レース情報

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『GPムジカ・ア・ブローニュ・シュル・ジェス(8/16)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『GPムジカ・ア・ブローニュ・シュル・ジェス(8/16)』レースレポート



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レース名:59ème Grand Prix Mujica à Boulogne sur Gesse
カテゴリー:1,2,3,Juniors, Pass'Cyclisme Open
日付:2010年8月16日
コース:2.25km×40周=90km
結果:完走(順位不明)
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レース会場『ブローニュ・シュル・ジェス』の所在地:

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コースは半分が緩く登っていて、もう半分が緩く下っているほぼ長方形のコースであった。前回のレースと比べて登りというよりも、緩く傾いているコースであったのでまさにクリテリウムといった感じであった。
出走は当日エントリーも含め五十名ほどでいつもより少なく、勝てるチャンスがあるかもしれないと思っていた。実際は先日のレースで活躍していたり優勝した人など強い選手が参加しており、自分にとっては厳しいレースとなった。

スタート直後からスピードが速く集団がかなり長く伸びた。スピードが緩んだところで前に上がることを心がけた。最初の数周で十数名が前に抜け出したが、自分は躊躇してしまい集団に残ってしまった。行こうと思えば行ける場所にいたのでこの消極的な行動は反省とともに、後悔することとなった。

その後は集団から抜け出そうとする選手がアタックするごとにメイン集団が伸び、しばらくスピードが上がりきったところで集団が沈静化する。そしてまた誰かがアタックするという繰り返しであった。 これがゴールまで続いたのであったが、強い選手はこの動きの中で抜け出していった。

一方自分はメイン集団から抜け出さねばと思い集団前方でアタックに反応しては消耗して集団の後ろに下がって回復し、またアタック合戦に加わるということを繰り返していた。

自分からもアタックを3回ほど仕掛けてみたが集団を引き連れるだけで、良くても数名で抜け出しても一周も経たないうちに吸収されるだけであった。


ラスト五周で集団のスピードが上がり自分も積極的に展開した。これがメイン集団をさらに二分することになった。
ラスト一周に入る前に先頭の選手にラップされてしまった。集団から少し抜け出していた自分は、あと1周あると分かっていたのに、ついゴールかと思い止まってしまった。


そして最後は20名ほどのスプリントとなった。800メートルほど直線のゆるい登りだったが自分は待ちきれず前に飛び出してしまった。失敗したと思いすぐに集団に戻って十番手くらいになった。それからスピードを上げる先頭に着いていくことができずに、そのまま集団内では10番くらいでのゴールとなった。

自分がゴールした集団は大きかったものの先頭に1ラップされてのゴールで、しかも第四集団くらいであったようだ。まだまだレースへの勝利は遠く、先頭集団の選手とは力の差がある。自分もそのレベルに早くたどり着きさらに上を目指さなければいけない。もっと高強度に対応できるような練習をしていきたい。また、序盤の展開で犯した消極的な行動は何の意味も無いと改めて感じた。次は思い切って動くことを心がけたい。


海藤稜馬

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【EQADSレポート】小森亮平選手による『ミ・ウト・アン・ブルターニュ(8/12~15)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
小森亮平選手による『ミ・ウト・アン・ブルターニュ(8/12~15)』レースレポート



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レース名:Mi-Aout en Bretagne
カテゴリー:UCI2.2
期間:8月12日~15日
開催場所:ブルターニュ地方
リザルト:86位
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ブルターニュ地方:

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使用機材
バイク:Colnago EPS with Campagnolo Record
シューズ:Specialized S-works white/black 41.5
サングラス:Oakley Rader(white&red) VR20Black (度付き)
ペダル:Look Keo2Max Carbon
ホイール:Campagnolo Shamal ULTRA 2Way fit

内容
★第1ステージ
福島晋一選手の所属するグムサンとBSも参加しているので、集団内に日本人が6人ほどいる。こんなにたくさんの日本人とレースを走るのはとても珍しい。

レースのほうは、20km地点で電車が通過するのでレースが一時ストップした以外は、特にトラブルなく続き、アタック合戦の末に出来た36人の先頭グループになんとか滑りこんだ。
VendeeUからは自分一人だけ。ほとんどのチームが2人、多いところで5人も選手を載せているというのに。。。

が、追走グループのペースがかなり速く、ほんとうにきつかった。そして、先頭グループに入ってしばらくすると最後の周回コースへ。
5周ほどして、残り周回数が半分というときに、コフィディスのジュリアン・フシャールという選手のアタックを皮切りに先頭集団は崩壊。
すでに脚いっぱいだった自分は、そこでトップから遅れたが、その時すでに集団は10分以上遅れていた。
残り50kmを後ろからくるグループに付きながら、先頭と集団の間でゴール。

それでも10分くらいの遅れ。

総合39位
10分40秒遅れ


★第2ステージ
逃げに乗れなかったので集団内でおとなしく。監督命令で「おまえは先週のレースと第1ステージの影響で疲れているはずだから、はじめは集団で休め」と言われ、言われた通り大人しくしていたら、いつの間にか逃げが決まっていた。残念。
天気が安定しなかったので、今日はFlackJacketに調光レンズでスタート。こういう天気の日は、このレンズに限る。ラフな路面が多いが、これならどんな天候でも路面状況も把握しやすい。

