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レース情報

ツアー・オブ・ハイナン 第8ステージ レースレポート

スプリンター宮澤、ラストステージ3位でハイナン終える
//// 福島と菊池がアシストし、宮澤ゴールスプリントで力発揮 ////
■11月19日 ツアー・オブ・ハイナン 第8ステージ Wuzhishan - Sanya, 102.4 km

【第8ステージ結果】 

1.Boris Shpilevsky  (Rus、Russian National Team)
2.Bradley Huff  (USA、Jelly Belly)                     
3.宮澤崇史 (日本、梅丹本舗・GDR) 


【総合結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team)

発表されていないため、詳細分からず
■レースレポート/水谷監督

長かったツール・ド・ハイナンも今日が最後、そしてこれが泣いても笑っても今シーズン最後レースなので、皆気合いを入れ直しスタート切る。レースは既にロシアチームが強力に支配しているので、今自分たちの出来る作戦は宮澤崇史のゴールスプリントのみだ。
スタートから恒例のアタック合戦があり、小さな逃げが出来るが全く決まらない状態が続く。最後のステージだからといって逃げを容認しようなどという雰囲気はロシアチームには全く見られない。
そこで我がチームもアタックしたい気分を殺して集団待機。102kmと距離が短いステージという事もあり、気が付けばもうゴールまで20kmを残す所までレースは到達し、ハイナンの豪華ホテルがズラリと並ぶリゾートセクター内を通過しながら最終スプリント体制へ入る。これが今年最後のゴールスプリントであり、そして宮澤もこれが梅丹本舗・GDRとしての最後のスプリントになる。
今日のゴールは平坦で道幅も広く直線なので、上手く3km手前から列車を組めば勝利の可能性ありと選手達に指示を出す。丁度その時に増田成幸がパンクをし、車輪交換。直ぐに集団復帰するも今度は清水都貴がラスト5kmくらいでパンク!増田が機転を利かし清水とホイールを交換して事なきを得る。ちょうど良い所に2人ともいてくれ助かった。
集団では2人アシストを失った宮澤が、福島晋一と菊池誠晃に頑張ってアシストしてもらいゴールラスト2kmでスプリント可能なポジションまで上昇。パンクした二人は集団に復帰出来ず集団は超ハイスピード状態でラスト1kmに集団は突入。そこで福島と菊池が絶妙なタイミングで先頭に立ちスピードアップ、そのままラスト300mまで福島がスピードを維持したが、いつものラスト200mまで届かず、そこから宮澤ロケット発射!一気に後続車を切り離す程のダッシュで差をつけるが、惜しくも最後失速して3位でゴール。

今日のラストで清水、増田のパンクさえ無ければ、完全に勝利を決められたゴールだっただけに残念ではあったが、残ったメンバーでそこまでやれたのは、チームワークの賜物なので多いに評価したい。
今回のツール・ド・ハイナンは完全にロシアチームの圧勝に終わってしまったが、我がチームとしては初日に清水の飛行機の遅れさえ無ければ総合優勝も狙えたはずであり、展開もガラリと変わったはず。そして今回監督として初めてこのレースに参加をし、このレースがどんなに魅力的なレースだった事が解り、来年は是非一つの目標レースとして勝ちに戻って来たい。

ツアー・オブ・ハイナン 第7ステージ レースレポート

清水が山岳トップ集団で通過し、ステージ5位
//// 一発勝負で狙うは山岳でのアタック ////

■11月18日 ツアー・オブ・ハイナン 第7ステージ Changjiang - Wuzhishan 210.6 km

【第7ステージ結果】 

 1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 5h17m33s
2.Peter John Herzig (Aus、Panasonic)  +00s
3.David McCann (Irl、Giant Asia Racing Team)   +06
・・・ 5.清水都貴 +06s、16.福島晋一 +20s、54.宮澤崇史 +2m21s、55.菊池誠晃 +2m27s、57.増田成幸 +2m42s

【総合結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 27h45m20s
2.David McCann (Irl、Giant Asia Racing Team)  +1m05s
3.Blazej Janiaczyk (Pol、Polish National Team)   +1m19s

