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レース情報

GP Llodio レースレポート

降り出した雨に苦しめられ、新城のみ完走
//// バスク地方の観客にも好評の梅丹本舗・GDR////

3月30日 LLODIO-LLODIO 175,5km

■成績

1. GUERRA, Hector (IBERTY SEGUROS)  4h11m57s

36.新城幸也 +6m6s 
リタイア:岡崎和也、宮澤崇史、清水都貴、中島康晴、ン・ヨンリ、菊池誠晃


■現地レポート/宮澤崇史
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コースは前半40キロ地点に2級カテゴリー10キロの峠、その後も3級カテゴリー、カテゴリーのついていない峠が続く厳しいコース。
だが、勝負どころは120キロ過ぎ、ゴール近くの1周16キロの周回の中に2箇所の上りが各チームエース級選手の攻撃するポイントになるだろう。

レーススタートは朝9時半、早い時間帯の上に今日からヨーロッパは夏時間。1時間時計を早めないといけないから、いつも以上にがんばって起きなければならない。

天候はやや曇り空だが、午後から天候は下り坂の予報。気温は17度とそれほど寒くはない。スタート会場は1時間前だというのに各チームまだ勢ぞろいではなく、スペインらしさを感じるがレースは時間通りにスタート。
スペインらしくゆっくりスタート!!っと思いきや、康司さんのアタックで前半からハイペースアタック合戦が繰り返される中、選手は集団全方をキープしながら進む。
が、40キロの10キロ上りを手前で落車!

チームメイトの無事を祈るが、ミヤタカが落車している。
集団復帰を祈りながら走るが足をくじいたのと、筋断裂している可能性がありリタイア。
落車の波を受けた幸也がハンドルが曲がり自転車交換と幸先が良くない。
上りをクリアーして集団が落ち着いた所で集団復帰するが、3人が逃げている。

スペインのレースはどこまでもキンキンのハイペースで走るフランスのレースとは違い、メリハリがある。
ここは落ち着いて・・・。
と思ったときにアタックに反応した幸也がチェーントラブルで落車。
なんともついてない展開だ。
集団復帰した幸也は、擦過傷と打ち身があるもののレースは続けられそうだ。

レースは前3人を追いかける追撃を作ろうとするアタックがかかる展開だが、プロツールチーム同士どこかが後手を踏む展開にしたい思惑が働き、なかなか決まらない。
そうこうしているうちに3人が捕まり、と同時に天候が激変!!雨が降り出し防寒具をスペイン人は防寒着を着る。
が、そこまで天候を読んでいなかった自分達はそのまま走ることに。
90キロ地点、1回目のスプリントポイントでゴールを通過する。
寒さで頭が回らなかったせいか、ここの補給ポイントでベスト&カッパを頼み忘れてしまい走り続ける。

その後もチームカーに下がればベストをもらえることは分かっていたが、展開が激しくてとれず、小周回前にやっとベストを受け取る。
しかし、自分は最後の上りで勝負できるのは幸也と判断。ベストを渡し小周回へ。

最初の上りは3級カテゴリー。道が狭いから前にいないと展開に加われない。
そこまで我慢してきた自分も寒さと疲労で集団前方に幸也を残して切れてしまう。
集団はこの上りでペースがあがり集団はハイペースで峠を越えたが、下りで幸也の前方で中切れ。
集団は20人ほどが先行する形で後ろは追いかけるチームがまとまらない。
残り1周、幸也も必死に追いかけるが20秒のアドバンテージを埋めることはできず第2集団でゴールとなった。

レース前日あまりの暖かさに気持ちの緩みがあったか、当日防寒着をチームカーに入れ忘れる初歩的なミスを犯してしまった。
途中落車やトラブルも今回のツキの無さをあらわしていたのかもしれない。
が、レース自体はそういったキアレスミスを無くせば十分戦えるコンディションにある。
自信を持って走ることが次につながると信じている。

まずは個々の体調を整えて、次のヴィトレ&グランプリドゥレンヌのフランスカップは勝負する走りをすることが目標だ。

■ドゥニ・ゴンサレス氏(アドバイザー)のコメント:寒くて厳しいレースの中、よく頑張った。前半はみんな前方にいていい感じだったが、雨が降り出して気温が下がってからは、みんな辛かったと思う。幸也だけでもゴールできて良かった。今回のレースには、ペレイロやマンセボ、デラフエンテ、サンチェスなどスペインの有力選手たちが出ていた。一緒に走っただけでも、良い経験になったはず。これを生かして、次のレースも頑張って欲しい。
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