最後の周回コースは、斜度がある細い道の坂があって、かなり厳しかったが、集団内で落ち着いて走った。
最後は、逃げをぎりぎりで吸収できそうだったが、ラスト15kmでリーダーがメカトラブルになったこともあり、集団は原則。ぎりぎりで逃げ切られてしまった。
集団スプリントも位置取りが難しく、参加できなかった。

ステージ順位47位 集団ゴール
総合29位


★第3ステージ
この日は、いままでで一番フラットなコースで、みんな積極的に逃げに乗りたい模様。
しかしぬれた路面と、ところどころ現れる石畳の影響か、思うように攻めきれず、アタックが決まらない。時折降る雨のせいで、路面状況がコロコロ変わって転倒者が結構いた。

みな長時間のアタックに消耗しているようだが、なかなか決まらない。
自分も、何度もアタック→みんなが追走で1列→そこから一瞬休んだと見せかけてもう一度アタックしたりして、少人数のグループを作ってみるものの、ローテーションがうまく回らず決まらない。

ほどなくして、アタック合戦にもううんざりした集団が、逃げを作って行かせると、集団は落ち着いた。しかし、山岳賞2位の選手が逃げに入っていたため、山岳リーダーの晋一さん率いるグムサンが集団をひき始め、追いかけっこに。
チームメイトがあまりおらず、ほとんど四面楚歌で戦う晋一さんの後姿を見つつ、チームが違うので、明らかな手助けはできないが。

そして、レースも残り50km。他のチームもけん引をはじめ、集団はペースアップ。
これからというときに、ホイールを前の選手のエンドにひっかけてしまい、ブレーキにリムが当たっている状態になってしまった。

ホイールを交換してもらおうと思い、集団の後ろへ下がって待機していると、チームカ―がいない。。。周回コースの反対側の道のわきに車を止めていた。。。すでにかなりペースの上がっていた集団にとどまることはできず、集団からちぎれてしまった。

後ろから来たグルペットとともに、残りの周回を重ね、かなり遅れてゴール。
30位以内に入っていた総合も一気に落としてしまった。


何をやっているんだろう、俺は。。。

初めの60kmは平均スピード47km/h。
結構速い

ステージ順位99位
総合91位


★第4ステージ
スタート前に、晋一さんと「今日は一緒に逃げましょう」と話をしていた。

この日は、パレード走行がなかった。
「え?パレードないの?」とモタモタしているうちに、前方では逃げが出来かけていて、追走にチームメイトが入ったので、自分はお役目ごめん。

晋一さんと逃げられなくて残念だが、気持ちを切り替えてレース後半に備えた。

途中、なんでもない下りで、リアホイールのスポークが飛んでしまうアクシデントもあったが、今日は問題なく集団に復帰。コース途中にある石畳の影響かな?

最後は、逃げ集団がそのまま逃げ切り、集団内でゴールした。

58位集団ゴール
総合86位


完走は109人と、リタイアした選手の多いレースだった。
初日に36人の逃げが出来た時点で、総合争いはかなり絞られ、その中に入れたのに、レース後半に先頭グループから遅れてしまったのは、やはりまだまだ実力不足だろう。
とても悔しい。

そして第3ステージのトラブルも、総合順位を一気に下げた原因だ。100%自分の過失だっただけに、自分に腹が立った。

連日、集団の先頭でアタックし、逃げに乗る晋一選手の熱い走りを見ながら、「僕のやっていることはまだまだ甘い」というのを実感した。

先週に引き続きUCIステージレースが続き、苦戦の連続。しかし、トップとの実力差もあるものの、結果が出る選手と自分の差も具体的にこれくらいだということも分かってきた。


強くなりたい。
そう強く思ったレースになった。


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エカーズ小森亮平(VendeeU)が、『世界選手権ロードレース(U23)』日本代表に選出されました

【エカーズ小森亮平選手が、世界選手権ロードレースU23日本代表に選出されました】



エキップアサダ強化プログラム=エカーズの小森亮平選手(フランスVendeeU所属)が、オーストラリアにて9月29日~10月3日開催の『世界選手権ロードレース』日本代表に選出されました。

小森出場のU23(23歳以下)カテゴリーは10月1日開催です。

なお、VendeeUの親チームであるBboxブイグテレコムの新城幸也も、エリート日本代表に選出されています。

『世界選手権ロードレース』開催日時:
-U23(=23歳以下)男子:10月1日 13時~
(159km。15.9kmのGeelong周回コースを10周)
U23コースマップ>
http://www.melbourne2010.com.au/default.aspx?s=geelong-road-race-flash

-エリート男子:10月3日 10時~
(259.9km。メルボルンをスタート後、15.9kmのGeelong周回コースを11周)
エリートコースマップ(メルボルン-ジーロング)>
http://www.melbourne2010.com.au/default.aspx?s=melb-geelong-flash

日本自転車競技連盟によるリリースページ:
http://jcf.or.jp/?p=13179

世界選手権ロードレース公式ホームページ:
http://www.melbourne2010.com.au/

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『トロフェ・デ・シャトー・レ・ミランド(8/11)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『トロフェ・デ・シャトー・レ・ミランド(8/11)』レースレポート