・・・ 25.宮澤崇史 +4m10s、39.清水都貴 +6m10s、42.菊池誠晃+6m37s、43.増田成幸 +6m49s、57.福島晋一 +21m17s

■レースレポート/水谷監督

第7ステージは、「ツール・ド・ハイナン」の中でも最長の210kmのコース。ロシアチームのコントロールの強力さの前に、アタックが中々決まらず苦戦してきている我がチームだが、今日は200km地点のカテゴリー1の山岳ポイントで勝負に出る作戦で一致団結。即ち一発勝負だ。

スタート直後から風があったため、前半のレースの動きに注意しながら展開。直ぐに7人の逃げが決まり、ロシアチームはそれを容認し泳がせる展開へ持ち込む。我がチームは誰も逃げには乗せず集団待機を計るが、結局その逃げが後半まで続き、遂に勝負をかける計画の最後の200km勝負地点が迫る。

ロシアチームは力で集団を一つにまとめて登りに入り、引き続き完全にレースを支配している。登りは4段階に分かれて登っているが、ロシアチームのアシストも力つきバラけ始める。だが、相変わらずリーダー選手は健全で、自ら集団を引きさらに最後はアタックを決めて、またもやステージ優勝をかっさらって行った。

梅丹本舗・GDRとしては清水都貴が、200km地点の登りをトップ通過し、大奮闘したが、下りで遅れてしまう。しかし、ラストの下りきった地点で鬼の様に前を追いかけ、なんとか第2集団のスプリントで3位に入り、ステージでは5位となる。

ロシアチームの強力さには圧倒されるが、残りステージで逆襲を計りたい。

ツアー・オブ・ハイナン 第6ステージ レースレポート

清水、福島は逃げに乗り、ラストは宮澤に勝負託す
//// 最後は梅丹本舗・GDRトレイン組み、ゴール勝負へ ////

■11月17日 ツアー・オブ・ハイナン 第6ステージ Danzhou - Changjiang 135.6 km

【第6ステージ結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 3h04m57s
2.Valentin Iglinskiy (Kaz、Kazakhstani National Team) +00s
3.Stefan Löffler (Ger、Giant Asia Racing Team)        +00s
・・・ 16.宮澤崇史 +00s 、49.清水都貴 +00s、78.増田成幸 +19s、79.菊池誠晃 +19s、80.福島晋一 +41s

【総合結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 22h27m57s
2.Andreas Schillinger (Ger、Team Sparkasse) +48s
3.Dmitriy Gruzdev (Kaz、Kazakhstani National Team) +52s

・・・ 13.宮澤崇史 +1m39s、45.増田成幸 +3m57s、46.菊池誠晃+4m00s、49.清水都貴 +5m54s、73.福島晋一 +20m47s

■レースレポート/水谷監督

第6ステージは、昨日のロシアチームのコントロールに圧倒されたためか、どのチームもおとなしくレースをする展開となる。レースは徐々に活性化し、「アタックが起こらない」というよりも「アタックが出来ない」程のスピードで第3カテゴリーの山岳ポイントに入ってゆく。チームとしては登りでロシアチームが崩壊して行く事を想定し、後半の様子を見ながら攻撃して行く作戦。

最初の登りで早くも集団はバラけ、グリーンジャージ(スプリント賞)を着ている選手がまず脱落。そして次の第2カテゴリーの登りでは、山岳ポイントジャージを着ているカザフの選手もが脱落する。そして登りきった直後に、清水都貴を含む4人位の逃げが決まり、かなりのペースで逃げ続けてロシアチームを苦しめるものの、10kmほどで吸収されてしまう。

2回目の第2カテゴリーの登りは勾配が非常にキツく、圧倒的な力を誇示していたロシアチームも一人ずつ脱落して行く。そしてレースは後半戦へと突入。

ラスト40km位で福島晋一が3人位での逃げを決めるが、それも決定的な逃げにならず吸収される。ラスト30km位からはロシアチームのアシスト勢も遂に全員が力つき、ロシアのリーダー自らがローテーションへ入り3人で集団コントロールを始める状況となった。

リーダーチームが完全に不利な状態になった為、後半はアタック合戦が活性化、リーダーもコントロールを続ける事が出来なくなり、集団はいよいよ無法状態となった。それを好機と見なしラスト5kmくらいから梅丹本舗・GDRは宮澤崇史のスプリントの為にトレインを編成し、集団コントロールを開始する。そこからはチームカーへ入って来る宮澤の実況中継の無線を緊張しながら聞きながら指示を送る。しかし、今日こそ完璧に決めたかと思ったのだが、宮澤の足は思ったより重く着に絡めず終わってしまった。

