レース情報

ツール・ド・熊野 第3ステージ レースレポート

チームで守りきった総合優勝!嬉しい2勝目 
//// 清水渾身の力でゴールスプリントし、文句なしの総合優勝 ////

5月11日 太地半島周回コース 105,6km

■第3ステージ
1.Leon VAN BON (オランダ,トレックマルコポーロ) 2h42m05s
・・・ 3.清水都貴  25s
5.新城幸也 25s、27.福島晋一 38s 28.岡崎和也 38s 33. 福島康司 1m29s
リタイア:中島康晴

■総合成績
1.清水都貴 (日本, 梅丹本舗・GDR) 8h01m33s
・・・ 3.新城幸也  1m49s
11.岡崎和也 3m02s、33.福島康司 11m50s 54.福島晋 一 46m19s

【最終的に獲得した賞】
総合優勝:1位清水、3位新城
ポイント賞:1位清水、3位新城
山岳賞:3位新城
チーム賞:2位

■現地レポート/岩佐千穂
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最終日、太地で行われた9,6キロを11周する第3ステージ、この日のチームの作戦は、なんとしても清水都貴の総合優勝を守る事。しかし、2位の広瀬敏(愛三工業レーシング)との差は、0秒。途中に設けられている中間スプリント地点で3位以内に通過すれば、ボーナスタイムがつくため、とにかく広瀬をマークしてタイムを稼がせない事がまず重要だった。その広瀬が、3周目メカトラのため集団から遅れた。4周目に設けられた中間スプリントは、1位と3位をスキル・シマノが取り、新城が2位通過で2秒稼ぎ暫定だが総合3位になった。

その後13人の逃げが形成され、総合にほぼ関係がなかったメンバーだったため、梅丹本舗・GDRはその逃げを容認し、集団の先頭をチーム6人でコントロールする。今日チームにとって狙うのはステージ優勝ではなく、総合優勝!チームメイトの完璧な走りに守られ、イエローのリーダージャージを着た清水は6番手で脚を温存しながら走る。

ラスト1周で先頭はレオン・ファンボンと真鍋の2人でステージはほぼこの2人に決まった。ラスト周、最終勝負のため愛三工業レーシングチームも集団を引き始めた。一気にスピードが上がり、その後逃げグループにいた選手たちを集団は飲み込んだ。総合争いは以前清水と広瀬0秒差のまま。ステージ3位で入れば、ボーナスタイ ムがつくので逆転されることもありうる。

梅丹本舗・GDRのメンバーが列車を組んで清水を勝たせるためゴールに向う。ラスト1キロをきって、今度は愛三が列車を作る。この加速で、先頭は新城と清水の2名のみ。脚をためていた清水は、前日「ゴールスプリントなら僕勝つ自身ありますよ」と言っていた通り、この列車をうまく利用し、最後の直線で一気に加速してガッツポーズでゴールラインを超え、ステージ3位文句なしの総合優勝をあげた。

春先、ヨーロッパで苦戦をし続けただけに、この総合優勝はチームにとっても大きな自信となった。さらに、日本のレースでそれも多くのファンの方々の前での 第2ステージ優勝と総合優勝を果たせ、一緒に感動を味わえた事が何よりだ。
次は日曜日から行われるツアー・オブ・ジャパンに向けて、この流れに乗って勝利を重ねて行ってくれる事を期待したい。

■清水都貴のコメント:一番強いチームだと思う。最後のゴール勝負ではうちのチームは前に2人しかいなかったし、ゴールでのボーナスタイムが発生するので、もう集団の頭を広瀬さんだけには取らせないように自分から取りに行った。みんなが完璧な仕事をしてすごかった。0秒差だったのですごいプレッシャーだったし、正直怖かった。ラスト100mは先行して、後ろから緑のジャージがさしてこないでくれ~という気持ちでもがき倒した。総合優勝してホッとしている。
来週、再来週、今より強い状態で望めるように、気を引き締めて頑張りたい。

ツール・ド・熊野 第2ステージ レースレポート

ついに新城、チーム初勝利!清水都貴総合トップに
//// 待ちに待ったこの瞬間!新城、清水、完璧なるワンツーフィニッシュ ////

5月10日 三重県 熊野市 熊野山岳コース 119,6km

■第2ステージ
1.新城幸也 (日本, 梅丹本舗・GDR) 2h53m47s
・・・ 2.清水都貴  24s
11.岡崎和也 2m18s、38.中島康晴 8s30s、46.福島康司 10m39s
福島晋一 DNF

■総合成績
1.清水都貴 (日本, 梅丹本舗・GDR) 5h19m07s
・・・ 4.新城幸也  14s
11.岡崎和也 2m45s、33.中島康晴 8s57s、40.福島康司 10m42s

■現地レポート/岩佐千穂
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雨の中行われた第2ステージ。熊野の細い山岳コースで危険な箇所も あるこのコース、主な見どころは札立峠と2度のぼる千枚田だ。このレースは梅丹本舗・GDRのほとんどの選手が出場した事がないため、前日に下見を行い準 備も整っていた。
レースが始まり、前半は特にリーダージャージの広瀬敏を擁する愛三工業レーシングチームの動きを見る。リーダーの広瀬が20人ほどの逃げに入ったり、新城が集団で横に寄せられて側溝にはまったり(自 転車だけで本人は転倒せず)、危険なシーンもあったが、なんとかクリアーして難関の札立て峠に入った。

