所属/学法石川高校)トップから+2秒

■フルリザルトPDF

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<6月27日開催:男子U17+U15ロードレース(79.0km)>

1位:篠田 幸希(前橋工業高校)1:36:45.73(平均時速39.68km)
2位:日野 泰静(チームグロシャ)トップと同タイム
3位:石井 洋輝(白河実業高校)トップから+1秒

16位:蠣崎 優仁(EQADS準所属/伊豆総合高校)トップから+5秒

■フルリザルトPDF

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【選手本人によるレポート】


エリート17位:岡 篤志(EQADS)

『1年の中のレースでも特に大事なこのレース、帰国してから最初のロードレースと言うこともあり、日本で走る貴重な機会。
このレースのためにハードなトレーニングと食事の工夫など行い、準備は万端で臨む。
チームからは面手選手、内野選手、自分の3人で参戦。
今年のコースは、例年に比べて長い登りがなく、細かいアップダウンのコース。
前日のジュニアやU23のレースを見る限り、集団有利な流れるコースだ。
しかしエリートは距離が長いこともあり、予想がつかない。
作戦としては、前半に出来るであろう逃げは、メンバー&人数を見て選択すること。
全日本は例年、エースが最初から逃げることは希であるが、去年のようなパターンも頭に入れる必要がある。
後半勝負になれば、強い選手が動くことが予想されるので、そこまで如何に脚を残すか、そして付いていけるかが課題。
天候が心配されたが、レース当日は曇り時々晴れ。
そしてレースはいよいよスタート。
リアルスタートと同時にアタックがかかるものの、有力選手は様子見といった感じ。しかし2周目辺りから有力選手達も動きだし、自分も同調していく。
内野選手も積極的に前で展開。
一時、土井選手やNIPPOの選手、アンカー井上選手らと飛び出す場面もあったが吸収。
一旦下がり3周目、ここで前を見るとかなり良いメンバーがごっそり先行している。
かなりヤバイと思うも、時すでに遅し。
アンカーからは初山選手、井上選手、西薗選手。UKYOからは土井選手、ブリッツェンからは増田選手、シマノは木村選手、愛三は平塚選手、小森選手、ブラーゼンから佐野選手等、主要チーム全てが乗った19人の逃げに、EQADSからは乗っていない。
集団はスローダウンし、タイム差はすぐに1分を超し、最大で5分差が開いた。
レースが終ってもおかしくない状況になり、チームとして動かなければ行けなくなった。
しかし3人しかいないチーム、そしてエースと言うものを決めておらず、全員が勝負したい中で、選択を迫られた。
皆調子が良いし、勝負したい。
話し合いの末、最も長時間の牽引が得意な内野選手が追走に参加してくれることに。
自分は絶対に結果で返さなければ行けない。
そして幸にも、愛三の作戦が逃げでの勝負ではなかったため、逃げの二人を戻して集団牽引に参加。
キナン、マトリックスも参加し、毎周回30秒以上詰めていく。
自分は面手選手とアンカーの後ろで温存。
クラブチームの選手4人が逃げから脱落し13人となり、9周目、20秒差まで縮めた所で、内野選手も離脱。感謝とプレッシャーを感じながら、次の展開に集中。
そして残り100kmを残し、逃げを吸収。
カウンターで内間選手が単独でエスケープ、追走で山本元喜選手と飛び出す。
しかしここで、バイクから「止まって!」の指示。
意味がわからなかったが、女子のレースとの調整で止められたようだ。
全員が止まり、自分はトイレタイム。
暫くして再スタート。結局集団からスタートし、逃げの内間選手も戻り、振り出しに。
ここからは単発なアタックが頻発し、面手選手がかなり動いてくれる。
自分は人数とメンバーを見て反応。
他に積極的なのは、NIPPOの山本選手、アンカーの内間選手、キナンの伊丹選手ら。
UKYOも土井選手の指示で代る代る反応している。
自分も常に10番手前後で勝負の瞬間を逃さないように動く。
途中、伊丹選手が単独で逃げ、差をつける。
キナンが徹底チェックでローテが回らず、かなり厄介だったが、登りでペースを上げて吸収。
今度は愛三の中島選手、シマノ入部選手、アンカー内間選手3人が飛び出す。
この動きに土井選手が動き、登りアタック。番手にいた自分も反応したが、付き切れしそうであった。
前に追い付き、10人ほどになる。
メンバーも各チームのエースしかおらず、決まったと思ったが、下り区間でスピードが上がらず吸収。
そして遂にラスト1周、面手選手がUKYO畑中選手、アンカー井上選手と飛び出すも、ホームストレートで吸収。
その直後、下りでスピードの落ちた先頭と、後ろから勢い良く抜け出した選手とでギャップが出来る。
慌てて左端からブリッジ。
先頭に追い付くと、かなり離れている。
11人になり、全開でローテを回し、逃げる。
力ではなくタイミングで決まったこの逃げは、メンバー的にもチャンスが大きい。
増田選手、山本選手、初山選手、早川選手らが強敵だが、スプリンターがいないぶんラッキーだ。
ラスト10kmでタイム差30秒との情報、上手く行けば逃げ切れる。
その直後、土井選手が追い付いてきている、そしてブリッツェン鈴木譲選手、アンカー西薗選手、ブラーゼン鈴木龍選手も合流。
引き伸ばされながらも後ろから集団も迫っている。
しかし勝者はここから出るはず。登りでペースが上がるが、絶対に先頭をはずさないように脚を使いながらも粘る。
しかし土井選手のアタックに付ききれず、逃がしてしまい、ラスト3km。
後ろを見ると更に人数が増えている。追い付いてきているようだ。
追走に加わりつつ、最後に備える。
ラスト1km、更に集団も追い付いてきて、ここでUKYO窪木選手がアタック。
増田選手も追うが離れる。自分も追いたいのに脚が動かない。
ラスト500m、窪木選手、増田選手、畑中選手3人が先行で右に曲がり最終ストレート。
あわよくばブリッジと思い、全開でもがく。
しかし脚が全く動かず大失速。
後ろを引き連れる形になり、集団の選手全員に抜かれながらも踏めず、17位でゴール。
優勝は窪木選手。