あと2ステージを残すのみだが、チームにはあきらめる機運が全くなく、士気は相変わらず高い。勝ちにこだわってゆく。

ツアー・オブ・ハイナン 第5ステージ レースレポート

ゴールスプリントで宮澤、惜しくも2位
//// 昨日は清水、今日は宮澤、勝利間近で残すは3ステージ ////

■11月16日 ツアー・オブ・ハイナン 第5ステージ Chengmai - Danzhou 171.2 km

【第5ステージ結果】 

1.Bradley Huff (USA、Jelly Belly) 3h55m22s
2.宮澤崇史 (日本、梅丹本舗・GDR) +00s
3.Stefan Löffler (Ger、Giant Asia Racing Team)        +00s
・・・ 18.清水都貴 +00s、56.増田成幸 +7s、71.菊池誠晃 +7s、92.福島晋一 +17s

【総合結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 19h23m10s
2.Andreas Schillinger (Ger、Team Sparkasse) +38s
3.Dmitriy Gruzdev (Kaz、Kazakhstani National Team) +42s

・・・ 14.宮澤崇史 +1m29s、36.増田成幸 +3m28s、38.菊池誠晃+3m31s、54.清水都貴 +5m44s、81.福島晋一 +19m56s

■レースレポート/水谷監督

第5ステージは、終始ロシアチームとウクライナチームが支配する展開。スタート直後から、あらゆるチームがアタックして逃げを試みるが決まらず。序盤の周回コースから外れてアップダウンのあるコースに入ってからもアタック合戦が続くが、リーダーを擁するロシアチームに強力にコントロールされてしまい苦戦する。そのため、我がチームは後半の今レース初の山岳ポイントまで足を温存する作戦をとる事にした。

途中5人ほどの逃げ集団が出来るものの、ロシアチームは常にタイム差を1分以内に収めるコントロールを見せ、その逃げ集団も山岳ポイントで吸収されてしまう。そこで清水都貴、増田成幸が作戦通りに山岳ポイント付近でアタックを開始。増田はクライマーの力を発揮して清水と5人ほどの逃げを決める。山岳の後は本来であれば差が付くコースレイアウトなのだが、集団とのタイム差はまたも1分以内に止まり、結局集団に泳がされている状態になってしまう。コースはかなりアップダウンが激しく、このままゆけばロシアチームのコントロールは崩壊するだろうかと思いきや、全くコントロール力は劣れず、清水の集団を何も無かった様に吸収してしまう。

後半はアタックポイントもなく大集団ゴールスプリントになると判断し、ラスト5kmくらいから完全に梅丹本舗・GDRでコントロールしてスプリンター宮澤崇史を最高の状態でスプリントさせる作戦で挑む事に。レース後半はもうどこのチームも逃げを諦め、ロシアチームに圧倒されたまま集団ゴールを迎える。

ラスト10kmを切ってからは集団のペースが一気に上がり、集団後方ではちぎれる選手も続出。我がチームはなんとか宮澤をスプリントポジションまで連れて行き、その後は彼の素晴らしい場所取りテクニックとパワーでスプリントに入り、ステージ2着でゴール。

惜しくも前回の3位に続き勝ちを逃してしまったが、残る3ステージでの勝利はより現実感を増した。

ツアー・オブ・ハイナン 第4ステージ レースレポート

清水、勝利目指しゴール前に渾身のアタック
//// ゴールラインぎりぎりで惜しくも吸収 ////

■11月15日 ツアー・オブ・ハイナン 第4ステージ Haikou - Chengmai 163.5 km

【第4ステージ結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 3h41m03s
2.Andreas Schillinger (Ger、Team Sparkasse)   +00s
3.Blazej Janiaczyk (Pol、Polish National Team)        +00s
・・・ 7.清水都貴 +00s、17.宮澤崇史 +34s、36.菊池誠晃 +2m22s、42.増田成幸 +2m22s、91.福島晋一 +18m43s
リタイア:Wang Yin-Chih