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レース名:Trophée des Châteaux - Les Milandes
カテゴリー:1,2,3,Juniors
日付:2010年8月11日
コース:2.66km×30周=80km
結果:DNF
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コースは2kmほどのクリテリウムだが半分が登りで、もう半分が下りというサバイバルコースだった。朝から頭痛があり、アップ中は特に酷かった。フランスに来たばかりで調子が整っていないようだ。しかし、今さらどうなるわけでもないので気にしないようにした。

最初の5周はローリングスタートだったようで、ペースは落ち着いており問題なかった。 しかしレースが始まると登りのペースが急激に上がった。自分の力ではほぼ全力であったので、どうにか足の消耗を抑えるためにシッティングとダンシングを使い分けることを意識した。着いて行くのがやっとで、8周目くらいには集団の最後方に落ちてしまった。その後の下りのヘアピンカーブで前の選手が中切れを起こして、それを埋めるのにさらに消耗して10周目には集団から千切れてしまった。

それから数名で走り続け、しばらくすると十数名の集団になったり、また登りでばらけたりとレースが展開していった。

レースが半分を消化したところで、後方から先頭集団が迫ってきた。レースを下ろされることもなく、そのまま走ったが先頭集団があっという間に過ぎていった。力の差がこんなにもあるのかと感じた。


このころには、脚がかなり消耗しており、登りで千切れ集団から離れないよう耐えることしか出来なかった。20周目にならないうちに遅れた集団にも着いて行けなくなり、先頭集団に二回目のラップをされてしまった。ここで、足が攣ってしまい自分からレースを降りた。

情けなかったが、これが今の自分の実力だと素直に認めるしかない。1カ月と短い滞在になるが、フランスでの活動で強くなりたい。

海藤稜馬

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優勝!【EQADSレポート】木下智裕選手による『ルヴェル-モンタストリュック(8/8)』レースレポート

エカーズ木下優勝!
【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
木下智裕選手による『ルヴェル-モンタストリュック(8/8)』レースレポート


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レース名:Revel-Montastruc
距離:130kmのラインレース
カテゴリ: 2、3、JR
リザルト:優勝
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地図:ゴール地点の『モンタストリュック』

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天気は快晴。気温も高いがフランスなのでカラっとしている。
レースのスタート会場に行く途中に、目的地を間違えてしまい、ゴール地点のMontastrucに行ってしまうトラブルもあり、時間的に少し焦ったが、この凡ミスが後のアドバンテージになる。

レース会場へ到着し、受付を済ましてからチームメイトと監督に今日のコースについて話を聞く。山という山は無いが、とにかく1.5~3kmのアップダウンが連続するとのこと。そして最後のゴールは激坂200メートル。

補給食のメイタンCCを6つ、スーパーで売っているジャムの菓子を背中に入れて、14時にレーススタート。

スタートしてから3kmほどパレード区間があり、先頭で走る。正式スタートが切られ、すぐにアタック合戦開始。自分もチャンスがくれば仕掛けていく。
2回程自分で抜け出したときに、脚が重く「あちゃー。完全に昨日、一昨日のレースの筋疲労がキテルな・・・今日は勝つのは厳しいな」なんて思った。でもそうやって思えるだけ、昨日も一昨日も一生懸命踏んだとは思う。

スタートして15kmぐらいで10人ぐらいが抜け出す。自分の居るメイン集団は逃げを容認というか、まだ早いだろ。。という雰囲気。メイングループは余りにもスローダウンし、逃げ集団との差は1分半。
スピードで言うと30km/hで走っているような状態。

一人ミディピレネー(ピレネー地方の)チャンピオンジャ-ジを着用する選手がアタック。自分はちょうどその選手の後ろに居たので自分もダッシュで追いつき2人で抜け出す。
一緒に追っている選手は強い選手だと認識していた。前回の遠征でも登りのパワーが凄くて、何度も負けていた。

後ろのメイングーループは、まだやる気が無し。しかしここからはアップダウンが続くので、先に抜け出して置くのは正解だと思い2人で100パーセント協力状態で走る。

10人程の先頭グループ→45秒(ピレネーチャンプと自分)→先頭から85秒メイングループ というボードを見せられる。

20km過ぎて1回目の登り坂、1.5kmぐらい。相手のペースで登る。すぐに下ってまた2kmの登りここは先頭交代しながら登りきる。
先頭で下りに入り、ワインディングをガンガン踏んでいたら、後ろに居るはずのチャンプが消えた。登りは強いけど下りは遅かった。

自分と前との差は20秒。まだレースも距離は長いため、なかなか全開では追えない為に20秒から詰まらず、現状維持状態。
そのまま2km程の登りに入る。自分の走れるある程度のスピードで走るがスピードが及ばず先頭グループと自分のタイム差は35秒。そして後ろのメイン集団のペースも上がり、先頭グループ⇔メイン集団の差は55秒。

それを知り、ここで一人で無理するメリットは無いと判断。ゆっくり登る。頂上200メートルで勢いの付いたメイングループに吸収。逃げたタイム的なアドバンテージで息も上がらず登りクリア。

先頭集団8名⇔メイン集団という状況。 

メイン集団は2チームがコントロールしている。自分は何もせずに流れに乗って休む。

50km地点からまた1.5kmほどの登り坂が始まる。勾配はそこそこあったと思う。集団前方で入るが苦しくて、位置を下げながら走る。アタックが掛かっていたが、幸いなことに何事もなく丘を越えた。