感想
最後は勝てるチャンスがあると思っただけに悔しい結果になった。
最後は自分の脚の状態的には、4位狙いの集団でトップ10を目指すのがベストだっただろう。
温存が下手だったこと、そして冷静さが足りなかった。
結果として何も残らず終わってしまった。
自分の結果を犠牲にして牽いてくれた内野選手には申し訳ない。
しかし、最初の逃げに乗れなかったことを除いて、最後までチームとしてレースに参加できたことは良かった。
後半、何度も分裂し、何度も決まったと思う場面で、全てを先頭でこなせたことは自信にもなった。結果的に動き損なところもあったが、レースは分らないので結果論。
この悔しさは次のレースにぶつけたい。
暫くレースが空きますが、ヨーロッパ遠征に向けてコンディションを整えていきます。

ありがとうございました。(岡篤志)』

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エリート40位:面手 利輝(EQADS)


『今シーズンの前半戦を締めくくる6月の全日本選手権、2月のアジア選手権から始まった今シーズン数多く海外レース走ってきた前半戦で得てきたもの、成長できたと感じている自分の実力をこの舞台で発揮して必ず次に繋がる走りをするため準備して臨んだ全日本選手権ロードレース240kmの戦い。

240kmという長距離レース。200kmを超えてからの後半に受け身側ではなく攻撃する側に立ち繰り返し攻めるレースをできるかどうかが自分が求めるものを得るためには重要だと思っていた。レース終盤の本当の力勝負をしてそこでの力勝負を勝ち抜き、少人数に絞られた先頭でゴールへ飛び込んでこようというイメージを描いてレースをスタートした。

レース前半に有力チームのエース級選手を多く含む19人の逃げが決まってしまったとき、チームメイトの内野選手が自分の身を削る走りをして自分と岡選手のために集団牽引に加わり捨て身の走りで自分たちを助けてくれたこと。誰もが自分の結果を狙いたい全日本選手権で、覚悟して、あの場でその決断ができた内野選手に対してチームメイトとして深く感謝しているし尊敬する。自分にはあの場で捨て身覚悟のその決断はできなかった。このレースでもうひとつ彼の強さを感じました。