【総合結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 15h27m48s
2.Andreas Schillinger (Ger、Team Sparkasse) +39s
3.Dmitriy Gruzdev (Kaz、Kazakhstani National Team) +42s

・・・ 16.宮澤崇史 +1m35s、38.増田成幸 +3m21s、40.菊池誠晃+3m24s、54.清水都貴 +5m44s、74.福島晋一 +19m39s

■レースレポート/水谷監督

ツアー・オブ・ハイナン第4ステージは、本レース初の"横風区間"を含むテクニカルコースだった。毎ステージとも風が強く、いつでも集団がバラバラになるタイミングがあったものの、各チームのレースコントロールに影響するほどでもなく、戦況を大きく左右するものではなかった。

最初のスタートアタックで12人のアタックが決まり、我がチームはそこに清水都貴と福島晋一を送り込む。

20km地点位から横風になり、そこで全チームの動きが"活性化"。直ぐに集団は 4つ位にバラバラになり逃げグループが編成される。横風区間に入る前から前方に位置していた我がチームは、トップグループに入りローテーションに参加するものの、そこで落車発生。

それを機に福島、菊池、増田が遅れてしまい、最終的には清水を含む27人の決定的な逃げ集団が形成される事となる。今日は道が細いうえに、半分ダートの様なセクターが多くしかも横風、常に緊張感との戦いで精神的にも消耗する厳しいステージで、少しでも油断すれば遅れを取ってしまう。

27人のままラスト25kmに入り少しずつアタック散発するも大きな動きは無く、ラスト10km地点でDavid McCann (Irl、Giant Asia Racing Team)がアタックしたのを追う形で清水もアタック。最終的に清水はリーダーを含めた11人の逃げを決めて最終スプリントに持ち込む。まずラスト 1,5kmでデンマークの選手がアタックするも、集団はラスト800m位でデンマークを吸収。その瞬間皆足を止めて牽制に入るかと感じた清水は渾身のアタック、250m位差をつけてゴールを目指す、何回か後方を確認し逃げ切れるかと思ったがラスト20m位で集団に捕まりゴール。7位となった。

ツアー・オブ・ハイナン 第3ステージ レースレポート

梅丹本舗・GDRのチーム力炸裂で宮澤が3位
//// 好調の福島が逃げに乗り、レースを展開 ////
■11月14日 ツアー・オブ・ハイナン 第3ステージ Wenchang - Haikou 150.7 km

【第3ステージ結果】 

1.Bradley Huff (USA、Jelly Belly)    3h31m06s
2.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) +00s
3.宮澤崇史 (日本、梅丹本舗・GDR)             +00s
・・・ 17.菊池誠晃、51.福島晋一、58.Wang Yin-Chih、78.増田成幸、111.清水都貴、すべて同タイム
【総合結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 11h46m58s
2.Bradley Huff (USA、Jelly Belly)    +19s
3.David McCann (Irl、Giant Asia Racing Team) +30s・・・ 30.福島晋一+43s、47.増田成幸+46s、55.宮澤崇史+48s、63.菊池誠晃+49s、92.Wang Yin-Chih+59s、115.清水都貴+5m31s


■レースレポート/水谷監督

今日の第3ステージは、第1、第2ステージで成績が出ていないので、最後のゴールスプリントの作戦をがらりと変えて狙う様に指示を出してのスタート。
コースレイアウトは、第1、第2ステージの海岸沿いとは違い、起伏とカーブが多い内陸側なので、より逃げが決まりやすい。リーダーチームのロシア、そしてカザフスタンなどが熾烈な戦いを繰り広げる中、20km地点位を過ぎてからチームキャプテンの福島晋一が5人での逃げを決める。
昨日に続きまたしても逃げを決めた福島は、1分30秒位の差をキープしながら最初の45km地点のスプリントポイントまで逃げ続ける。しかしボーナスタイムが付与されるスプリントポイントを狙うメイン集団の選手たちの追い上げもあり、福島の5人の逃げは惜しくもスプリントポイント手前で終了。
スプリントポイントを境にコースの進行方向が変わり、風向きも大きく変わる事を知っていたメンバー全員は、集団のスピードをアップ。集団が一列棒状になった所で、再び絶好調の福島がアタックを決め、今度はマルコポーロチームの選手と共に逃げを開始。逃げグループの福島は、76km地点&94km地点のスプリントポイントをそれぞれ1位&2位で通過してボーナスタイムを計5秒獲得、総合成績を一気に25位分ジャンプアップさせ30位になった。福島は最後のスプリントポイントを通過した後、昨日と同様チームメイトのスプリントに備え集団に復帰。
昨年、本レースに出場した清水都貴によると、この第3ステージはラスト2kmにある橋を10番手位に位置すればスプリントに絡めるとの事。その為にチームはラスト4km位から列車を組み始め福島、インチー、増田、菊池、清水、宮澤の順番で最終体制に入る。ラストで宮澤は最高のラインでスプリントに入り、前にいた2人を抜き去ろうと試みるが、ラインを相手に塞がれてしまい3位に終わってしまう。
シーズンオフをした彼に取ってみれば上出来な順位、チームとしても出来る事は行った結果なので、今日のこの3位と福島の逃げは評価したい。