その後の下りでアタックしたりするものの決まらず。60~70km地点からド平坦区間。
そこでメイタンCC飲みながら景色を見て気づく。この道はやはり今朝、来る途中に間違って通った道だ と。この平坦区間が終わった後はまた3回ないし2回は2km程丘のアップダウンが続き、ゴールの町へ到着する。
前のグループの勢いは衰えて差は20秒程。
備える。集中し直す。そしてマークするべき選手をチェックした。
1回目の丘。登りに入ってすぐに先頭グループを確認、前の強い選手の動きに対応していく。登りの途中で4人で抜け出す状態になるが、ハイペースに耐えられなかった2人が脱落し前のグループを自分とあと一人の強い選手で抜いて先頭で下りに入る。この時点で80km弱の地点。

自分は苦しかったので、ある程度で先頭交代していたら、すぐに後ろの13人の集団に追いつかれた。そして15人で完全にトップグループ形成。
まずこの先頭グループに入れたことで、一息。先手でレースを展開するのはやっぱり大切だ。

チームで複数名、この逃げに入れているチームはブラニャック2名(新城幸也選手がアマチュア時代に所属したチーム)と、自分のチームはなんと3人。他の選手は皆、単独だった。
この状況で自分がアタックすべきか?否か?少し考える。他のチームメイトにアタックしてもらい、自分は最後のスプリントに備えるのが理想だが、チームメイトに脚に余裕は無さそうだったので自分で行くことに決めた。そうすれば、もし自分のアタックが失敗しても、自分が逃げている間はチームメイトは先頭に出る必要が無くなるので、チームメイトにとっても有利な状況を作り出せる。逆に誰かが、アタックしたら自分のチームは人数を揃えているので非常に厄介な状況になる。
なんて考えながら、また1km程の登り区間に入る。予想以上に自分の脚にも余裕が無く、中切れもあり千切れてしまった。
その後、前のスピードが緩んだのもあり、下りで踏んで踏んで、踏んで、踏んでギリギリ追いつく。これは危なかった。

もう苦しくて距離数はわからないが、そのあたりから集団のペースがガクっと落ちて平坦を皆でダラダラ40kmぐらいで先頭交代するような状況になる。あーチャンス。チャンス。と思い、平坦でアタック3連発。
一発目、失敗。
第ニ発目、3人で抜け出すが失敗。でも皆口が開いて苦しそう。

第三発目、1人で抜け出す感触がしたので、後ろを全く確認せずに踏み続ける。後ろを見るという動作は、精神的にだけど、後ろの集団にとって有利な気がするから見なかった。残り28km。こっから一人で逃げ切って両手挙げてゴールしたらカッコいいわなんて思うが、まだあと1回、勾配のキツい1.5km程の坂があることを思い出す。

後ろとの差は一気に42秒、50秒、55秒と順調に開いていった。前に見えるのはコミッセルカー。自分を信じて走るのみ。残り10キロで55秒。これはホントに逃げ切れるかもしれない、そうすればまた新しい境地に入れる。入りたいと思い、下りも攻める。

下り区間が終わった直後の交差点。前のコミッセルカーは直進、疑う訳もなく直進。すると後ろのタイム差を伝えるコミッセルバイクから「アドワット(フランス語で右へ)」と言われる。
道間違えないでくれー。。。
曲がりきれる訳も無くコースアウトして落車。焦るが、タイムロスを最小限に収めることだけ考えて再スタート。
さっき間違えたコミッセルカーは「パルドン、ムッシュー」とマイクで伝えてまた前に出てくる。
勝ったら許してあげよう・・・。

すぐに45km/hぐらいまで加速し、ハンドルの真ん中の部分に腕を置いて、さらにダンシングを極力我慢して空気抵抗低減に努める。このような状況に陥ると、いつもの練習思い出す。この時点で後ろとのタイム差は43秒。
残り5キロ。まだか、坂はまだか!?と思っていると。。。バイクが前に急に出てきて、ライダーが「ア・ゴーッシュ!(左へ!)」と叫ぶ。
またかぁーよ!!!と思い、ブレーキ掛ける暇も無く左旋廻。ギリギリ曲がり切れずコース脇の砂利をフロントホイールで踏み、2回目の落車。
今回は左ひざで全ての重力+遠心力を受け止めてしまい、さすがに痛くて悲惨だった。しかし体は勝手に落ちたチェーンを直し、ペダルをはめてスタートしていた。もう怒りながら踏んだ。
そして残り約3km地点程の登り坂へ。つづら折りの登り坂で勾配は10パー以上あってスピードは出ない。垂れるの覚悟でスピード上げて必死で登る。
中立的な立場のコミッセルバイクのはずだけど、2度も落車したからか、声を沢山かけて励ましてくれた。少しでも後ろ見たら「後ろ見るな!あと3キロだ!」と喝。

登りの頂上手前で1人追いつかれそうな程、接近している。相手は確実に、自分よりももっとキツイはずだからここで無理して1人で逃げ切る事を考えるよりもラスト1km、二人で走ってスプリントで蹴落とす方が確実に1位を取れると判断した。頂上付近で追いつかれるようにスピードをコントロールして合流し。二人でラスト1kmのゲートを通過。

二人でラスト500メートル。勝つか負けるか最高に楽しいゲーム。
ラスト300メートル、200メートル確実に20パー以上在ろうという、激坂が見える。恐ろしく感じるほどの勾配。 

