レース情報

Les Boucles de la Mayenne 2008 第3ステージ レースレポート

アグリチュベルの速さに反応するもあと一歩
//// 一休みし、次のレースへコンディションを整える ///


6月22日 St BERTHEVIN - LAVAL 167km

■ 第3ステージ
1.GARRIDO MAYORGA Martin(PALMEIRAS - TAVIRA、アルゼンチン) 3h49m1s
・・・ 21.新城幸也 +4s
24.宮澤崇史 +4s、27.清水都貴 +4s
リタイア:中島康晴

■総合成績
1.BICHOT Freddy(アグリチュベル、フランス) 12h26m08s
・・・ 31.新城幸也 + 5m4s、52.宮澤崇史 +22m48s、56.清水都貴 +22m57s

■現地レポート/岩佐千穂
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最終日の第3ステージは、比較的大きな道幅のアップダウンのあるコース。スタートからアタック合戦が始まるも、リーダージャージを擁するアグリチュベルがコントロールし、逃げは決まらず。総合に関係ない8選手の逃げが決まり、追走で新城が追うも一人だったため、追いつけず。そのまま、8人の逃げとの差は2 分以内に保ち泳がす形でレースは進んだ。ラスト50キロくらいになると、アグリチュベルとPALMEIRAS - TAVIRAが集団のペースを上げ、差は徐々に縮まっていく。最後の山岳ポイントの上りでアタック合戦となり、集団は一旦バラけるものの、その後またペースが落ちて逃げと集団との差は40秒ほど。水谷監督の指示で中島が先頭交代に入り、逃げグループを捕まえに行く。だが、逃げグループを捕まえる前に中島は運悪く落車。残る新城と清水で、スプリンター宮澤のアシストを務める。先頭はアグリチュベルがコントロールし、その後ろに梅丹本舗・GDRの3選手は位置取りしてサーキットをこなして行くも、急カーブとアップダウンのある街中を走るテクニカルなサーキットで3人の脚もかなり消耗されていく。

最後は集団ゴールスプリントとなるが、上りゴールで最後の勝負に絡めず。3選手とも同じようなポジションで終わってしまった。

次は、10日ほど空いて7月5日にスイスで行われるワンデーレースとなる。昨年このレースで新城が2位になっており、相性も悪くはない。数日休みを取り、トレーニングを行って次のレースに挑む。
なお、北京オリンピック出場が決まった宮澤は26日に東京で行われる壮行会に出席するため、23日フランスをたち日本へ帰国した。数日日本滞在後、タイでオリンピックに向けてトレーニングする予定になっている。

Les Boucles de la Mayenne 2008 第2ステージ レースレポート

攻める走りで行くも決定打の逃げに入れず
//// 惨敗の1日、疲れが見える選手たち ///

6月20日 VOUTRE - EVRON 172km

■ 第2ステージ
1.CASPER Jimmy 4h05m21s
・・・ 43.新城幸也 +3m49s
70.宮澤崇史 +21m27s、71.中島康晴 +21m27s、97.清水都貴 +21m27s
リタイア:MAHAWONG Prajak

■総合成績
1.BICHOT Freddy(アグリチュベル、フランス) 8h14m7s
・・・ 38.新城幸也 + 5m、79.宮澤崇史 +22m44s、91.清水都貴 +22m53s、99.中島康晴 +23m47s

■現地レポート/岩佐千穂
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第2ステージは、このレースの中で最も厳しいコース。細い道で2キロ以上つづく上りが何度もあり、アップダウンが激しい。
レース前半は、新城や宮澤がアタックに反応し逃げに入り込むも、決定的な逃げにはならず。20km地点で新城が単独トップに立つ動きもあったが、すぐ山岳賞があり集団からポイントを取りに来た選手たちに飲み込まれてしまった。集団が大きく動いたのは、32キロ過ぎの3つ目の山岳ポイント手前だった。ここでのアタック合戦になんとか宮澤が追いつき、上りを越えた。しかし、その後も休むことなく前方ではアタックが続き、宮澤は遅れてしまう。ここで前に残った 20人の選手たちでグループができた。この逃げにアグリチュベルは5選手送り込み、道も細く絶え間ないアップダウンで、後続との差はあっという間に1分以上開いた。この逃げに乗り遅れたリーダーは後続グループで追走するも差は開く一方で、4分以上の差が開いた。

こうなればレースは先頭グループで決まったも同然だ。梅丹本舗・GDRの選手たちは、誰一人先頭にも追走にも入り込めなかったが、リーダーを助けるために集団から加速したBRETAGNE ARMOR - LUXの選手他数人に新城はついて行き、追走グループに追いついた。しかし、先頭との差は縮まらず。3分以上遅れてゴール。集団は21分遅れだった。トミーはひざの痛みを訴え、補給地点でリタイアとなった。

チームとしては惨敗の1日。スペインの疲れも出始め、集中力も欠けつつあり、逃げるタイミングを逃してしまった。明日は最終日。疲れが見えるが、本領発揮できればまだ勝てるチャンスはある。何とか成績を残して帰りたいところだ。