ツアー・オブ・ハイナン 第2ステージ レースレポート

予想外のラストに翻弄され菊池12位
//// メンバーの息はぴったり、明日こそ勝機をこの手に ////

■11月13日 ツアー・オブ・ハイナン 第2ステージ Xinglong-Qionghai-Wanchang 159km

【第2ステージ結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 4h11m09s
2.Stefan Löffler (Ger、Giant Asia Racing Team) +00s
3.Bradley Huff (USA、Jelly Belly)                 +00s
・・・ 12.菊池誠晃、25.宮澤崇史、30.清水都貴、36.増田成幸、40.Wang Yin-Chih、42.福島晋一 すべて同タイム

【総合結果】 

1 Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 8h15m58s
・・・ 47.増田成幸+40s、55.福島晋一+42s、63.菊池誠晃+43s、72.宮澤崇史+46s、94.Wang Yin-Chih+53s

■レースレポート/水谷監督

第1ステージの展開から見て、今日も大集団スプリントになる事を想定してのレーススタート。レース前半からスピードは速くアタック合戦が続くも、決定的な逃げグループは出来なかったが、やがて約30km地点で5人の逃げが形成される。

逃げと集団の差が4分ほど付いた所で、ロシアチームがコントロールを始め、良いペースで丁度集団が落ち着いた時に、気が緩んだのか大落車が発生!幸いウチのメンバーは巻き込まれなかったが、昨日のゴールスプリント時にも2回も大落車があった。シーズン終盤で選手に疲れの出るこのレースは、普段のレースより危険だ。

レース後半は予想通りタイム差が急激に縮まり、ロシアチームが終止コントロール。5人の逃げは86km地点でLi Fuyu (Team Marco polo)の1人となったが、McCann Davidがボーナスタイムスプリントを取る為に合流。しっかり2つのスプリントポイントを1位通過した後、集団に2人とも合流した。

最後の展開は予想の通りの集団ゴールスプリント、宮澤がチームをまとめて万全な体制で挑むがそこでハプニングが!ゴールまで1,5km手前に予定外のダートコースが現れ、ここで集団がバラバラになり作戦が狂ってしまった。ゴール手前でなんとか形成を取り戻す所まで行くが、またここでも大落車発生!

奇跡的にメンバーは落車せずに助かったが、成績は出す事が出来ずに今日も終わってしまった。引き続き勝ちを狙って落ち着いてレースを続けてゆく。

ツアー・オブ・ハイナン 第1ステージ レースレポート

スプリントで列車を組むがあと一歩及ばず
//// 清水、福島逃げてレースを動かす熱い走り ////

■11月12日 ツアー・オブ・ハイナン 第1ステージ Sanya-Lingshui-Xinglong 163km


【第1ステージ結果】 

1.Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 4h01m29s
2.Andreas Schillinger (Ger、Team Sparkasse) +00s
3.Stefan Löffler (Ger、Giant Asia Racing Team)        +00s
・・・ 10. 宮澤崇史、11.清水都貴、31.菊池誠晃、51.福島晋一、53.増田成幸、76.Wang Yin-Chih すべて同タイム


【総合結果】 

1 Boris Shpilevsky (Rus、Russian National Team) 4h04m59s
・・・ 48.増田成幸+30s、57.福島晋一+32s、65.菊池誠晃+33s、74.宮澤崇史+36s、96.Wang Yin-Chih+43s