ラスト200メートル、登り口から掛ける奴はさすがに居ないよな。でも登り口から行けば相手に精神的ショックを与えられるだろうな。うヒヒヒ。と思って、上り口からスパートする。もちろんインナーギア使用。

踏む。沿道からは「アレ!トモ!」と何人も呼んでくれていた。サポートで来てくれている高橋メカもゴールラインで興奮しているのが見える。踏む。踏む。後ろ見る。相手は完全に諦めていた。というか、あまりに早いスパートに呆れていたのかも。
勝った。そう思った時に、今年一番苦しいレースだったからか、涙が出てきた。嬉しかった。
両手横に広げて、叫んでフィニッシュ。
最高に気持ち良い瞬間だった。本当に落車して諦めなくて良かったと思った。運も良かった。

自分だけの力でここまで走れる訳がなく、沢山支えてくれている方が居て、応援してくれる方が居てくださり、こうやって自分は走れていると思っています。
そして、もっと厳しいレースが沢山あるので、慢心することなくこれからも日々精進します。

木下智裕

リザルト→http://comite.mpy.ffc.pagesperso-orange.fr/resultats.htm

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【EQADSレポート】小森亮平選手による『ツール・ドゥ・ピレネー(8/5~8)』レースレポート(写真追加)

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
小森亮平選手による『ツール・ドゥ・ピレネー8/5~8)』レースレポート



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レース名:Tour de Pyrenee
カテゴリー:UCI 2.2
期間:8月5日~8
開催場所:Pyrenee
リザルト:57位 41分48秒遅れ'
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使用機材
バイク:Colnago EPS with Campagnolo Record
シューズ:Specialized S-works white/black 41.5
サングラス:Oakley Flack Jacket Transition (度付き)
ペダル:Look Keo2Max Carbon
ホイール:Campagnolo Hyperon ULTRA Two

大まかな『ツール・デュ・ピレネー』のルート。フランスからスペインへと縦断する


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(写真:ピレネーでのチーム合宿風景)

内容
★第1ステージ

第3級山岳が一つと第2級山岳が一つのステージ。レースブックには距離は160kmと書いてあったが、実際は180km超のレースになった。
午前中は雨が降っていたが、昼からは快晴。山の天気は変わりやすいからな~。。。…そしたら北フランスの天気はどうなるんだ?なんて思いつつ、パスタを食べてレースの準備をした。

脚の調子はいい。メンタルもOK。

スタートしてしばらくは集団内でおとなしく。40kmすぎの最初のスプリントポイント手前ののぼりを集団後方で上り始めたら、意外に厳しい上りが3km以上続いて中切れを埋めつつ上ったので苦しかった。「もしかして調子が良くないのか?」と一瞬思ってしまったが、もう一度同じ上りを通過したときに、今度は先頭付近で上り始めたら、ずいぶん楽に上れて、「あー、なんだ」。

その後、第3級山岳ポイントと第2級山岳ポイントを通過し、集団は徐々に人数を減らしながら、最後の第3級山岳に突入。下からハイペースで上り始めた集団は一気に崩壊してしまった。
上り始める手前の落車に少し巻き込まれそうになったのもあって位置取りに失敗し、集団の中盤で上り始めてしまったが、上りながら少しずつ順位を上げていった。キツいが調子は良い。40人前後まで減った先頭集団は、上りきった後の横風のアップダウンで、再び先頭集団は崩壊しかけたが、ラスト30kmは追い風に乗って、集団は安定したペースを刻んでいった。

後ろから小さなグループが合流し最後は60人の先頭集団のスプリントになったが、自分は位置取りが悪く、スプリントは出来ず、先頭とタイム差なしの40位前後でゴールした。
このグループに残っていたVendeeUの選手は3名で、チームメイトのJeremy Cornuが6位に入った。

スプリントに参加できなかったのは残念だが、明日はこのステージレースの中でもっとも厳しいステージが待っている。気持ちを切り替えていこうと思う。

距離180km
平均スピード 41.6km/h


★第2ステージ

最初は12kmの周回コースを3周してから、50km地点からCol de Tourmale(超級), Cal d’Aspin(1級),を通り、最後はPlat d’Adet(1級)の山頂ゴールの150km。

この日はスタートから脚が回らず苦しかった。
原因不明の体調不良に襲われ、うまく走れなかった。チームメイト数人も同じように体調不良を訴えていて、おそらくホテルの食事が原因だと思うが。。。

序盤に出来た逃げにも乗れず、ツールマレの上りを半分上ったところで集団から千切れたあとは、グルペットで残り距離を消化した。

明日も1級山岳が控えているので、しっかり回復して集中しなおしていきたいと思う。

距離146km
平均スピード 29.5km/h


★第3ステージ

序盤36km地点でスプリント賞があり、そのあと徐々に上り始めて55km地点で、第1級山岳ポイントがある。
そのあとはゴールまで下り基調。ラスト30kmで第2級山岳が設定されている。

この日は、特に集中していた。

目標はステージ優勝。

スプリント賞を狙っているチームと総合を狙っているチームの思惑を考えながら、まずは序盤の逃げに乗ろうと思った。

スタートして、20kmくらいまでアタック合戦が続いたが、追い風に乗ってハイペースで走る集団からは、なかなか逃げが決まらない。
自分は、はじめは集団後方にいたが、アップダウンが少しきつくなり始めて、そろそろ逃げが決まりそうだと思ったところで集団前方に上がった。