内野選手が集団牽引に加わってくれたことで自分と岡選手は集団内で力を温存させて走ることができた。最大5分半ほど開いた19人の逃げグループをレース中盤に吸収し次の展開が始まる。体力を使い果たして尽くしてくれた内野選手に「後は頼みますよ」と言われ、なんとしてでも力で飛び出そうと高い集中域に入った。

後半のアタックや抜け出しの動き、ほぼすべての動きに反応してどの逃げが決まっても自分と岡選手のどちらかが必ず入れるように展開した。数的には2人とは不利だが自分たちはフランスでこういうレースを積み重ねてきている。だから岡選手も自分も言葉を交わさなくてもお互いにお互いがどう動くべきかをよく把握できていた。

レース後半には少人数での抜け出しを試みてアタックし、または反応して集団から少し抜け出しをリードする場面は何度もあったが、集団にエースを構えるチームのアシスト選手がそれを逃してはくれず、決定的な逃げとして決まることはなかった。

ハードに動いたことで脚がキツいがラスト周回へ入る手前で井上選手(BSアンカー)と畑中選手(team UKYO)と3人で抜け出した。これでBSアンカーとteam UKYOは追ってこない。チャンスと思い集団を引き離そうと先頭で思いっきり踏んで最終回へ先頭で入って行ったが集団を引き離すことができず、吸収された直後の下でのカウンターアタックで11人の逃げが決まった。そこには反応していきたくても脚が動かず反応して乗っていくことができなかった。それが悔しい。そのカウンターに岡選手がそこには乗って行った。

最終回の上りで後方集団からのブリッジに乗っていけず、集団から千切れて遅れて自分は40位でゴールした。

結果40位。結果は残念でした。何も残せなかったことは。
だけど去年と今年とではレース走った内容は全然違うものだった。ひたすら受け身で苦しめられ集団から千切れないようについていくだけだった去年に比べ、受け身ではなく攻撃を繰り返す側で攻めるレースができた今年。勝ちを意識できるのはどっちか、どっちがこの先に繋がるか自分の中でははっきりしている。

評価とリザルト、それと自分がレースを走って感じ得たものは必ずしもイコールではないと思う。それがロードレースの難しい部分でもあり、走る選手にとっても面白い部分なのかもしれない。競技であるからには結果が全てなのだけれども... やりたいことは悔いなくやりきれて得るものがあった全日本選手権だった。これが今の実力、今はまだまだ力及ばずだけど、この先、来年までには他チームから存在を恐れられるくらいの強い選手になっていたい。

本当に沢山の応援、レース会場でのご声援をありがとうございました。(面手 利輝)』

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エリートDNF:内野 直也(EQADS)


『238キロの長丁場。

目標は10位以内に与えられるUCIポイントの獲得も目指すが最大の目標は優勝。
準備はしてきた。

レースがスタートし、長丁場ではあるが昨年のような強く足並みが揃った逃げが出来るという事も多いに考えられるためまず序盤は前で気を張って走る。アタックが幾つもかかり自分や岡選手も対応していく。

体調は良い、昨年から悩まされてきた片脚に偏ってしまうぺダリングの症状も感じない。
苦しいけど良い感触だ。しかし、いざ何度か数人で抜け出すが長い距離に対する不安感か、お互いにイマイチペースが上がらず吸収を繰り返す。

そんな動きを繰り返していた2周目の終わり、ゴール前の登り入口で詰まった所で落車してしまう。完全に停止して、チェーンも外れてしまい再スタートに手間取るが何とか集団最後尾について3周目に入った所で追いつく。

しかし、この時点で有力所が入った大人数の逃げが決まってしまっていた。
すぐに差は開き最大5分差まで。このままではレースが終わってしまう。
この全日本選手権で自分の結果はもちろん欲しい、そしてその先にあるネイションズ、世界選手権の代表にもここでアピールして選ばれたい。

しかし、今はチームで戦っている。他のチームのように数が多く且つ個々の力が強ければ他にも手段はあるがEQADSは3人、個々がバラバラになって走って争える程甘くはない。そしてこのようなコースでは自分も好きだが2人の方がより脚質に合っている。
もうやる事は一つ、この後の事はまた後で考えれば良い、その後のレースで力を見せれば。

