レース情報

Vuelta Chiwawa 2008 第7ステージ レースレポート

最終ステージ福島晋一が惜しくも10位で閉幕 
~ゴール前クラッシュ退避で体勢を崩し~


■レポート/浅田顕
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CHIHUAHUAの町へと帰ってきたツアーは市街地の6kmの周回コースで最終日を迎えた。

レースは小さな逃げはあるものの完全にマンセボ率いるリーダーチームと最有力のスプリンターを有すBENFICAの両ポルトガル勢によって支配されながら進んだ。

最終周回の勝負へと挑んだチームはラスト4kmで発生した集団クラッシュでフォーメーションを崩し先頭を外してしまう。結果は福島が10位でのゴールとなった。優勝はゴール前2km数名で飛び出した中から爆発力を発揮したBENFICAのBENITEZ。ステージ3勝目となった。

初めての参加となったアメリカツアー。メキシコという高地で前半は身体が動かず非常に苦戦したが、後半戦は徐々に順応しコンディションが上向きとなり次へ繋がるレースとなった。

レースはコース設定やレベルの高さ、セキュリーティー、運営面において大変質の高い大会であり来期もチームカレンダーに組み込む予定だ。ただし多少身体的な事前準備が必要と感じた。

【チームウエアが大人気!】
メキシコは予想以上にホビーサイクリストが多い。レース期間中は梅丹本舗・GDRのチームウエア(WAVE ONE 製)が地元のサイクリストに大人気だった。デザインはもとより、色の表現力やクオリティーの高さが好評で、連日多くの人に購入方法を聞かれるほどだった。

【ありがとう!梅丹】
メキシコへ行く日本人観光客はおなかの調子を崩す人が多いようで、周囲から心配されていたが、胃腸も丈夫なチームメンバーは無事に難関メキシコ食事ツアーにおいても完走を果たした。これも日頃からサプリメントとして梅丹にお世話になっているおかげ

Vuelta Chiwawa 2008 第6ステージ レースレポート

チームの調子も上向き福島晋一が5位
 
~ハイペースで9名のグループが逃げ切る~
■レポート/浅田顕
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レースはCUAUHTEMOCから初日にスタートしたCHIHUAHUAの町へと向かう。起伏もゆるくなり前半からスピードレースが展開される中、中盤に 9名の先行グループが形成されチームからは福島晋一が乗る。後続集団は今日もリーダーチームとスプリント狙いのBENFICAの2チーム体勢でコントロールし、ゴールスプリントの展開に持ち込もうとするが、今日は先行グループの力が勝り逃げ切りを果たした。福島はゴール前の複雑なコースレイアウトにアタックチャンスを逃し勝ちを逃したものの平均時速49km/hのレースで5位と好調をアピールした。チームはメキシコに入り1週間が過ぎ環境にも慣れて体が動き始めた。明日はいよいよ最終日、大勢の観衆の来場が予想されるChihuahuaの街中の周回コースでステージ優勝を狙いに行く。

Vuelta Chiwawa 2008 第5ステージ レースレポート

中島がスプリントで8位 
~牽引役で突っ込んだつもりが・・・~

■レポート/浅田顕
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スタートの町CREELはチワワ州の中でも主要な観光スポットのひとつでアメリカ人ツーリストが目立つ。グランドキャニオンを横目にレースは北に向けてスタート。厳しい山岳コースは終わったがアタック合戦でのスピードアップやチワワ州の標高最高点を通るなど易しいレースにはならなかった。

レースはリーダーチーム(FERCASE-ROTA DOS MOVEIS)の支配とスプリントに持ち込みたいBENFICAチームの牽引で集団はひとつに纏められた。チームは菊池でスプリント勝負する準備をするが、ラスト10kmで石を踏み痛恨の車輪交換。集団に戻るが余力が心配される。最後はチーム全員で位置取りをするが、ゴールは発射台役の中島にう菊池がうまく乗れず、発射台がそのまま8位でゴールした。

優勝は第1ステージに続きスプリントを制したスペイン人のBENITEZ(BENFICA)

【結果】
第5ステージ GREEL-CUAUHTEMOC 152.8km
1位 Javier BENITEZ (ESP / BENFICA) 3h36m52s 
・・・8位中島康晴、16位菊池誠晃+0秒、福島、岡崎は集団ゴール

総合リーダー
Francisco MANCEBO (ESP / FERCASE-ROTA DOS MOVEIS) 16h43m56s
・・・39位 岡崎和也+28分00秒

