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レース情報

【EQADSレポート】海藤稜馬選手による『全日本選手権ロード・U23』レースレポート

【EQADS(エカーズ)選手本人レポート】
海藤稜馬選手による『全日本選手権自転車ロードレースU23(6/26)』レースレポート



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レース名:第79回全日本アマチュア選手権ロードレース(全日本ロードU23)
カテゴリー:U23
期間:6月26日
開催場所:広島県 中央森林公園
リザルト:6位
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今シーズン最大の目標である全日本選手権U23は優勝を目標に掲げてきた。

一週間前から広島に滞在し、今シーズン最高のコンディションに仕上がりだと感じていた。大会直前の日々は同年代の選手達との勝負することへの楽しみと、自分の力がどこまで通用するのだろうかという不安が混在していた。
そして優勝する良い走りのイメージを持って大会当日を迎えることができた。

大会当日は予報どおりの雨であった。自分はこの雨は逆にチャンスだと捉えるようにした。雨は悪いことばかりではなく、自分に好都合な面について考えた。
そしてマークすべき選手達をチェックして、それらの選手の動きには注意しなければと考えて臨んだ。

スタートは最前列となった。スタートからすぐに下り基調に入るコースなので、スタート直後からポジション争いが激しかった。もう少し前方に入りたかったが20番目くらいで下り始める。ジェットコースターのようなテクニカルな下りを、徐々に前方に上がりながらこなしていく。
雨で危険なため皆ピリピリしており時折罵声が飛ぶ。自分も前方への注意を怠り走行ラインを乱すことがあったのでその点は反省しなければいけない。

さっそく前方で数名が飛び出しているのが確認できた。しかし自分はこの動きには反応しなかった。まだ動くのは早いと感じたからだ。しかしここで集団の中ほどで落車が起き、集団の半数ほどが減ったように感じた。

これはチャンスだと思い集団前方に上がって行った。

そしてしばらく進むとまたも下りのカーブで落車が起きた。
後ろを振り返ると集団が止まっていた。先に少し飛び出していた5名と集団前方にいた自分を含む3名だけが残った。
一周目の登りに入るところで追いつき先頭は8名となった。まだレースは始まったばかりだが、逃げ切れるのではないかと思った。ローテーションでの逃げが始まった。集団との差は1分30秒から2分くらいを保って進んで行く。
8、9周目までに登りでの遅れや、パンクなどで徐々に人数を減らしながら逃げ続ける。

それまでには先頭の逃げは自分を含む4人となっていた。一周目以降落車は見なかったが、本当にパンクが多かった。
パンクしても何とかカーペーサーで復帰する選手もいた。
そのころには快調だった自分の脚にも疲れが出始めていて、時折脚が痙攣していた。

そんな中11周目の下り区間で自分の後輪もパンクしてしまった。

レース時では初めてのパンク。
かなりスピードが出ており空気の抜けた車輪での走行は転ぶのではないかという不安もあったが何とか止まることができた。サポートカーに車輪を変えてもらったがなかなか車輪がはまらず1分ほどしてから再スタートを切る。

このときにもう先頭には追いつけないだろうと思ってしまった。

脚も結構疲れが溜まっていたはずだ。
11周目の上り区間に入るところで、すぐ後ろに第二集団が来ていた。それに吸収され4名となる。思っていたよりも人数が少ない。12周目ラスト2周に入り先頭との差は2分ほどであった。

なんとかペースを上げたかったが、なかなか思うようにいかなかった。
それどころか、下り区間に時折あるちょっとした登りで少しずつ遅れを取るようになった。足が攣りそうだったが、それでもなんとか食らい着いていった。
これを嫌ってか振り落としのアタックが何度もかかる。自分は必死に耐えるしかなかった。

ラスト一周、タイム差は1分以上。追いつくのは厳しいと思った。淡々と下りをこなしていく。登りはかなりきつかった。脚の攣りを抑えて耐えたが最後の展望台の登りで数メートル離されてしまった。そしてそのまま追いつけず、一緒に遅れた福田さんとのスプリント勝負になった。

自分のスプリント力の無さは知っていたので500メートル手前の坂から引き離そうとした。しかし思ったよりも差は広げられずラスト200メートルで後ろに着かれてしまった。もう一度力を振り絞ってスプリントしたが、脚は残っていなく6位でのゴールとなった。

今大会は6位という結果に終わったが、単に各個人の能力を比べるだけであったら自分はさらに下であったと思う。
というのも1周目で多くの有力選手達が落車に巻き込まれたこと、パンクで消えていった選手もいた。そういったアクシデントがあった中で運良く先頭集団に残れたことが今回の結果に繋がったと思う。中盤まで好調に走っていた自分も100キロ以降は脚が辛くなり、積極的な走りができなくなっていった。

それでも優勝した選手はのぼりが来るごとに力強く踏んでいたし、自滅するのではないかというくらい良く動いていた。

やはり勝った選手には現時点では及ばないと思った。

自分もラスト三周に入ってパンクがあり遅れる結果となり、レース後は「パンクが無ければ」と思った。
しかし今改めて考えてみると、パンク後に追いつけなかった自分、あきらめの気持ちが出た自分が弱かったのだ。実際第二集団に吸収されてからは何もすることができなかった。

今年はこのレースを一番の目標に掲げてきたが、それを達成する実力には到達していなかった。反省点はいくらでもある。多くはレース中ではなくレース前の取り組みが大部分を占める。
練習量、強度の不足。そして普段の生活の乱れ、時間の使い方など。
自分の頭ではダメだと分かっていても実行しない自分がいた。

こんな自分は本当の強者にはなれない。
もう一度自分の不足点、欠点を見直し改善していこうと思う。
本当に強い選手たちはU23カテゴリーでもエリートクラスを走っているし、自分もそうすべきだと思っている。

ただ、U23で走れるのは後二回。今回は参加に当たって十分な準備ができていなかったし、十分な自信もなかった。全日本U23は通過点と考えているが、このレースに勝ちたいという思いは強い。

来年こそは納得のいく走りでU23を制して心置きなくエリートクラスに上がりたい。
そして今この環境で活動させてもらえていること、応援や支えて下さる方々がいることへの感謝をしたい。

一日一日が勝負だと思い今後取り組んでいきたい。


レースリザルト:
http://jcf.or.jp/files/2010/06/2010NCR_U23_RESULT.pdf

EQADS(エカーズの紹介):
http://www.cyclisme-japon.net/modules/information/details.php?bid=262
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