レース情報

【出直して来い!エキップアサダ】『全日本自転車競技選手権大会ロード・レース』レポート

『全日本自転車競技選手権大会ロード・レース』
期間:6月28日
開催地:日本・広島

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  出直して来い!エキップアサダ。
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6月28日 広島県中央森林公園サイクリングロード 196.8km(12.3km×16周)

【レース結果】
1.西谷泰治(愛三工業レーシング):5h22m42s
2.宮澤崇史(アミーカチップス):+00s
3.野寺秀徳(シマノレーシング):+00s
4.新城幸也(BBOXブイグテレコム):+00s
5.鈴木真理(シマノレーシング):+00s
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18.中島康晴:+6m04s
24.福島晋一:+9m16s
39.菊池誠晃:+12m33s

リタイア:岡崎和也、清水都貴、増田成幸

【レース速報】
広島県中央森林公園サイクリングロードで「全日本自転車競技選手権大会ロードレース」が行われ、前半から菊池誠晃が先頭で走るも、最後は6人でのスプリント勝負となり西谷泰治(愛三レーシング)がスプリントを制し、日本チャンピョンとなった。


【レース詳細レポート / 現地レポート:岩佐千穂】
曇りのち雨の天気予報だったが、当日は快晴に恵まれ、炎天下の中でのレースとなった。
この日の作戦は、清水都貴を全日本チャンピオンにするべくチーム一丸となって戦うことだ。

スタート前には、岡崎和也の引退セレモニーが行われ花束が贈られた。歓声の中、岡崎にとって地元広島で最後のレースがスタートした。1,2周は集団のままレースは進み、3周目で菊池誠晃がアタックを試み、単独先頭に立つ。岡崎は最後のレースを楽しむかのように、集団の先頭をコントロールしながら走る。数周は菊池が単独で先頭を走り続けたが、途中で畑中勇介(シマノレーシング)が追いつき、2人となる。差は3分ほど開き、集団はゆっくりペースで淡々と進む。昼を過ぎて日差しはますます激しくなり、選手たちの体力を消耗させていく。


11周目で先頭の菊池は一緒に走っていた畑中を振り切り、再び独走となった。集団も愛三レーシングがコントロールしペースを上げ始め、ラスト4周で本格的な追走が始まった。ヨーロッパで活躍する新城幸也(Bboxブイグテレコム)や土井雪広(スキル・シマノ)がアタックを仕掛け、集団のペースは一気に上がる。先頭の菊池も吸収され、ラスト3周で集団は31人ほどになる。増田成幸が集団の前方で、福島晋一、中島康晴、清水都貴など快調に走る。しかし、この周で最悪の事態が起きる。集団前方で走っていた増田が落車し、エースの清水も各チームエース達によるアタック合戦に破れこの周で戦列から離れてしまった。エースとしての責任を果たせなかった清水は涙を見せ、一人深く沈みこんだ。現役最後のレースをエースのために最後までアシストに徹した岡崎も涙した。


中島康晴、福島晋一、菊池誠晃が完走したものの、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、最後の勝負所で先頭グループに誰も送り込めず、今回の「全日本自転車競技選手権大会ロードレース」は惨敗に終わった。

エースの清水はこの惨敗に終わった大一番のあと「最初は自分でもなぜ遅れたのかよく分からなかった。今シーズン一番良いくらい調子は良かったけれど、大きなプレッシャーで自分が他人のようでした。しかしこの経験は今後の大きな糧になると思う。夏のフランスのレース(パリ-コレーズ等)では、この経験を活かしエースとしての責任を果たします」と、誓いを立てた。



【浅田顕総監督のコメント】
今回の走りについて、大勢の方のご期待を大きく裏切る結果になり非常に残念に思う。
後半まで大きな動きが無く流れたレースだったが、大切な勝負どころで何が起きたのか把握できず現実を疑った。最大敗因としては今シーズンまだ1勝も出来ていないチームにおいて、単一エースの清水にかけた過剰なプレッシャーだとおもう。私はシーズン始めに清水に全日本ロード優勝することを命じた。しかしチームとしては清水をほぼ全レースでエースとしてのストレスを与え続けてきたが、プレッシャーをかけるだけでそれを緩めることが出来ないチームになってしまっていた。今回の惨敗はチーム体制全体を根本的に見直せという警告であると思う。緊急にチームを作り直し最強チームの名を奪回したい。清水もこの経験で更に大きなレースで勝利する選手へ成長できると思う。