岡選手に自分が牽引に加わる事を伝え、面手選手にもその旨と共に勝負所まで脚を温存しておいてもらうよう伝えた。 集団先頭に上がり、愛三の中根選手に追走に加わる事を伝え、その他にキナン、マトリックスの選手達と追走を開始。差は5分、遠いが本来こういった一定でジワジワ走るのは得意なので気合を入れる。集中。 周りの選手達と同じペースで踏んで交代を繰り返す。

このコースは走ると分かるが、集団で一定で走る分には楽を出来るが前で風を受けると、脚は削られていく。一定走は得意ではあるが、次第に脚がきつくなる。だけど差は少しずつ縮まっている。逃げに追いつくまで何としても追走し続けろと言い聞かせ、9周目で差は30秒を割った。

ここからが中々縮まらなかったが、10周目に入る時には逃げを吸収。

前も決して全開で回していた訳ではなかったと思うが一緒に追走してくれた愛三やキナンの選手達がいなければ、追いつくのは不可能だったと思う。地獄絵図だ。ここは展開に救われた。ここで150キロ。もう脚は残っていない。レース展開に加わるのは厳しい、面手選手、岡選手に補給を渡し、あとを託してその後すぐにペースの上がった集団から千切れた。

自分の結果はDNF

感想

自分の結果が残らなかった事は悔しい。

まず、前半の逃げに乗れなかった事が反省点。乗れる自信も体力もあったが落車でチャンスを失った。

しかし、逃げに乗ったチーム、選手達はどこもしっかり乗っている点から落車してしまう危険な位置にいた事自体が劣っている。
その後の展開のために起こした行動には後悔はしていない。

追走に加わらず、運任せで例えあの後集団が一つになったとしても追走には参加するべき事だった。

色々なチーム、選手が出場していてそれぞれに事情があると思うが、自分達はここで他力本願な走りをしてもその先に何にも繋がらないと思った。

残った面手選手達は最後まで先頭で戦ってくれて、結果は伴わなかったがその事で報われた。次は自分が輝けるよう、精進していく。

今回もたくさんの応援をありがとうございました。(内野 直也)』

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U17+U15 DNF:蠣崎 優仁(EQADS)


『今シーズン最大の目標で、昨年の6月に惨敗したときから1年間かけてトレーニングを重ね、自分のもてる力のすべてを発揮して挑んだ今年の全日本ロード。
自分の脚質にもすごく合っているコースだと感じて、『今年こそ全日本チャンピオンジャージに袖を通す』と強い思いを持ってスタートラインに並びました。
しかし、結果にこだわるだけの走りではなく、アタックを積極的にして誰よりも自分から動けるレースをして、できることなら少人数で逃げたいと考えていました。
1週間前のポイントレースで優勝し、調子をすごく上げてきているという実感を持って調整でき、気持ちと体をシンクロさせる事ができていました。