大きくレースが動いたのはここだった。のぼりで土井と外国人選手2人が先頭に立つ。1分以上の差をつけられたが、新城が清水と外国人選手と3人で追い、下りで先頭3人を捕らえ6人となる。その後5人になり、2度目の千枚田に入る手前の長い下りで、新城がアタックをかけ、飛び出した。清水が抑えに入り、差を広げていく。千枚田で、新城と後続との差は30秒ほど。ラスト20キロをきり、新城トップでゴールを目指す。差をキープしつつ行くも、後続は清水含む4人に、リーダージャージの広瀬含む4人が合流し8人となった。ラスト2キロで20秒、ギリギリのタイム差だ。
新城は全力で走り続け、ゴールのラインまで力を抜かず、ラスト100mほどでやっと勝利を確信し手を広げ、チームスポンサーであるGDRのロゴマークのポーズで、ゴールラインをきった。いつもあと少しで勝利を逃していた梅丹本舗・GDRにとっては、やっと手にした今季初勝利だった。
後続はスプリント勝負で、清水が先頭 を切ってゴール。結果、嬉しい事にワンツーフィニッシュとなった。さらに、ゴールのボーナスタイムで広瀬と並び、同タイム差だが清水が総合トップに躍り出た。

明日は最終日、総合順位は2位の広瀬と同タイムなので、気が抜けない状態だが、総合トップを死守するために、チーム団結して、勝利を狙う。

■新城幸也のコメント:札立峠の下りは自分のペースで下ったら、思った以上に早く前 に追いついた。一人で逃げている時も、情報がなくてすごく怖かったけれど、最後5キロ前にチームカーが来て、浅田監督に勇気付けられた。今日は全力を尽くしきったという感じ。

■清水都貴のコメント:前半は晋一さんや康司さんに守られ、ばらばらになってからは幸也に足を使ってアシストしてもらった。だから、今日は楽して手に入れることができた。ラスト3キロで秒差をつけたかったけれど、集団の頭でボーナスを稼いだ。明日はこの総合トップを守りたい。

【動画速報】ツールド熊野総合優勝!! 清水都貴インタビュー

速報 ツールド熊野総合優勝!! 清水都貴インタビューです。

【動画速報】ツールド熊野 第2ステージ 新城幸也優勝!!

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5月10日 ツール・ド・熊野 2008 第2ステージ

~新城、待望のステージ優勝! 都貴は総合1位に!!~
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ツール・ド・熊野 2008 (UCIヨーロッパツアー 2.2)

5月10日 和歌山県熊野山岳コース 119,6km

■第2ステージ
1. 新城幸也
2. 清水都貴

■総合成績

1. 清水都貴

ツール・ド・熊野 第1ステージ レースレポート

惜しい、都貴が2位で第1ステージ終える
//// 厳しいマークで身動き取れない新城に清水で勝負 ////


5月9日 和歌山県新宮市 赤木川清流コース 125,8km

■第1ステージ
1.広瀬敏 (日本, 愛三工業レーシングチーム) 2h25m08s
・・・ 2.清水都貴  同タイム
11.福島康司 15s、14.新城幸也 39s、16.岡崎和也 39s、36.中島康晴 39s、67.福島晋一 39s

■総合成績
1.広瀬敏 (日本, 愛三工業レーシングチーム) 2h24m56s
・・・ 2.清水都貴 6s
11.福島康司 27s、14.新城幸也 48s、19.岡崎和也  51s、39.中島康晴 51s、68.福島晋一 51s


■現地レポート/岩佐千穂
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曇り空の中行われたツール・ド・熊野第1ステージ。
和歌山県の新宮駅前をスタートしパレード走行した後、町から離れた赤木川清流コース15,4キロを7周する125,8キロのレースが行われた。
梅丹本舗・GDRの選手たちは前日のミーティングどおり、積極的にスタートから動き出す。新城のアタックや福島康司の逃げなど、集団のスピードを上げて攻撃を仕掛けるも、なかなか逃げは成功せず。特に日本チャンピオンであり、ヨーロッパのレースでも注目の走りをしている新城に対するマークは厳しく、逃げれば他チームに総攻撃で追いかけられ、足を止めれば他チームも動かないと言った具合だった。
チームとしては逃げて勝ちに行きたかったがそういう展開に持ち込めず、最後は昨年と同じくゴールスプリント勝負になりそうなレースになる。そうなれば、勝負をするのは清水都貴だ。新城はマークがきついため、自ら足を止めてけん制に入り、清水に最後の勝負を任せた。

今年スプリント力もつけている清水は、最後の直線で前を逃げていた真鍋(ニッポエンデカ)と廣瀬(スキル・シマノ)に6人の追走グループ(米山、広瀬敏、佐野淳哉 、清水、阿部良之、ホンコンチーム)で追いついた。
米山(スミタラバネロ)、広瀬敏(愛三工業レーシングチーム)、佐野淳哉(ニッポエンデカ)そして清水の順で、最後のコの字カーブに入った。しかし、前方の佐野が思った以上に膨らんでカーブを曲がったため、アウトコーナーしか道がなく、不利な状況になってしまう。そこから最後の加速をかけるも、一歩先に出ていた広瀬には追いつけず、惜しくも2位でのゴールとなった。
コーナー最後までは絶対勝てると本人も思っていただけに、逃がした勝利にかなり悔しがっていた。

勝利は逃してしまったが、チームメンバーのモチベーションも上がっており、チームの雰囲気は良い。明日の山岳ステージのレースで何とかして総合勝利を狙うために、チーム一丸となって戦っていく。

■清水都貴のコメント:絶好の勝ちパターンだったのに、本当最後にミスをした。最後のコーナーをインで曲がらないといけないところをアウトでしか道がなくてアウトにしたのがまずかった。無理やりにでもインをついて行くべきだった。タイム差は明日からついていくと思うし、総合優勝を狙うにはいい位置なので、明日頑張ります!

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レースの詳しい展開や選手のコメントなどは、チームオフィシャルサイトwww.cyclisme-japon.net にあるポッドキャストをお聞きください。
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