レース情報

クラシック・ロワール・アトランティック レースレポート

『クラシック・ロワール・アトランティック』
大会名&クラス:Classic Loire Atlantique 2009 (UCI 1.2)
期間:3月20日
開催地:フランス

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   清水が2度の逃げに乗り、5位入賞&敢闘賞獲得
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3月20日 ラ・エ・フアシエール~ラ・エ・フアシエール 184.8km(16.8km×11周)
【レース結果】
1.シリル・ベシー Cyril BESSY (ベソンショスール・ソジャサン) :4h39m47s
2.ミカエル・レイス Michael REIHS (チーム デジーナ・コッケン):5s
3.ダヴィッド・ルレイ David LELAY (アグリチュベル):8s
4.ピエール・カゾウ Pierre CAZAUX (ルーベ・リールメトロポル):40s
5.清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン):59s
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28.岡崎和也:+10m14s
58.ミカエル・ダミアン:+11m12s
その他リタイア

敢闘賞:清水都貴

【レース速報】
アップダウンの激しい16.8kmの周回コースを11周する184.8kmで行われた『クラシック・ロワール・アトランティック』 は、清水都貴を含む8人の逃げが決まった。ラスト周回の上りで先頭は3人に絞られ、シリル・ベシー(ベソンショスール・ソジャサン) が後続を5秒離し、見事優勝をあげた。清水は5位に入り、敢闘賞を獲得した。

【レース詳細レポート】
この日は、風があるものの天気は良く自転車レース日和。コースはアップダウンがきつく、横風もあるからEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインチームとしては積極的に動ごいて行くということでスタートした。最初から小さい逃げ があり、その後逃げの集団が徐々に大きくなって先頭は16人くらいになった。その中に、ギヨーム・ポンと清水都貴が入る。数周走った後に、追撃グループが追いつ き、再び大きな集団となる。レースは振り出しに戻ったかのように思えたが、すぐに新たなアタックがかかり、8人の逃げが形成された。ここにもまた清水は乗り込んだ。
ラスト1周まで先頭グループは協力し合いうまくローテーションし、集団の選手たちを引き離す。ラスト1周に入ると、周回コースに2つある上りの最初の上りで勝負がかかった。ここで、前半から逃げ続けている清水は遅れをとってしまう。先頭グループは2回目の上りで完全にトップ3人、遅れて1人、その あと2人、その後ろに清水ともう一人の選手という形になった。先頭は3人の争いとなり、シリル・ベシー(ベソンショスール・ソジャサン)が単独でゴールし勝利した。清水たちは必死に前を追い、前の2人に追いついて、最後は5位争いのスプリント勝負に持ち込まれた。ラスト700mからトップに立った清水は最後まで先頭をキープし、5位でゴール。今日の大きな2度の逃げにどちらも乗れたのは清水のみ。その果敢な走りが評価され、清水は敢闘賞を獲得した。

【水谷監督のコメント】
ラスト周回の上りで清水が遅れたのは残念だったが、最初から果敢に逃げに乗って走り続けていたので仕方ない。コースのアップダウンが厳しいだけでなく、今日は横風があったので、常にレースの動きに反応しないといけないほど、全く気の抜けない激しいレースだった。集団にいればいいというレースではなく、前半から中盤にかけて積極的に動かないと残れないし、スタミナがないと走りきれないと感じた。その中で清水は良く走った。久しぶりのレースだったので、今日前半動けなかった選手たちは明後日の『ラ・ルー・トゥーランジェル』での走りを期待したい。次もチームとしては積極的にレースを展開していきたい。


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■参加チーム:22チーム
AGRITUBEL
BESSON CHAUSSURES - SOJASUN
BRETAGNE SHULLER
AUBER 93
ROUBAIX LILLE METROPOLE
TEAM MILRAM CONTINENTAL
RABOBANK CONTINENTAL
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
KATYUSHA CONTINENTAL TEAM
ATLAS ROMER’S HAUSBACKEREI
CYCLING CLUB BOURGAS
AN POST - SEAN KELLY TEAM
CAMIOORO – A STYLE
TEAM DESIGNA KOKKEN
BLUEWATER – CYCLING FOR HEALT
ISD-SPORT-DONETSK
CYCLING TEAM JO PIELS
VERANDAS WILLEMS
CONTINENTAL TEAM DIFFERDANGE
VENDEE U
TEAM WILO – AGEM 72
TEAM U NANTES ATLANTIQUE

■チームメンバー
監督:水谷壮宏
71 増田成幸
72 岡崎和也
73 清水都貴
74 中島康晴
75 菊池誠晃
76 ギヨーム・ポン
77 ミカエル・ダミアン
78 パク・ソンベク

クラシック・ロワール・アトランティック 開幕直前レポート


1)「クラシック・ロワール・アトランティック」とはどんなレースなの?
3月20日に開催される今年で10回目となるUCI(国際自転車連盟)2クラスのワンデーレース。出場選手は各チーム8選手x22チーム、計176人が参加する。アップダウンの激しい16.8kmの周回コースを11周する184.8kmで行われる。昨年は雨の中行われたこのレースでは、88km地点で新城幸也(現:Bboxブイグテレコム)が7人の逃げに乗るも、ラスト3周で集団に捕まってしまう。その後、清水都貴が11人の逃げに乗り、後追いで新城も合流し、20人ほどの先頭グループが形成された。その中からラスト1.5周でミケル・ガスタニャガ(スペイン、アグリチュベル)が飛び出し独走。同じチームのジミー・カスパーが追いつき、ワンツーフィニッシュを飾った。新城と清水は、1分35秒遅れでゴールし、15位と16位でレースを終えている。

今年は、昨年の覇者ガスタニャガがコンテンポリス・アムポチームに移籍したため出場しないが、今年も地元フランス国籍のアグリチュベルチームが狙ってくることは確かだ。昨年2位に入ったカスパーは、今年ベソンショスール・ソジャサンチームでの出場となり、優勝候補の一人となっている。

2)レースが行われる場所はどこ?
レース名にもなっているロワール・アトランティック県は、フランス西部に位置する。県庁所在地はフランス第6番目の都市ナントである。ナントと言えば、1998年のサッカーワールドカップで日本対クロアチアの試合が行われた場所。スタート・ゴールは、ナント郊外のラ・エ・フアシエールと言う人口4,000人ほどの街で、ビスケットで有名なフランスを代表するお菓子メーカー『LU(ルフェーブル・ユティル社)』の工場がある。レースが行われるのは、ロワール川に流れ込むセーヴル川とメーヌ川周辺の地域で、ワイン畑が広がる。


3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
『トロワジュール・デュ・ヴォクルーズ』から2週間ぶりのレースなので、チーム全体でトレーニングを積み、調整もバッチリ。勝ちを狙っての出場となる。昨年、このレースで活躍した清水都貴やスプリンターのパク・ソンベク、菊池誠晃などを中心にレースを展開して行く。


4)その他、豆知識な情報(特産や名所、面白い事等)あれば
『ミュスカデ』と呼ばれる白ワインの産地であり、『ムスカデ・セーヴル・エ・メーヌ』がこの辺りのワインとして知られる。
フランスのビスケットメーカーの『LU(ルフェーブル・ユティル)』は、ナントが発祥の地。フランスでは、グリコのポッキーが『MIKADO(ミカド)』という名で、『LU』から発売されている。

レースのHP
http://www.classic-loire-atlantique.com

出場メンバー:岡崎和也、清水都貴、増田成幸、中島康晴、菊池誠晃、パク・ソンベク、ミカエル・ダミアン、ギヨーム・ポン

Photo:Chiho IWASA
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