レースはあいにくの雨でしたが、下りが得意な自分としては少し有利になるとポジティブに捉えられて、特に心配はなくしてレースを進められました。
スタートからしばらくは下り区間なので、アタックもなくて集団1つなので、後ろに下がってしまうと落車の危険があるので前に位置取って連続コーナーのセクションに差しかかると、グリップがまるで無く、とても危険でした。
なんとかそこでは落車も無く、そのまま集団一つでコースで最大難易度といわれる登りの手前までくると、なぜか一気にペースが緩んだのでその隙をついて道路の端から抜け出してアタックし、すぐに5秒くらいの差ができましたが、集団ごとチェックに入られてしまって登りの中盤で吸収されてしまいました。
そのあとはずっとアップダウンを繰り返し、必ず誰かしらアタックをすると思ったので、その前に踏んでいたので自分で反応しようとすると肝心なところでアタックできる脚を無くしてしまうので、一旦集団中ほどに待機しました。
そしてゴールまで階段状に登っていく農道区間に入って案の定飛び出そうとする選手がいてペースが上がり、自分も抜け出すチャンスがあるかもしれないと考えて前方に上がっていきますが、特には大きな動きが生まれずにただ集団一つのままのハイペースとなってしまい、自分としてはとてもやりにくい展開でした。
そうしているうちに1周目の残り1km付近まできて、何も動きが作れないままいると、自分の斜め後方で集団落車が起きて集団の半分がいなくなりました。
それによって35人くらいまでに減って2周目に入っていき、その頃には雨脚もどんどん激しくなってどんどん過酷になって来ました。
コーナー上にあるマンホールや側溝のふたによって滑る選手が多く、いつまた落車があってもおかしくない状況だったので、少しきつくても絶対に後ろに下がりすぎないように気をつけて、スリッピーな下り区間に差しかかると、やはり後方で単独落車があったりと危険が続きます。
自分はなんのアクシデントも無くクリアして、アップダウン区間に突入し、また同じようなポイントでアタックを仕掛けていきます。
しかし、数人が集団をおいて来てほしいところですが、集団ごとついてきてしまって全く逃げられません。
それでも攻撃を繰り返し続けましたが、なかなか決まらないままレースが進みんで2周を終えて、3周目も同じように過ぎてしまい、あっという間に最終周に突入しました。
手段も30人弱も残っていて、最後の大集団スプリントになることが分かったので、それまで使った脚を回復させるためにも、自分からあまり動かずにスプリントに備えようと切り替えました。
やはり集団全体で少し牽制気味になり、ペースが上がるところで踏まずに緩んだところで前に出るように、自分は一定ペースで走るようにしてとにかく足を消耗しない走りを心がけました。
すると、アップダウン区間に入って最初の一番つらい登りのあとの下りで単独で飛び出す選手がいて、一気にペースが上がり、自分もそこでは踏んで前を追う動きに同調しているとすぐに吸収しましたが、細かい動きがちょこちょことかかり始めて、コース終盤の階段状のアップダウン区間になって、逃げようとする選手が代わる代わる飛び出すのですが、それまでの自分の動きの影響なのか、集団が動かずに自分に追わされてしまい、まずいとは分かっていたのですが、どうする事もできずに自分の脚をつかってしまう動きを繰り返した状況で残り1kmを切って横目一杯に広がって牽制がかかり、自分も位置的にはとてもいいポジションに付けられて、もがけば狙えると思っていました。
そして残り500m地点で一人が飛びだして、自分はすぐに反応したのですがまるでスピードに乗れずにむしろ失速していってしまい、後ろからどんどんと抜かれていきますが、踏み直すこともできず、残り250mでは完全に戦線離脱してしまいました。
ゴールまではなんとかもがけるだけもがいて、最終的にトップから6秒遅れの16位に終わりました。

率直に今回の結果は言い尽くせないくらいにすごく悔しいです。
ですが、今までとちがって、自分で攻撃をし続けたけれども逃げにできずに最後まで進んでスプリントできずに負けたので、ただ悔しいのではなく、できることはしたという満足感もあります。
レース中には体の動きもよく、これは狙えると思いましたが、4月のチャレンジロードと同じくマークが厳しくて自分の想像以上に消耗していたことが、今回の敗因だと反省しています。
もっと動くタイミングを絞り込んで、むやみな攻撃ではなくて選んだ攻撃をしないと、勝利につながる動きにはならないと強く痛感しました。
これで今シーズン最大の目標のレースが終わってしまいましたが、このあとも8月にはインターハイとベルギー遠征、10月にはジャパンカップと、重要レースがいくつも控えているので、いつまでも引きずらずに、切り替えて次の目標に向かっていきたいと思います。
インターハイロードレースが’、今年は鈴鹿サーキットで行われ、自分にとっては何度も走った事があり優勝した事もある、とても相性が良くて得意なコースなので、満足のいく好成績を残せるように残り1ヶ月を使います。
今回はご期待にお応えできずに悔しかったですが、レース中の熱い声援がとても力になりました。
ありがとうございました。今後とも、応援よろしくお願いします。(蠣崎 優仁)』

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683

【レースレポ(EQADS)】『全日本選手権TT(6/21)』

【レースレポ(EQADS)】『全日本選手権TT(6/21)』

岡がエリートにて7位
社会人レーサーの中村がプロを封じ込め大金星


スタートを待つ岡 篤志(EQADS)


スタート直前の内野 直也(EQADS)

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【レース情報】
-レース名:第19回全日本選手権個人タイム・トライアル
-期間:2015年6月21日(日)
-開催場所:栃木県大田原市