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■チームメンバー
監督:浅田顕 コーチ:水谷壮宏
5.増田成幸
22.清水都貴
45.中島康晴
81.菊池誠晃
99.福島晋一
103.岡崎和也


『全日本自転車競技選手権大会ロード・レース』のPhoto


*写真掲出/記事の転用は自由ですが、ご使用の際は Cyclisme Japon/Chiho のクレジットをお願いします。

「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」速報

『全日本自転車競技選手権大会ロード・レース』
6月28日 広島県中央森林公園サイクリングロード 196.8km(12.3km×16周)

【レース結果】
1.西谷泰治(愛三工業レーシング):5h22m42s
2.宮澤崇史(アミーカチップス):+01s
3.野寺秀徳(シマノレーシング):+01s
4.新城幸也(BBOXブイグテレコム):+01s
5.鈴木真理(シマノレーシング):+01s

【レース速報】
広島県中央森林公園サイクリングロードで「全日本自転車競技選手権大会ロードレース」が行われ、前半から菊池誠晃が先頭で走るも、最後は6人でのスプリント勝負となり西谷泰治(愛三レーシング)がスプリントを制し、日本チャンピョンとなった。


Photo:Chiho

「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」 開幕直前レポート

6月28日はチームにとって今年目標とするレースの一つである「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」が行われる。このレースで勝てば、1年間日本チャンピョンジャージを着ることができ、日本人選手にとっては誰もが憧れるタイトルだ。そして、このレースで岡崎和也が選手生活を終える。チームにとっては何が何でも手にしたいこのレースを詳しく見てみよう!

1)「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」とはどんなレースなの?
年に1度各国で行われるナショナル選手権のロードレース。ヨーロッパなどでも同じ日に開催される。勝利した選手には日本チャンピオンジャージが与えられ、1年間すべてのロードレース競技で、日の丸をあしらった特別なジャージを着用して出場することができる。さらに、その年だけでなくチャンピオンになったと言う証をその後もジャージに加えることが許される。このレースで勝つことは、自転車選手にとって大きなステータスとなる。
コースは、広島県中央森林公園サイクリング・ロード12.3kmを16周する196.8kmで行われる。誰もが狙いたいタイトルなだけに、いつもと違う雰囲気が漂うこのレース。個人プレーになってしまわないように、どうチームで戦うかも勝利を左右することになるだろう。

このレースは同時に、9月にスイス・ メンドリシオで開催される世界選手権と12月に中国・香港で開催される東アジア大会のロード日本代表選手の選考対象レースになっている。

2)レースが行われる場所はどこ?
広島空港に隣接している広島県中央森林公園サイクリング・ロードで開催される。広島空港を取り囲む形でサイクリングコースがあり、今回のコースになっている12.3kmの健脚コースと3種類のファミリーコースがある。中央森林公園には、その他にもバーベキュー広場やピクニック広場、6haもある日本庭園の三景園などがある。

3)このレースにかけるチームの意気込みや参加の意義は?
岡崎和也がこのレースを最後に引退することを表明した。3年間エキップアサダのメンバーとして、エースのために渾身的な走りをし、時にはキャプテンとしてチームを支えてきた彼にとって最後のレースとなる。出場メンバーは岡崎和也の他に、エース清水都貴、昨年3位の福島晋一、全日本タイムトライアルでも好調さを見せた増田成幸、このレースでは昨年5位、一昨年4位の中島康晴、菊池誠晃の6選手。岡崎の引退レースなので、是が非でもチームの誰かの勝利で飾りたい。

4)その他、豆知識な情報(特産や名所、面白い事等)
広島県中央森林公園の公園センターの隣りにあるサイクルセンターでは、ロードレーサー、マウンテンバイク、軽快車、コロ付き子供車、おもしろ自転車など、さまざまな種類の自転車約600台がレンタサイクルとして利用できる。
●中央森林公園のHP:http://www.chuo-shinrin-koen.or.jp

レースのHP:http://www.jcf.or.jp

出場メンバー:福島晋一、岡崎和也、清水都貴、増田成幸、中島康晴、菊池誠晃
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