レース情報

グランプリ・リョディオ レースレポート

『グランプリ・リョディオ』
大会名&クラス: GP Llodio 2009 (UCI 1.1)
期間:3月29日
開催地:スペイン

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   寒さに苦しめられたスペインでのレース
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3月29日 リョディオ~リョディオ 181.2km

【レース結果】
1.サミュエル・サンチェス Samuel Sánchez (エウスカルテル・エウスカディ):4h03m58s
2.ダビド・デラフエンテ David De La Fuente (フジ・セルヴェット):+00s
3.エセキエル・モスケーラ Ezequiel Mosquera (シャコベオ ガルシア):+01s
4.ホセ ホアキン・ロハス José Joaquín Rojas (ケスデパーニュ):+21s
5.アイトール・ガルドス Aitor Galdos (エウスカルテル・エウスカディ):+21s
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51.清水都貴:+3m54s
53.グレゴール・ガズヴォダ:+4m55s
79.ミカエル・ダミアン:+10m50s
その他リタイア

【レース速報】
29日にスペインのバスク地方で開催されたグランプリ・リョディオは、3人でのゴール争いとなり、地元のプロツアーチームであるエウスカルテル・エウスカディに所属するサミュエル・サンチェス(スペイン)が優勝をあげた。

【レース詳細レポート】
このレースは、146.8Kmの大きなサーキットを1周と18.2kmの小さな周回コースを2周する計181.2kmのコースで計6つの峠を越える。
昨年と同じような天気で、雨が降ったりやんだり、時にはヒョウが降る寒い中でのレースとなった。ヨーロッパでは今日から夏時間となるため、前日より1時間早くなる。少し時差ボケもありながら、レースはスタート。30km地点から最初の峠があり、その手前で、16人の逃げが決まった。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは逃げに誰も送り込むことはできなかったが、レース後半の重要な動きに反応できるよう、集団の中で勝機を待つ。寒さのせいもあり選手たちは脱落していき、小周回に入り集団には、清水都貴、増田成幸、ミカエル・ダミアン、グレゴール・ガズヴォダの4人が残る。ここまで順調に走っていた増田だったが1周目でスタミナが尽きてしまい、ラスト周回の最初の上りでダミアンとガズヴォダが集団から遅れてしまった。最後まで残った清水も、この上り頂上付近で集団から取り残されてしまう。運悪く、前にも後ろの選手にも合流できず1人で10Km以上走り抜き、トップと3分54秒差の51位でゴールした。

【水谷監督のコメント】
今日は寒さと最後はやはり力負け。うちのチームのメンバーは、みんな寒さに弱い。しかし、今日一緒に戦った選手たちのレベル的に見て、チームとしては最終周回まで3人を残すことができたし、あのような走りができればまあまあだと思う。後半、天気が良くなって暑くなってきた時に、清水は着込み過ぎていたため、呼吸しにくくなって遅れてしまったのが残念。でも、みんなの調子はいい感じなので、次のレースで結果を出して欲しい。

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■参加チーム:14チーム
EUSKALTEL - EUSKADI
CAISSE D’EPARGNE
XACOBEO - GALICIA
ANDALUCÍA - CAJASUR
ORBEA
CONTENTPOLIS - AMPO
BURGOS MONUMENTAL
ANDORRA - GRANDVALIRA
BOYACA
PALMEIRAS TAVIRA
LOULE - LOULETANO
ROCK RACING
FUJI - SERVETTO
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン

■チームメンバー
監督:水谷壮宏
91.岡崎和也
92.清水都貴
93.中島康晴
94.ギヨーム・ポン
95.ミカエル・ダミアン
96.パク・ソンベク
97.ソウ・ジュニヨン
98.グレゴール・ガズヴォダ
99.増田成幸
100.福島晋一

グランプリ・リョディオ 開幕直前レポート

3月29日(日)に、スペインで行われる「グランプリ・リョディオ」。 UCI(国際自転車連盟)カテゴリー1クラスのこのレースを事前にチェックしてみよう。


1)「グランプリ・リョディオ」とはどんなレースなの?
今年で60回目となるスペインのワンデーレース。カテゴリーは、UCI(国際自転車連盟)の1クラス。一昨年までは5月末に行われていたが、昨年から3月下旬に開催日が変わった。スタート時間が9時30分でヨーロッパのワンデーレースにしては珍しく朝が早い。さらに、ヨーロッパは3月の最終日曜日からサマータイムになり、前日より1時間早まるため、いつも以上に早起きしなければならず夜型の選手?にはキツいレースだ。通常のレースよりも多い1チーム10人出場でき、エウスカルテルやケスデパーニュなどスペインのプロツアーチームも参戦する。 距離は181.2kmで、146.8Kmの大きなサーキットを1周と18.2kmの小さな周回コースを2周する。大周回にはカテゴリー2級の峠と3級の峠、小周回にはカテゴリー3級の峠が2つあり、計6つの山岳ポイントがある。しかし、それ以外のコースもほとんど平地がなく、バスク地方独特のアップダウンの激しいコースとなっている。


2)レースが行われる場所はどこ?
リョディオはスペイン北部の特に自転車レースが熱狂的に盛んなバスク地方にある都市。リョディオはアラバ県にあり、県都はビトリア。ピレネー山脈の西にあるバスク地方は、スペイン語とは全く違い、言語学的にもまだ語源が解明されていないバスク人固有の言語バスク語を話す。そのため、標識などもバスク語で書かれており、独特な雰囲気をもつ地域である。スペインは乾燥地域が多いが、バスク地方は降水量も高く、緑豊かで羊などの放牧も盛んだ。


3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
昨年レース前日は汗ばむ程暑く、非常にいい天気だったが、当日は途中から雨が降り一気に気温が下がった。そのため、選手たちは気温の変化に対応できず完走者は1人のみだった。しかし今年は昨年の失敗を教訓に天候の変化には十分に気をつけ、精一杯実力を出せるよう選手には期待している。調子の良い清水都貴、昇りの走りが期待できる増田成幸、クライマーでスペインで走りなれているギヨーム・ポン、そして今年これがヨーロッパ初レースとなる福島晋一とグレゴール・ガズヴォダ、これら5人を軸にチーム全体で勝ちを狙っていく。

4)その他、豆知識な情報(特産や名所、面白い事等)
バスク語で、こんにちわは「カイショー」「エグノン」、さようならは「アグル」「ゲロアルテ」、ありがとうは「エスケリカスコ」


レースのHP
http://mipagina.euskaltel.es/scdad.c.llodiana/gp2009/conten/gpremio.htm

出場メンバー:福島晋一、岡崎和也、清水都貴、増田成幸、中島康晴、菊池誠晃、ギヨーム・ポン、ミカエル・ダミアン、パク・ソンベク、グレゴール・ガズヴォダ

Photo:Chiho IWASA
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