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【成績】
<男子エリート>
1位: NAKAMURA, Ryutaro/中村  龍太郎 JPN19901224 千 葉 イナーメ信濃山形 0:49:54.42(平均時速44.72km/h)
2位:MASUDA, Nariyuki/増田  成幸 JPN19831023 栃 木 宇都宮ブリッツェン BLZ 0:49:58.08 (平均時速44.66km/h)トップから+00:03.65
3位:NISHIZONO, Ryota/西薗  良太 JPN19870901 鹿児島 ブリヂストンアンカーサイクリ BGT 0:49:58.20 (平均時速44.66km/h) トップから+00:03.78

6位: OKA, Atsushi/岡 篤志(EQADS) JPN19950903 茨 城 EQADS 0:50:45.53 (平均時速43.97)トップから+00:51.10

26位:UCHINO, Naoya/内野 直也 JPN19940501 埼 玉 EQADS 0:53:45.75 (平均時速41.51km/h)トップから+03:51.32

<男子U23>
1位: KOISHI, Yuma/小石  祐馬 JPN19930915 京 都 CCT p/b CHAMPION SYST CCT 16:28.49(平均時速45.15km/h)
2位: YAMAMOTO, Masaki/山本  大喜 JPN19960108 奈 良 鹿屋体育大学 16:33.66 (平均時速44.92km/h)トップから+00:05.16
3位: KOBAYASHI, Marino/小林  海 JPN19940701 東 京 RIMO-Construcciones PAU 16:37.56 44.74km/h 00:09.07

28位: SUGITA, Akihito/椙田  明仁 JPN19960711 埼 玉 EQADS 17:55.56 (平均時速41.50km/h)トップから+01:27.06

<男子ジュニア(12.4km)>
1位: OMACHI, Kento/大町  健斗 JPN19980428 広 島 安芸府中高校 16:56.63 (平均時速43.90km/h)
2位: ISHIGAMI, Masahiro/石上 優大 JPN19971020 神奈川 EQADS準所属/横浜高校 16:59.58 (平均時速43.78km/h) トップから+00:02.95
3位: ONO, Kotaro/小野  康太郎 JPN19970516 東 京 スミタ・エイダイ・パールイズ 17:03.55 (平均時速43.61km/h)トップから+00:06.91

■PDFフルリザルト(JCF)

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【監督の浅田顕によるレポート】
<男子エリート>
『U23の年齢ながら岡篤志と内野直也はレース距離が個人TTの標準的な37.2㎞という距離のエリートクラスに参加した。昨年5位の岡は有力選手が出走する第2ヒートで、雨が降るなかでのレースとなり平均速度は伸びなかったが、エリート選手に混じり7位でゴールした。昨年より順位は落としたが、上位からのタイム差と出場メンバーを考えると成長を見せた成績であった。内野は些細なことがきっかけで、トレーニングでは出来た走りが、本番では完全にバランスを失ってしまい、コースミスを含め実力を全く発揮せずに終わってしまった。力はあるので次週のロードレースで大きく挽回したい。(浅田顕)』

<男子U23>
『浅い経験から今年EQADSに加入し、3か月のフランスローカルレースの経験を経て参加した椙田は個人TTも初経験。持久力のある選手なので、今回の経験から次にどのくらいの成長幅を見せるかが重要。(浅田顕)』

<男子ジュニア>
『石上はスイスとドイツのネイションズカップ帰国後から体調がすぐれなかったが、まずは全日本個人TTを1位と僅差の2位で終え一安心。優勝は逃したが決して悪い走りではなかった。しかしジュニアでも同種目で世界は違うレベルに有ることを、本人は強く意識しているようで表情は晴れやかではない。
来年から始まるU23への挑戦に向けてTTでも通用する力を付けて欲しい。(浅田顕)』

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7位:岡 篤志(EQADS)


