レース情報

【フルレースレポート】「ツール・ド・フィニステール」

『ツール・ド・フィニステール』
大会名&クラス: Tour du Finistère 2009 (UCI 1.1)
期間:4月18日
開催地:フランス

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   清水が2度のビッグな逃げに乗り、調子も上向き
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4月18日 カンペール~カンペール 199.3km

【レース結果】
1.ディミトリ・シャンピオン Dimitri Champion (ブルターニュ・シュレー):4h28m07s
2.ピエリック・フェドリゴ Pierrick Fedrigo (BBOXブイグテレコム):+06s
3.アントニー・ジェラン Anthony Geslin (フランセーズデジュ):+14s
4.セバスティアン・ミナール Sébastien Minard (コフィディス):+28s
5.ニコラ・ジャラベール Nicolas Jalabert (アグリチュベル):+28s
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28. グレゴール・ガズヴォダ:+40s
32.清水都貴:+44s
40.ギヨーム・ポン:+58s
59.福島晋一:+5m49s

リタイア:岡崎和也、増田成幸、中島康晴、ミカエル・ダミアン


【レース速報】
フランスの北西部カンペール~カンペール間199.3キロの『ツール・ド・フィニステール』は、ディミトリ・シャンピオン(フランス、ブルターニュ・シュレー)がピエリック・フェドリゴ(フランス、BBOXブイグテレコム )の追い上げをかわし、逃げきり優勝した。

【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
18日、カンペールがスタート・ゴールとなる『ツール・ド・フィニステール』が行われ、気温16度快晴の中スタートとなった。レース前日に、選手たちは拠点のあるフランス南部のトゥールーズから850キロ車で北上し、フランス北西ブルターニュ地方のカンペールに到着。多少の疲れはあるも、チームの雰囲気は明るく、久々のレースに気合も十分だ。
コースは164.5キロ走り、8.7キロのサーキットを4周する計199.3キロ。サーキットには、勾配が12.5%の坂があり、この坂を計5回通過する。
レースはスタート直後から、数多くのアタックが繰り広げられ、集団のペースは速いままレースが進んでいく。50キロ地点あたりで、大きな逃げが決まり、33人の先頭グループが形成された。ここには各チームの有力選手が入り、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインからは、清水都貴が入った。しかし、この逃げに誰も乗せられなかったコンテンポリスチームが集団をペースアップし、その後再び集団となる。その後も集団のペースは全く落ちず、逃げができては捕まる展開となる。その後19人の逃げができ、この大きな逃げにも清水が入る。ピエリック・フェドリゴ(BBOXブイグテレコム )など多く有力選手が入っていたが、集団との差が1分以上開くことはなかった。この逃げも集団に捕まり、周回コースに入る手前で、トマ・ヴォクレール含む3人の逃げが決まり、最初の12.5%の坂で集団から6人ほどが飛び出す。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのメンバーは、清水都貴、福島晋一、増田成幸、グレゴール・ガズヴォダ、ギヨーム・ポンの5選手が集団に残り周回コースに入った。周回を重ね、集団には清水、ガズヴォダ、ポンが残り勝機を狙っていたが、タイミングが悪くラスト周回のアタックに入れず。ガズヴォダがトップから40秒遅れの28位でのゴールとなった。終始早いペースで進んだ厳しいレースだったが、エースの清水は、この日大きな逃げに2度も乗れ調子は上々。明日のトロ・ブロ・レオンに期待がかかる。


【清水都貴のコメント】
後半まで脚を温存しようと思っていたけれど、危険なメンバーの逃げだったので乗らざるを得なかった。周回コースのきつい上りが、切れはしなくても順位を落としてしまう感じでうまく上れなかった。直線で勾配がある坂なので、自分にとって苦手な感じの坂。今日、自転車に乗って移動の疲れも取れたので、明日のトロ・ブロ・レオンはいい調子で走れると思う。


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■参加チーム:14チーム
Agritubel
Bbox Bouygues Telecom
Cofidis - le crédit en ligne
Française des Jeux
AG2R - La Mondiale
ISD
Contentpolis Ampo
PSK Whirlpool-Author
Auber 93
Bretagne-Schuller
Besson Chaussures - Sojasun
Roubaix-Lille Métropole
Carmiooro - A-Style
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン

■チームメンバー
監督:水谷壮宏
151.福島晋一
152.清水都貴
153.中島康晴
154.増田成幸
155.ギヨーム・ポン
156.ミカエル・ダミアン
157.グレゴール・ガズヴォダ
160.岡崎和也

ツール・ド・フィニステール 開幕直前レポート

EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインにとっては、前回から13日ぶりのレース参戦。フランスの中でも最も自転車レースの熱狂的なファンが多いブルターニュ地方で4月18日に開催される「ツール・ド・フィニステール」(フランス)の詳細を見てみよう。


1)「ツール・ド・フィニステール」(フランス)とはどんなレースなの?
1986年から開催されているフランスはブルターニュ地方のカンペール近郊で行われるワンデーレース。春先の4月18日に行われる。カンペールをスタートし164km走り、終盤は8.7kmの周回コースを4周回ってカンペールにゴールする計199kmのコースとなっている。2000年からプロレースになり、2005年からUCI(国際自転車連盟)1クラスのレースとなった。年に11回開催されるフランスカップのレースの一つであり、地元フランスのチームの選手たちにとっては重要なレースになるため、位置取りやアタック合戦などのバトルも激しい。昨年は中島康晴と新城幸也(現BBOXブイグテレコム)が終盤までメイングループに残り奮闘、ラスト2周の激しいアタックに両者力尽きてしまったものの多いにチームをアピールした。今年も同じようなレース展開が予想されるため、小周回でいかに多くEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインの選手たちがメイン集団に残り、最後のアタックに反応できるかがカギとなりそうだ。

2)レースが行われる場所はどこ?
フランスの北西ブルターニュ地方の都市、カンペールの街を中心にレースが行われる。カンペールは、レース名にもなっているフィニステール県の県庁所在地である。カンペールの街は、ステル川、オデ川、ジェ川の合流地点に位置しているため、「合流地点」を意味するブルトン語のKemperから、カンペールと名付けられた。

3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
前回のレースから2週間ほど期間が空いたが、選手達はこの日のためにトレーニングを積み、万全の体調で挑む。ヨーロッパ前半戦も残すところあと4レース。1クラスのレースで好成績をあげたいところだ。

4)その他、豆知識な情報
開催地であるカンペールの街は、陶器のカンペール焼きが有名。民族衣装を身にまとった人たちの絵や独特の模様が描かれている。その他、ブルターニュ地方で有名なクレープやガレットが名物。バターたっぷりのガトーブルトンと呼ばれるケーキやビスケットなども地元で親しまれている。

レースのHP:なし

出場メンバー:福島晋一、岡崎和也、清水都貴、増田成幸、中島康晴、ギヨーム・ポン、ミカエル・ダミアン、グレゴール・ガズヴォダ
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