集団前方で前の動きを見ていると、ポイント賞ジャージをキープしたいCote d’amorの選手が集団をコントロールしつつ、アタックがかかるとそれに反応していた。リーダージャージのMicheのチームはまだ動いていない。

そして、Cote d’amorの選手が数名の選手と飛び出し、集団は少し躊躇。そしてMicheのチームがコントロールを開始しようとしていたので、これは逃げが決まるポイントだと思って、10名ほどの追走集団を形成した。しかし、集団に追いつかれそうだったので、そこからさらにブリッジをかけて2名の選手と前に合流。

後ろからさらに選手が追いつき、最初の1級山岳手前で、10数名の逃げグループが出来た。最初の1級山岳は、約20kmで1000mを上る。はじめはアップダウンを繰り返しながら上り始め、ラストの7kmは平均勾配8.5%で、その中に斜度10%が2kmほど続く区間がある。
上り始めで集団とのタイム差は約3分。上りきったら2分30秒。

何度かきついときもあったが、前日に比べれば難易度は低く、数名の選手がちぎれる程度で、逃げグループはまとまったまま頂上を通過して、スペインに入った。

そして、集団からは総合上位の選手が飛び出して、先頭集団に追いついてきてAixeのチームが5人の選手を送り込んで、総合ジャンプアップを図ったので、数名の総合上位の選手を除いて、他の選手はついて行くだけ。

20名ほどまで膨らんだ集団はラスト50kmのアップダウン区間へ突入。


が、ここがきつかった。
特に最後の2級山岳は斜度もきつく、そこにたどり着くまでにきつい上りもあったので、ここで先頭集団は10数名に絞られた。自分は、頂上付近で我慢しきれず、100mほど遅れてしまったが、下りを利用して先頭に復帰。

しかし、2級山岳を越えた後のアップダウンでアタック合戦が始まり、ラスト20kmでついに千切れてしまった。

後ろからリーダージャージを着た選手のグル―プがものすごい勢いで追いついてきたので、そのグループに乗り、そのままゴールした。

自分が千切れた先頭集団は、そのまま逃げ切った。

狙って逃げに乗れたのは、非常によかったと思う。冷静に状況を読むことができた。
しかし、最後の勝負どころで遅れてしまったのは、完全な力不足。
優勝するには、まだ力が足りないと感じた。

レースは明日が最終日。
いままでに比べるとずいぶん平坦基調なコースなので、まだまだチャンスはあるので諦めないで、集中して走りたいと思う。


距離 170km
平均スピード 38.8km/h

★第4ステージ

最終ステージはスペインで。
150kmで3級山岳が一つあるだけの平坦のこのステージで、風もなく、これまでのステージとは打って変わって平穏な1日になった。
前半に出来た逃げには乗れなかったので、後半はリーダーチームのコントロールする集団内で走った。レース中の平均心拍は128bpmと低め。
最後は逃げ集団が1分差で逃げ切って、集団内でトラブルなくゴールした。

距離 150km
平均スピード 45.6km/h


参加チーム
Team Raleigh(イギリス) Continental
Team Kuota Indeland (ドイツ) Continental
TELCO (スペイン) Continental
ISD Sport Donetsk (ウクライナ) Continental
Tyrol-T-Randland (オーストリア) Continental
Miche (イタリア) Continental
Team SPROCKET (スウェーデン) Continental
Tableware Gatsoulis (ギリシャ) Continental
Tabris Petrochemical (イラン) Continental
QUICK STEP (べルギー) DN1
AZYSA CEYTA CONOR WRC (スペイン) DN1
CAI Aragones (スペイン) DN1
V.C La Pomme Marseille (フランス) DN1
ALBI Velo-Sport (フランス) DN1
A.V.C.Aix (フランス) DN1
Cote d’Armor (フランス) DN1
Sud GASCOGNE (フランス) DN1

ベルギー ナショナルチーム


小森亮平


(写真:ピレネーでのチーム合宿風景)

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【EQADSレポート】木下智裕選手による『グランプリ・ドゥ・ラ・ヴィル・ドゥ・モンパズィエ(8/5)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
木下智裕選手による『グランプリ・ドゥ・ラ・ヴィル・ドゥ・モンパズィエ(8/5)』レースレポート



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レース名:8/5  GP DE LA VILLE DE MONPAZIER(24)
距離  :82km 
カテゴリ:エリートナショナル 
結果13位:(第2カテゴリでは優勝)
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2キロのクリテリウムコースは基本平坦で、道幅はそこまで広くない。200メートルぐらいの8パーセントぐらいの登り坂があり、その直後に石畳が100メートルほど。それを65回走らなければならない。
ナイタークリテリウムでスタートは21時と遅い。23時過ぎにレースが終了する時には真っ暗になっている。
エリートナショナルのカテゴリのレースなので全国から選手が集まってくる。

今日のレースは、日本人だということでオーガナイザーに招待していただいたのでスタートラインで先頭に並んだ。


よくストレッチする。


そしてレーススタート。

スタートからレースが速い。コーナーの立ち上がりで少しでも油断したら前の選手から離れてしまう。とにかく今日のレースは前半から賞金ポイントが沢山あり、それを狙ったアタックが繰り返される状況。