『今年の全日本TTは栃木県大田原市で開催。
コースはスタートしてから一気に下り、平坦と緩登りな道を5km程行き、Uターンしてから最後に平均勾配11%250mの登りを超え、一周。12.4km×3周の37.2km。
先のジュニアやU23の結果を見ながら目標を設定。
昨年同様、エリートだけ他クラスの3倍の距離であるが、昨年もU23のトップよりエリートトップの平均スピードが上回る結果になっており、今年も勝つにはU23優勝小石選手のAve45Km/h以上、1周のラップタイム16m28sが必要と予想。
自分は昨年5位だったので、最後から6番目のスタート。
天気は雨予報だったが、エリートの第1フィート終了まで降らずにもっている。
このままドライで行けるかと思ったが、第2フィートスタートと同時に本降りに。
スタートする頃にはフルウエット。
そしてスタート。
この先長いので、踏みすぎないようにシッティングで加速、下りはトップチューブに座り、漕がずにエアロで休む。70Km/hに乗せ、惰性で最初の坂を越える。
左に曲がると向かい風。
かなり失速し、U23の折り返しタイムよりかなり遅いが、焦らないように折り返し、帰りは追い風で52Km/h程で踏む。
最後の坂はインナーに落とし、シッティングメインで抑えて登る。
登りはタイム差が付きやすいため、踏んだ方がトータルのワットは抑えられるが、すぐに下らせてくれないこのコースでは慎重に行くのが得策と判断。
しかし1周目のラップタイムは伸びず、16m55s程の44Km/h。
2周目からは更に雨足が強くなり、土砂降り状態。
路面が濡れると、グリップが落ちる代わりに路面抵抗が減ると言うが、ここまで水溜まりができると、重たい感触しかしない。
2回目になると先程すれ違った場所とで他選手との比較ができる。
最初に驚いたのはイナーメの中村選手。
かなりの距離を離されている。この時点でかなり萎える。
そして折り返し、前を走る増田選手、前走者の窪木選手にも30秒近く離されている。そして後ろの西薗選手にも詰められている。
この時点で5位以下だ。
逆に、NIPPOの山本選手、石橋選手、土井選手とは僅差の範囲内。
この中ではトップを取りたい。
2周目もほぼ同じラップタイムで通過し、最終周へ。
やはり中村選手が速いのが分かる。
佐野選手にもじわじわ詰められている。
しかし自分のペースを崩したところで限界がある。復路はかなり踏んだが、他選手も踏んだため縮まってはいない様子。
最後の登りをダンシングでもがき、ゴール。
結果は50m45sのave43.97Km/h。
この時点で5番時計だが、すぐに西薗選手、佐野選手に抜かれ、結果7位。
優勝はなんとイナーメの中村龍太郎選手(49m54s)
4秒差で増田選手、西薗選手が続き、窪木選手、佐野選手、山本選手。

感想
今回、目標としていた結果には遠く届かなかったが、ワットのデータを見る限り、練習の結果がそのまま出たとしか言えない。
レース当日の絶好調に期待するところもあるが、どちらにせよ限度はある。
昨年より順位を落とす結果になったが、メンバーが濃くなったと言うのが実際のところ。
別府選手不在の影響はあるが、昨年トップと3分以上あった差が、51秒に縮まってはいる。
しかし、プロではない社会人が優勝した事実は、僕らにとって重く受け止めるべきことである。
来年は本気で優勝を狙えるように準備していきたい。
とりあえず今は来週のロードに向けて切り替えていきます。
ありがとうございました。』

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【次のレースは6月27&28日です】
-レース名:第 84 回 全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース
-期間:2015年6月27日(U23/ジュニア/ユース) & 28日(エリート)
-開催場所:那須町スポーツセンター周辺特設ロードレースコース(16.0 km/周)
【EQADSからの参加選手】
<エリート>
清水  太己 東 京 EQADS
面手  利輝 神奈川 EQADS
内野  直也 埼 玉 EQADS
岡   篤志 茨 城 EQADS

<U23>
萩原  慎也 栃 木 EQADS
椙田  明仁 埼 玉 EQADS
蠣崎  藍道 静 岡 順天堂大学/EQADS準所属

<ジュニア>
石上  優大 神奈川 横浜高校/EQADS準所属
渡邉  歩 福 島 学校法人石川高校/EQADS準所属

<MU17+MU15>
蠣崎  優仁 静 岡 伊豆総合高校/EQADS準所属

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【参考リンク】
<2015年「エキップアサダ(EQADS)」体制のご紹介>
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=683
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