レース情報

ルート・アデリ・ド・ヴィトレ レースレポート

『ルート・アデリ・ド・ヴィトレ』
大会名&クラス: Route Adélie de Vitré (UCI 1.1)
期間:4月3日
開催地:フランス

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   ポンや増田が逃げに乗り活躍
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4月3日 ヴィトレ~ヴィトレ 197.8km

【レース結果】
1.ジェローム・コッペル Jérôme COPPEL (フランセーズデジュ):4h30m29s
2.ダヴィッド・ルレイ David LE LAY (アグリチュベル):+1s
3.ロマン・フェイユー Romain FEILLU (アグリチュベル):+1s
4.マーティン・ペダーセン Martin PEDERSEN (チームカピノルディック):+1s
5.ロイド・モンドリー Lloyd MONDORY (AG2R・ラモンディアル):+1s
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34.グレゴール・ガズヴォダ:+3m45s
65.清水都貴:+3m45s
75.福島晋一:+4m19s
78.岡崎和也:+4m37s
リタイア:ミカエル・ダミアン、ギヨーム・ポン、増田成幸、菊池誠晃

【レース速報】
4月3日フランスのヴィトレで行われた『ルート・アデリ・ド・ヴィトレ』は、ラスト10Kmで21人の逃げが決まり、ジェローム・コッペル(フランス、フランセーズデジュ)とダヴィッド・ルレイ(フランス、アグリチュベル)が先頭グループからアタックし、ジェローム・コッペルが単独で逃げきり、勝利を挙げた。

【レース現地詳細レポート:岩佐千穂】
気温11度でスタート地点は曇りだったが、レースが始まると晴れ始め、気温も上昇した。このレースは、21.1Kmの大きな周回コースを6周し、8.9Kmの小さな周回コース8周する計197.8Kmのコースで絶えずアップダウンが繰り返される。今年も観客は多く、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのピンクのジャージがかわいいと評判だ。チームカーの周りにはポストカードを持ち、サインをねだるファンたちが詰め掛けた。このレースには元チームメイトの新城幸也(BBOXブイグテレコム)も参戦し、レース前には水谷監督と語らう姿が見られた。
レースは13km地点で23人の逃げが決まり、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインはギヨーム・ポンが入る。この逃げは、70km地点(大周回4周目途中)まで続いたが、BBOXブイグテレコムチームが集団をコントロールし、先頭グループからアタックした2人のみを残して、他は集団に吸収された。だがこの2人の逃げもそう長くは続かず、大集団となる。100km地点を過ぎた大周回での最終周回になると、集団ペースが上がりアタックが繰り広げられ、新城幸也(BBOXブイグテレコム)を含む5人の逃げができる。しかし集団をコフィディスチームがコントロールし、この逃げも10kmくらいしか続かず。小周回に入り、ラスト45kmで9人の逃げが決まった。ここに増田成幸が入る。その後、2人増えて先頭は11人となった。この先頭グループは全員違うチームだったため集団のペースが落ちて、決定的な逃げになるかと思われたが、逃げに乗せられなかったBBOXブイグテレコムチームは、新城が単独で集団を引いて差を縮めにかかり、45秒差を27秒まで縮めた。その頃、先頭で走っていた増田が遅れてしまい、集団に合流するとまた先頭との差が開いてしまう。そこで、今度はEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインも集団をコントロールし逃げを追いかけた。その甲斐あって逃げを吸収し再びひと集団となる。レースが動いたのは、ラスト周回に入る直前だった。集団から21人が飛び出した。それまで清水都貴やグレゴール・ガズヴォダも集団前方で積極的に動いていたが、この逃げに入りこむことはできず。3分45秒遅れの集団でのゴールとなった。結果は残せなかったが、昨年に比べてチーム全体のレベルがアップしていることは確か。重要な逃げにも選手を送り込むことができ、いいレース展開ができている。