賞金ポイントは自分にとっては関係ないので最後のゴールで優勝できることを考えて走るのみ。といっても、やはりエリートカテゴリ。いつものカテゴリとは別物でスピードが速い。でもこの日は調子が良く、常「前へ前へ」と意識しなくても、集団前方で走れていた。

しかし少し油断した時に一気にポジションを下げたときがあり、それから前に上がっていくことは、コーナ進入スピード等、相当リスクを負って上がらなければならなかったので大変だった、これからは絶対に後ろに下がらないぞ!と心に誓った。

本当にスピードが速くて、周回数を掲示するところを見たら残り30周。その後も見る暇が無くて見たら残り2周だった。



かなり速い。

自分としては集団が緩んだときにアタックしたいと思っていたが、このエリートナショナルカテゴリで、しかも短距離のクリテリウムで集団が緩むことは無いのかもしれない。自分はいつもスピードが緩んだときにしかアタックしない為に、このレースのようなハイスピードからでアタックする力が足りないと感じる。

レースの距離も半分が過ぎて少し集団が緩んだときにアタックしたが、力不足でただ集団を伸ばしただけに終わった。その直後に3人が抜け出していった。自分は埋もれて反応できず。その後その3人はゴールまで逃げ切った。
それを追って8人ぐらいの追撃集団が出来たので、自分は強い選手のアタックに反応して2人で全開で踏んで追いついた。少し追いついてからは先頭交代できずに休む
もしそこの集団のトップでゴールすれば4位。


レースの残り距離数も10キロを切り、逃げ切られるのが確実になったために、自分のいる追撃グループの勢いが止まって後ろから集団が追いついてきた。
あとはエリートナショナルのレースでスプリントで少しでもいい順位を獲りたい。と気持ちを切り替えて走った。
位置取りする。ゴールは200メートル登ってゴールなので、スピードが落ちるために前で坂に入れなければダメだ。
最後スプリント。坂の手前では15番ぐらい。後ろにいすぎだった。前がふさがり追い込めないままその集団の10位でゴールした。

やっぱりレベルの高いレースを走ると課題がよく見える。

今回のレースはハイスピード、ハイパワーが要求されるレースだった。このようなコースは得意と思っていたが具体的にはTT能力が足りないと感じる。そして短い登りを700wぐらいでグイグイいくのもまだまだ力が足りない。
あとは最後のスプリント。上り坂ゴールは早い段階から先行していったほうがいいと思った。上り坂なのでスピードはせいぜい45キロぐらいだと思うので、その程度のスピードなら後ろから狙うよりも、前から風を受けて最後まで力を出しきるほうがトップに出てそのままゴールできる可能性が高いと感じたので、次回の登りスプリントでは試してみようと思う。

今回の優勝者は、わざわざパリから遠征して来ていた。そして自分より一つ年上。圧倒的なスピード、パワー、自分とは力の差が歴然としていた。とても刺激を受けた。
来年は自分も彼と全く同じカテゴリに昇格するが、勝つぞ来年は。

レース終了時は23時過ぎ。ナイタークリテは、生活習慣が乱てしまうから困った。

木下智裕

レースの様子の写真↓
http://picasaweb.google.fr/sudgirondecyclisme/20100806Monpazier2010?authkey=Gv1sRgCMfuyInP34_0Dw#

フランス一美しい村にノミネートされたこともある「モンパズィエ」の美しい街並み:




2位入賞!【EQADSレポート】福田高志選手による『GP・デ・フェット・ドゥ・マス・グルニエ(7/25)』レースレポート

エカーズ福田2位!

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
福田高志選手による『グランプリ・デ・フェット・ドゥ・マス・グルニエ(7/25)』レースレポート


(写真:2位がエカーズ福田)

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日時:7月25日(日)
レース名:『Grand Prix des Fêtes de Mas Grenier』
カテゴリー2・3・J
結果:2位
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コースは10mくらいの小さな丘を含む2.45kmを35周の85.75kmでした。

スタートからしばらくは有力な逃げの発生を警戒して、集団の前方をキープしてアタックが起きるたびに反応しましたが、なかなか決まりませんでした。

しばらくして集団も落ち着き、有力な逃げは発生しないと思い、集団の後ろで待機することにしました。

中盤に油断していたら5人ほどの逃げを見送ってしまいました。
しかし、メイン集団のペースもさほど落ちなかったので、落ち着いて集団半ばで待機を続けました。

残り10周位から集団のペースがやや落ちて、先頭の逃げ集団との差が40秒以上に広がりつつありました。
そこで、木下と協力して自分が発射台になりその後、木下がスピート維持をしてアタックしました。
2人がそれに反応して付いてきて、4人の追走集団の形成に成功しました。

1周は4人でローテーションをしましたが、一気に追いつきたい木下と、じわじわと追いたい自分と他の2人で上手く回らなくなったので、ペースを上げた木下を見送りました。

その後は、淡々とローテーションを続け、じわじわと先頭集団との差を詰めていきました。

残り4周で木下を吸収しましたが、ローテーションのペースが落ちつつあり、さらにメイン集団が10秒差以下に迫っていたので、アタックして一人で追走を始めました。

残り2周でメイン集団から飛び出してきた2人が自分と合流しました。


残り1周半で先頭集団に追い付きました。
先頭集団はこの時、7人でした。

ここまで、少人数での追走を約8周、単独での追走を約2周しましたが、必死に追いかけつつも冷静に走っていたためゴールでも勝負できる脚をセーブしていたので、ゴールスプリントに向け気持ちを引き締めました。