Les Boucles de la Mayenne 2008 第1ステージ レースレポート

清水、アタックするもレース展開に見放される
//// 攻めるべきか待つべきか?難しいレース展開 ///


6月20日 ST BERTHEVIN - ERNEE 184km

■ 第1ステージ
1.ZIELINSKI Piotr (BRETAGNE ARMOR - LUX、ポーランド) 4h03m11s
・・・ 25.新城幸也 +38s
91.宮澤崇史 +38s、96.清水都貴 +38s 101.MAHAWONG Prajak +1m13s 104.中島康晴 +1m38s

■総合成績
1. ZIELINSKI Piotr (BRETAGNE ARMOR - LUX、ポーランド) 4h08m58s
・・・ 58.新城幸也 + 1m10s、73.宮澤崇史 +1m15s、93.清水都貴 +1m24s、102.MAHAWONG Prajak +1m57s、106.中島康晴 +2m18s

■現地レポート/岩佐千穂
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第1ステージは、細い道幅でアップダウンが激しい184キロのコース。レースは最初からアタック合戦で始まるが、なかなか決定的な逃げは決まらず。40キロで、ツール出場が決まっているアグリチュベルのジミー・カスパーが逃げを成功させる。追走が合流し計5人の逃げができ、最高1分ちょっと差を広げるが、集団をラボバンク3がペースアップしこの逃げを潰した。振り出しに戻り、3つ目の山岳ポイントを2位で新城が通過する。その後、82キロ地点で12人の逃げが形成された。この逃げに、梅丹本舗・GDRの選手は送り込めず。有力チームはほぼ全員送り込んでいたため、差は徐々に開いていった。梅丹本舗・GDR としては追わなければ行けない状態だが、いつもそうして選手たちを消耗させてしまうので、ここは慎重にとりあえず他のチームに追わせて次の展開を待つ作戦に出た。最高1分40秒ほど開くが、パーシュートのフランス代表チームとDIFFERDANGE APIFLOが集団を引き徐々に差を縮めていく。予想通りの展開だ。

先頭グループとの差は50秒ほどに縮まり、あと少しで追いつくところまで来た。チームとしてはまだ待つ作戦で次の動きに備えるように指示したところ、案の定集団はアタック合戦が始まり、そこに清水が入り込んだ。11人の逃げが成功し、先頭との差を28秒ほどに詰めた。この追走グループにアグリチュベルはスプリンターのカスパーともう一人の選手を送り込んでいたので、先頭に追いつき20人ほどの逃げグループでスプリント勝負になるだろうと思われた。しかし、なぜかアグリチュベルは積極的に前を追わず。追走グループは先頭に近づきそうになると牽制が入り追いつきそうな秒差のまま、後ろの集団に飲み込まれてしまった。しかし、清水は再びアタックを仕掛けまた集団から飛び出した。この加速に、他の選手はついていけず。清水ともう一人の2人での追走となり、先頭に追いつこうと必死になるが、この清水の動きにアグリチュベルが集団を引き捕まえられてしまう。

集団から BRETAGNE ARMOR - LUXのZIELINSKI Piotrが一人で追いつき先頭は13人となり、 BRETAGNE ARMOR - LUXが3人となったので、かなり有利な展開となった。先頭グループからアタックがかかり3人でのゴールスプリントで、ZIELINSKI Piotrが優勝し、総合トップになった。後続集団は、「ゴールスプリントは、上りだったのでユキヤに行かせた」と宮澤が言うように、ラスト200mまで宮澤が引き、新城が勝負をかけるも埋もれてしまい25位。しかし、前半パンクし後半は落車をした新城にとって、奮闘した成績だ。

■清水都貴のコメント:調子はすごく悪かった。花粉症で心肺機能も悪くて、位置取りでうまくこなそと言う感じで走っていた。アグリチュベルが追おうとする逃げには乗ろうと動いた。あと少しで前に追いつけると言う場面が何回もあったが、体調も良くないので他のチームを当てに出来れば当てにしようと思ったのが敗因の一つ。

Les Boucles de la Mayenne 2008 プロローグ レースレポート

テクニカルで苦しんだプロローグ
//// 梅丹本舗・GDRの勝負は第1ステージから ///


6月19日 LAVAL - LAVAL 4,5km

■ プロローグ&総合成績
1.VOGONDY Nicolas (アグリチュベル、フランス) 5m43s
・・・ 61 新城幸也 +35s
82 宮澤崇史 +41s
99 中島康晴 +44s
105 MAHAWONG Prajak +48s
108 清水都貴 +50s

■現地レポート/岩佐千穂
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スペインから途中1泊し、900キロの移動を経てフランスのマイエンヌ地方、ヴィトレの町にやって来た。
スペインでの疲れものこっており、免疫力も低くなっているためか、選手たちはフランスに来たとたん花粉症になってしまった。
体調が悪い中、初日は4,5Kmのプロローグ。コースは下りと上りが数珠繋ぎで、急カーブも多くテクニカルだ。「下りのあとに急カーブがあり、一旦減速してゼロ発進で上りに入るので、むちゃくちゃきついですよ」と試走を終えた清水は言う。レースは18時15分にスタートし、1周約6分くらいで走る。チームの中では、新城がベストタイムの6分181秒でゴール。最終走者のトミーは6分31秒。
優勝したのは、ニコラ・ヴォゴンディ(フランス、クレディアグリコル)。ツールに出場予定のアグリチュベルが上位3位までを占め、強さを見せつけた。

■水谷監督のコメント:プロローグではエンジンのかかりが悪かった分、第1ステージに向けていい調整になったと思う。
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