【水谷監督のコメント】
チームとしては、前半の逃げにも後半の逃げにも乗れたのが評価できる。あとひと踏ん張りが足りず、最後の逃げに乗れなかったのは残念。
結果が出なかったことは悔やまれるが、チーム全体の調子はいい。

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■参加チーム:15チーム
AG2R - La Mondiale
Bbox Bouygues Telecom
Cofidis - le crédit en ligne
Française des Jeux
Team Saxo-Bank
Agritubel
Auber 93
Besson Chaussures - Sojasun
Bretagne-Schuller
Roubaix-Lille Métropole
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン
Carmiooro - A-Style
Team Capinordic
Equipe nationale du Kazakhstan
Amore & Vita - Mc Donald’s

■チームメンバー
監督:水谷壮宏
71.ミカエル・ダミアン
72.福島晋一
73.グレゴール・ガズヴォダ
74.増田成幸
75.菊池誠晃
76.岡崎和也
77.ギヨーム・ポン
78.清水都貴

レースの写真は、フォトをご覧ください。
ルート・アデリ・ド・ヴィトレのPhoto

ルート・アデリ・ド・ヴィトレ 開幕直前レポート

3万人の観客が詰まる観衆を魅了する『ルート・アデリ・ド・ヴィトレ』、そのレースの模様を事前にチェックしよう。


1)「ルート・アデリ・ド・ヴィトレ」とはどんなレースなの?
4月3日に行われるUCI(国際自転車連盟)1クラスのワンデーレース。AG2R・ラモンディアル、Bboxブイグテレコム、フランセーズデジュなどのプロツアーチームも参戦、今年は17チームが出場予定になっている。元チームメイトの新城幸也(BBOXブイグテレコム)も参戦予定で、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインとはヨーロッパでの初対決となる。日本パワーの炸裂を期待したい。今年で14回目の開催となるこのレースは、21.1Kmの大きな周回コースを6周し、8.9Kmの小さな周回コース8周する計197.8Kmのコース。絶えずアップダウンがあるコースで、選手たちをじわりじわりと苦しめ、さらに強い風などの影響もあり、集団からはぐれて取り残されてしまったらもう終わりだ。昨年の完走者は実に35人のみという、まさにサバイバルと呼ぶに相応しい厳しいレースでもある。
周回コースなので、何度もレースを見ることができため、毎年大勢の観客が詰めかけ、大周回と小周回で場所を移動しながら観戦する。フランスの中でも特に自転車熱の高いブルターニュの人々にとって、春の大きなイベントの一つだ。


2)レースが行われる場所はどこ?
レース名にもなっているヴィトレの街がスタート・ゴールとなる。ヴィトレはフランス西部のブルターニュ地方の街の1つ。
中世ヨーロッパが色濃く残る街で、石造りの家やお城が建ち並び、フランス文化省によって芸術・歴史都市に指定されている。


3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
フランスでは今シーズン初めての1クラスのレース。プロツアーチームも多数出場するが気負けせず、チームの良さである積極的な走りで、上位に食い込めるように、チーム一丸となって挑みたい。

4)その他、豆知識な情報(特産や名所、面白い事等)
このレースの名前にもなっているアデリは、地元のアイスクリームメーカー。アデリ製品のアイスを大量に沿道の人に配るため、観客たちに大人気のレースである。レースの集団が過ぎた後に、アデリ社のキャラバンカーがアイスクリームを配りながら通過するので、選手が通過するのを待つ間に観客は食べられる。このレースが行われる時期は晴れる確率が高く、暖かい日差しの中レースを見ながらアイスクリームを食べる、それがこのレースの醍醐味の一つでもある。


レースのHP
http://www.routeadelievitre.fr

出場メンバー:福島晋一、清水都貴、岡崎和也、増田成幸、菊池誠晃、グレゴール・ガズヴォダ、ギヨーム・ポン、ミカエル・ダミアン
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