最後の1周はアタックなども無く7人でホームストレートに帰って来ました。

自分は最後尾に付けて、残り400mあたりで後ろから一気に仕掛けました。
思った以上に鋭い加速が出来てそのまま決まったかと思いましたが、自分は最後尾だというのは勘違いで後ろに1人いました。
その一人に上手く合わされ、残り30mあたりで捲くられ3m差くらいで2位でゴールしました。


最後の早掛けは、無謀な早掛けでは無かったのですが自分のポジションの読み間違いと、それを押し通す力が足りませんでした。

福田高志

大会リザルト:
http://comite.mpy.ffc.pagesperso-orange.fr/resultats/classement/masgrenier250710.htm

EQADS(エカーズの紹介):
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=262

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『第9回全日本実業団サイクルロードレース in 石川(7/18)』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『第9回全日本実業団サイクルロードレース in 石川(7/18)』レースレポート



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レース名:第9回全日本実業団サイクルロードレース in 石川
カテゴリー:TR
日付:2010年7月18日
開催場所:福島県石川町・浅川町周回コース115.8km(13.6km×8周回+7km+パレード走行3km)
結果:DNF
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7月10日から17日まで全日本合宿に参加させてもらっていた。合宿の初めはまったくついていけなかったが徐々に走れるようになり調子は急上昇した。
 18日の大会当日も前日の移動疲れを感じていたが、調子はよかった。スタート前に機材の不備であわてる羽目になったのは反省しなければいけない。大会当日は全てが完璧になっているべきだし、それが当たり前なのだから。
 
 今回のコースはアップダウンが激しく平坦は無いに等しい。参加チームのことも考えると厳しいレースになると思った。スタートは少し長めのパレード区間がある。前方に並んだのだがあっという間に集団広報に埋もれてしまった。前に出たいがなかなか思い通りにいかなかった。やはり集団前方に位置するには集団の中央にいてはいけないと改めて感じた。端から抜いていった選手がどんどん集団前方にかぶさって後ろに流されてしまう。自分もなるべく端に位置すべきだった。

 5キロほどのゆるいのぼりが始まる。パレード解除後すぐに前に飛び出す選手もいて集団は長く伸びた。自分は30~40番目くらいに位置していたと思う。そんなに苦しくはなかった。ゴール地点を過ぎ最高地点まで1キロを切ると少し勾配がきつくなるので少し警戒して前に上がった。ここでも集団は長くなるのだが中切れは起きたりしなかった。このあと長い下りがある。道幅も広いので集団の先頭が失速したときにいくらでも前に上がれるチャンスがあると感じた。
 
 一気に下った後はアップダウン区間が続く、やはりペースは遅め。何人かは飛び出していくが下りで吸収されるのが続いた。しかし、5名の逃げが決まっていたことには気がつかなかった。

 それからまた5キロの長いのぼりに入った。二週間前試走しに来ていたときはこのだらだらとした登りがきつく感じていたが、集団の流れに乗っていればだいぶ楽であった。

 2~4周目のアップダウン区間で飛び出した選手に乗じて自分も抜け出しを図るがすぐに吸収された。3~4周目にかけて少しペースアップしたため集団が少しずつ縮小していた。自分も少し疲れを感じていた。とても暑く頭に熱が篭るので、積極的に水をかぶった。これはパフォーマンス低下を抑止するのに大きな効果がある。

 4周目の長い上り区間が始まる手前の下りでシマノの真理さんが大きく前に出て行ったので、これは何かあると思い自分も前方に上がった。登りに入って真理さんを追いかけるべく集団から飛び出した。しかしすぐに追いつかれ吸収される。どうやら真理さんが飛び出したのは集団のペースアップのためであったようだ。登り口からかなりペースが上がったようで集団は大きく縮小した。自分も脚がいっぱいになってきて辛かったが先頭交代に加わりながら進んでいった。

 自分はここで大きなミスを犯した。5周目に入る補給所の手前で集団の二番目にいた。次は自分が前に出る出番であった。しかし、ここで自分は前走者の後輪の左側につけていた。前走者が先頭交代のためにクッと左によると同時に自分の前輪が巻き込まれ落車してしまった。後続の選手が自分にぶつかってくる。罵声も飛んできた。集団が通り過ぎてからすぐに立ち上がって自転車に乗ったが、それでも集団は遠くへ消えかけていた。幸いにも自分のほかに倒れた人はいなかったようだ。

 近くに遅れた選手がいたので、ともに追いかけたが集団はますます遠くなっていった。もう完全にちぎれたことを悟ったが、淡々と三人でローテーションした。6周回目にはいってばらけてから、さらに踏んでいったが長いのぼりに入る手前でトップより五分以上差がついてしまったため、失格(DNF)となった。


まずは、くだらないミスで落車して集団の方々に迷惑をかけてしまったことを反省したい。どんなに苦しいときでも集団走行の基本は忘れてはいけないし、安全に走らなければいけなかった。今後いっそう気をつけていきたい。

 今回は調子もよく走れていたので、こういった形で遅れをとったのは残念だった。今の自分の力では集団から抜け出す力も、アタックするパンチ力もまだまだ足りない。8月9月はそういった力を磨いていきたい。


EQADS(エカーズの紹介):
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=262
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