■レースレポート/水谷監督

今日の第1ステージは、まず4,5kmの周回コースを11周走ってからハイナンを北上して行くコースレイアウト。レース当初からボーナスタイムがあるスプリントポイントが2カ所あったが、チームとしては足を貯めて後半に勝負する作戦で臨む。


前夜のミーティングでは『このレースは大集団のゴールスプリントが多く、逃げても無理』と言っていた清水だが、ステージ60km地点の最初の坂でアタックを試みる。最初は2人で逃げ続けるがタイム差もあまり広がらず難しい展開となる。

80km地点で逃げグループは6人位までに膨らみ一度は"逃げ切り"も視野に入ったが、結局90km地点の補給地点でスプリント狙いの大集団に捕まってしまう。


今日はこれでおとなしく集団スプリントになるかと思っていたが、そうはさせまいと、ベテラン福島が最後の登りで絶妙のアタックを開始。この逃げが4人位で決まりラスト20kmまで逃げ続けるが、集団に泳がされていると判断した福島が、自ら宮澤のゴールスプリントアシストの為に集団に復帰する。

最後はチーム全員で列車を組んでスプリントに挑むが、ラストの200mで集団内での"扉"が閉まり宮澤、清水ともにスプリントをしきれずに終わってしまった。

明日はもう少し前方に位置し、集団をコントロールしながら優勝を目指す。

ツアー・オブ・ハイナン プロローグ レースレポート

レース復帰の増田、好調にスタート
//// チーム今季最終戦、9日間のステージレース始まる ////

■11月11日 ツアー・オブ・ハイナン プロローグ 3Km 

【プロローグ結果】 

1.Gruzdev Dmitriy (Kaz、Kazakhstani National Team)  3m46s63
2.Shpilevsky Boris (Rus、Russian National Team) +00s
3.Huff Charles   (Rus、Russian National Team) +01s

50.増田 +14s、59.福島 +16s、67.菊池 +17s、79.宮澤 +20s、101.Wang +27s、126.清水 +4m59s

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■レースレポート/水谷監督
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長いブランクからの復帰レースである「ツアー・オブ・ハイナン」を迎えた増田は、3kmのプロローグTTでチーム内最速タイムをマーク。その他の梅丹本舗・GDRの選手たちも、総合成績を狙えるタイムで初日を終えた。この調子でチームメイト全員力を合わせ、勝利を狙って行きたい。

しかし不運にも、今回の「ツアー・オブ・ハイナン」のエースを勤める予定であった清水にレース前から大きなトラブルが起こる。
新城幸也と1、2フィニッシュを飾った「ツール・ド・おきなわ」(11月9日)直後に乗った飛行機にて乗り継ぎトラブルに遭遇、プロローグTTの終了2時間後に現地に到着するというハプニングに見舞われてしまった。

一時はレースのスタートさえも認められない可能性もあったが、同様の前例があった為にレースコミッセールによる特例が認められ、清水はプロローグ最下位走者と同タイムリザルトでレースを続行する事となった。

不本意にも、トップとのタイム差が4分59秒ついてしまった清水ではあるが、9日間という長丁場レースにおいては逆転も不可能ではない。

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□大会名とクラス: Tour of Hainan (UCI 2.1)

□期間:11月11日~19日

□場所:中国 海南省

■参加チーム:20チーム
梅丹本舗・GDR
TEAM Sparkasse
GIANT ASIA RACING
KAZAKHSTAN NATIONAL TEAM
CHINA NATIONAL TEAM
UKRAINE NATIONAL TEAM
HONGTA HONG KONG
CHINESE TAIPEI
RUSSIA NATIONAL TEAM
POLAND NATIONAL TEAM
TABRIZ PETROCHEMCAL (IRAN)
COSMOTE KASTRO
TREK MARCO POLO
JELLY BELLY
POLYGON SWEET NICE
ARBO KTM JUNKERS
PANASONIC
DENMARK NATIONAL TEAM
SWITZERLAND NATIONAL TEAM
MALAYSIA NATIONAL TEAM