Vuelta Chiwawa 2008 第4ステージ レースレポート

個人TT福島晋一が最高の42位 
~マンセボはステージ3位でついにリーダーに~


■レポート/浅田顕
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昨日ゴールしたCREELの今朝の気温は5度と日中の暑さから比べかなり冷え込む。しかし強い日差しは午前中のうちに気温を元通りに上昇させる。
期間中唯一のタイムトライアルは18.9㎞の厳しい山岳アップダウンコースで行われた。フル装備のTTバイクを導入するチーム、全くのノーマルバイクで走る選手とスタイルは様々であったが、どちらが有利ともいえないハードなコースは実力が個人総合成績をほぼ決定付けたといえる。チームからは福島晋一がトップから3分遅れの41位が最高だった。明日からはコースも変わりもっと動きやすくなる。展開をよく観察しながら勝負に絡んでゆきたい。

【結果】
第4ステージ  PITOREAL-DIVISADERO 18.9km個人タイムトライアル 
1位 Iker CAMANO(ESP/SCOTT AMERICAN BEEF) 25m42s

・・・41位福島晋一+3m2s 66位菊池誠晃+3m45s 76位岡崎和也 +4m6s 83位中島康晴+4m20s

総合リーダー
Francisco MANCEBO (ESP / FERCASE-ROTA DOS MOVEIS)
・・・39位 岡崎和也+28分

Vuelta Chiwawa 2008 第3ステージ レースレポート

山岳では勝機得ず、5日目以降に託す 
~優勝はエクアドル出身のグアマ、マンセボは着実にアプローチ~

■レポート/浅田顕
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ステージはツアー最南の町、標高2400m更にメキシコチックナGuachochiをスタートし今度は北上。厳しい山岳コースが続く中、チームはチャンスを待ったが・・・。

【結果】

第3ステージ 155.9km GUACHOCHI-CREEL
1位 Byron GUAMA (ECU / CANELS ) 4h21m31s
・・・44 位岡崎和也 +16分09秒、57位中島康晴、70位福島晋一 +18分03秒、89位菊池誠晃+34m02s
・・・小森亮平は落車にて途中棄権

総合リーダー
Gregorio LADINO ( COL / TECOS-TREK) 12h40m39s
・・・39位 岡崎和也 +24分37秒

スタート直後に山岳ポイントがあり、更に激しいステージではチームとしては周囲の動きを見ながらチャンスをうかがう。5名の先行グループをリーダーチームが約2分差をキープして進む中、勝負どころとなる登りのふもとで岡崎がパンクしてしまう。山道でサポートカーが追いつかない中、瞬時の判断で小森が岡崎へ車輪を提供し集団を追うが追いつくことなく勝機を失った。他のメンバーも今日はチャンスが無く後続グループでおとなしくゴールした。明日の19km個人 TTでの各選手の体調はどうか?そして続く後半のステージに期待したい。

【プチ解説】
「チワワ犬の出身は?」
日本では大人気のチワワは、メキシコでもポピュラーな犬のようだが、実はカナダ出身の犬であるということ、大会に帯同するチワワ州出身のレースドクターが申し訳なさそうに教えてくれた。まるでフランス人には通じない"フレンチトースト"のようだ。

Vuelta Chiwawa 2008 第2ステージ レースレポート

標高2700m高所レースに大苦戦 
~優勝はマンセボを抑えたコロンビアのラディーノ~


■レポート/浅田顕
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メキシコは全体的に高地にあるため、山岳ステージでは容易に2500mを超える。第1ステージから地形も風景もガラッと変わり、周囲にはサボテンも目につくようになってきた。今日から山岳ステージが始まる。

【結果】
第2ステージ 188.7km PARRAL-GUACHOCHI
1位 Gregorio LADINO ( COL / TECOS-TREK) 4h59m27s
2位 Francisco MANCEBO ( ESP / FERCASE-ROTA DOS MOVE +8s
・・・39 位 岡崎和也 +8分39秒、45位福島晋一 +13分11秒、菊池誠晃、中島康晴、小森亮平は完走

総合リーダー
Gregorio LADINO ( COL / TECOS-TREK) 8h18m57s
・・・41位 岡崎和也 +8分39秒

スタートの町Parralは日差しが強く乾燥しているが、さわやかな気候。チームは序盤からのアタック合戦も見送り、無駄な動きをせず最大の難所の 2700mの峠に備えたが、標高が2000mを越えるあたりから動きがパタリと止まったように先頭を外してしまい、チームの最上位の岡崎も8分遅れの39 位に留まった。今日は経験しがたいハードなステージに苦戦したが、ここは耐えてコンディションを上げてゆきたい。

■中島康晴のコメント
標高が高く、思ったよりも動けずレースはきついが、毎日ゴール後に女子高生たちにサインをねだれれて悪い気はしない。

【プチ解説】
「なぜここチワワでレースをやるのか?」
観光資源豊富なチワワ州の観光PRが最大の目的。世界からチームや報道関係者に来てもらうことでチワワ州の良いところを見て伝えてもらいたい。(主催者談)

Vuelta Chiwawa 2008 第1ステージ レースレポート

初日は全員同タイムでゴール
~優勝はポルトガルのBENITEZ~  菊池がステージ15位でU23賞でも2位に!