■チームメンバー
監督:水谷壮宏
1 増田成幸
2 WAN YIN-CHI
3 福島晋一
4 菊池誠晃
5 清水都貴
6 宮澤崇史

ツール・ド・おきなわ 第2ステージ レースレポート

新城と清水のワンツーフィニッシュで、新城初の総合優勝
//// 20周年の記念大会で、地元沖縄の新城完全勝利 ////

■11月9日 ツール・ド・おきなわ 名護~名護 200Km


【第2ステージ結果】 

1.新城幸也(日本、梅丹本舗・GDR) 5h20m58s
2.清水都貴(日本、梅丹本舗・GDR) +00s
3.松村光浩(日本、マトリックスパワータグ) +24s
・・・6.福島晋一 +1m22s、16.中島康晴 +1m25s、59.福島康司 +27m18s


【総合成績】
1.新城幸也(日本、梅丹本舗・GDR) 6h32m31s
2.清水都貴 +18s、

8.中島康晴 +1m50s、11.福島晋一 +1m55s、50.福島康司 +27s51s

■レポート/岩佐千穂

雨の中行われた「ツール・ド・おきなわ」第2ステージ。冷たい雨が降る朝の6時50分にチャンピオン男子200kmレースはスタートした。

序盤に沖縄出身の普久原(チームブリヂストンアンカー)と米山(スミタラバネロ)の逃げが決まるも、総合成績に関わらない選手だったためリーダージャージの新城を擁するエキップアサダはこの逃げを容認。レースはスローペースで淡々と進む。先頭2人は一人ずつとなり、50キロ地点での集団と先頭の普久原との差は7分以上となる。

レースは中盤にさしかかり、集団から掛かったアタックに清水が作戦通り反応してついて行く。逃げ集団には清水の他に、ポール・デニス(ドイツ、チームノーランド・ハンブルグ)、クラーク・デービッド(ドイツ、チームノーランド・ハンブルグ)、野寺(スキルシマノ)が含まれ、計4人の逃げ集団を形成。前を走る普久原を捕らえ先頭は5人となるが、その後普久原が力尽き4名になる。

梅丹本舗・GDRとしては、集団にリーダージャージの新城がいるため、清水は逃げグループの後ろについて走るのみ。集団との2分差を維持しながらレースが進む。集団からは、別府匠(愛三工業レーシングチーム)が引き、逃げを追う。ラスト20キロ、有銘(ありめ)の上りで、新城が集団からアタックし品川(愛三工業レーシングチーム)、松村(マトリックス・パワータグ)が反応し、3人で前の逃げを追う。

先頭グループに追いついた瞬間にすぐさま新城は攻撃にでた。単独でアタックし、独走態勢に持ち込む。後続では清水が他の選手たちのアタックを抑える走りをする。疲れを見せる他の選手と違い、それまで脚をためていた清水はまたパワーが残っており、アタック阻止のつもりが前を行く新城に追い付き、2人で協力しゴールを目指す。両者仲良く並んでゴール直線に入り、最後はGDRのロゴのポーズを取って、2人揃ってゴール。昨日に引き続き、梅丹本舗・GDRのチーム力の強さを見せつける、ワンツーフィニッシュとなった。

これで第1ステージ同様、第2ステージも新城が勝利、総合トップの座を危なげなく守り抜き、完全勝利を果たした。

その他、清水が総合2位に浮上し、新城はポイント賞も獲得。チームも総合優勝もあげ、梅丹本舗・GDRのチーム力が際立った今年の「ツール・ド・おきなわ」となった。

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■新城幸也のコメント:先頭に追い付いて、そのまま良いタイミングでアタックしました。その後、(清水)都貴さんに追い付かれるとは思わなかったので、びっくりしましたね。最後は2人そろって、GDRのロゴのポーズでゴールしました。今年これで5勝目、総合優勝は人生初めてです。「ツール・ド・おきなわ」開催20回目の記念大会に、沖縄県民として初めて勝利でき、とても嬉しいです。

■清水都貴のコメント:あのままの逃げ集団で最後まで逃げきっていたとしても、自分は先頭交替に加わってなかったので、気まずくてステージ優勝はできなかったと思います。後続に追いつかれた瞬間、(新城)幸也がすぐにアタックしたので、もう勝利は任せようと思いました。しかしマトリックスの選手がアタックし、前に追いつきそうになったので、自分が反応して阻止し、幸也に追いついて、2人で交替しながらゴールを目指しました。幸也は沖縄県民の星なので、良くやってくれました。
2008年11月11日 03:41
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