【結果】 Chihuahua-Camargo 147.8km
■第1ステージ
1位 Javier BENITEZ (POR/BENEFICA) 3h19m30s
・・・15位 菊池誠晃 +0秒
岡崎和也、福島晋一、中島康晴、小森亮平は同タイムゴール

■総合リーダー
Javier BENITEZ (POR/BENEFICA) 3h19m30s
・・・15位 菊池誠晃 +0秒

■レポート/浅田顕
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今回の参加の経緯は、スペインでのチームの活躍がこのレースの主催者に伝わり招待を受けるに至った。チームの目的はジャパンカップとそれ以降のレースに向けてのコンディションの作り直しと、来期以降このレースが年間のスケジュールに入れ込めるかどうかの試行でもある。

さあ、いよいよレースがスタート。初日はChiwawaからCamargoまで南下する147.8kmの直線的でフラットなコース。選手たちは時差ぼけもとりきれず眠そうな顔でスタートした。

レースは序盤よりオーストリアのThurau(オーストリア・ELK HAUSE)が飛び出し、次いで地元チームの3名が追走体勢で進む。集団はスコットチームを中心にペースが作られゴールまでにはすべてを吸収しスプリント勝負へ。チームは菊池をメインに体勢を作るが、惜しくも15位に終わる。今日は全体的に様子を見ながらのステージとなり、回復を図り明日からの山岳ステージに備える。

【U23総合2位の菊池のコメント】
みんなにスプリントの準備をしてもらったが、ゴールは前は完全に囲まれてしまい力が出せなかったのが残念。調子はいいので明日またチャンスがあれば狙いたい。

【プチ解説】
「アメリカ大陸ツアーとは?」
チームがはじめて参加するアメリカツアーとは、UCI(世界自転車K討議連合)が統括しそれぞれの独立のランキング制度を持つ5大陸ツアー(ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニア、アフリカ)のひとつで、ヨーロッパに次ぐレース数を有す。アメリカツアーにはカナダや南米の国々のレースも属している。今回チームがこのレースでポイント圏内に入賞すると、アメリカツアーでのランキング順位が付与されることになる。

Vuelta Chihuahua チーム初のアメリカ大陸ツアー参戦

■レポート/浅田顕

縦長の形をしたメキシコ。その北部に位置するチワワ州で7日間に渡り開催されるステージレース"ヴエルタ・チワワ"(メキシコ)が始まります。チームは4日に日本を出発し時差の関係もあり同日には現地入りしました。

「実はメキシコは近い!」

日本からするとメキシコは非常に遠い国という印象。しかし今回は驚くほど近く感じた。成田からアメリカのダラスまで10時間強、ダラスからチワワまでの実飛行時間は2時間弱。乗り継ぎは米国入出国手続きがあるものの巨大アハンバーガーと格闘しているうちに、待ち時間もアッという間に過ぎ、快適な移動でした。レースはまもなく始まる。

「ラウル・アルカラをご存知ですか?」

マニアックな話になりますが、ラウル・アルカラという昔の選手を知ってますか?かつて7イレブンチームでツールを走ったメキシコ人。開会式会場に姿を現した彼は市民からも大人気で驚き。しかしもっと驚いたのは、今回地元チームで彼が選手として出場すること。これがまだ結構強くて、さらに驚かされるのだろう。

【大会基礎データ】

■チーム出場メンバー

福島晋一、岡崎和也、中島康晴、菊池誠晃、小森亮平

■参加チーム

プロツアーチーム/スコット・アメリカンビーフ(スイス)

プロコンチネンタルチーム/NGCメディカル(スイス)、ガーミン(アメリカ)、エルク・ハウス・シンプソン(オーストリア)、ザコベオ・ガリシア(スペイン)、コンテンポリス・ムルシア(スペイン)

コンチネンタルチーム/フェルカセ・ロタ・ドス・モヴィエス(ポルトガル)、ベネフィカ(ポルトガル)、梅丹本舗・GDR

メキシコチーム/7チーム

計17チーム

■ステージ

前7ステージ(うち個人TT 1、サーキットレース 1) 

第1ステージ CHIWAWA-CAMARGO 147.8km

第2ステージ PARRAL-GUACHOCHI 188.7km

第3ステージ GUACHOCHI -GREEL 155.9km

第4ステージ Pitorreal-Barrancas 18.9km ITT

第5ステージ GREEL-CUAUHTEMOC 152.8km

第6ステージ CUAUHTEMOC-CHIWAWA 126.3KM

第7ステージ CHIWAWA CIRCUITO 84km
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