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Auther:  cyclismejapon

全日本選手権 

 さて、いよいよこの土日は広島で全日本選手権が行われます。

 僕はシクロパビリオンでお留守番ですが、
 ぜひ引退される岡崎さんに、最後いい形での花道を作ってもらえることを祈っています。
 岡崎さんは、僕が自転車を始めたころに、ご自身もバイトをしながら、日本でトップでした。 
 ドキドキしながら、バイトと自転車を両立している岡崎さんに握手をしてもらったことを覚えてます。
 ほんとに長い間、勇気をくれました。
 この場を借りて、ありがとうございました。 
 
 さて幸也とチームの対決をどう感じますか?とブログのコメントで聞かれました。
 何か裏で話をするの?とも聞かれます。
 さてフランスでレースのたびに、「今日はおれの奥さんの誕生日なんだ。勝たせてくれ(aujhourd’hui C’est anniverssaire de ma famme. Lesser moi gagner! 」
って囁いてくる奴がいた。 
僕は言い返してやった。
「おれもだよ おまえは何人奥さんがいるんだ?」
(moi aussi. Vous avez combien de famme?
C’est mieux arreter le velo.et commencer a travailler siereusement.



もちろん幸也は可愛いです。
 だけどライバルチームの選手には変わりはありません。
 敵にとって不足はなし。
 わがエキップアサダ-梅丹本舗-グラファイトデサインの選手の、果敢な走りを期待します。
 わがチームは日本にはツールにはまだ出れなくてもこんな強い選手がいるんだと、きっと証明してくれます。
 とにかく前に前に行く、力のぶつかり合いになってほしい。


 そう数年ぶりに昔の日記ページを開けたらまだ見れました。
 北陸の「雪国はつらつ条例」が教科書に間違って
「雪国はつらいよ条例」と乗った事件をもとに名づけた「コージの男はつらつよ日記」です。
 ベルナールじいさんは幸也のツール出場を知っているのかな?
 ツールが町を通っても、全く興味なしで、にほんじんの世話に一生懸命だったおじいさん。
 「パパになった。」と手紙を書いたけど、1ヶ月間鞄に入りっぱなしだ。
 どうぞ、長~いですけど、気楽に読んでみてくださいね。
http://diary.cgiboy.com/d01/kojibernard/index.cgi?y=2003&m=8
 
 ある日の日記から
昼まで12時間幸也と2人そろってぐっすり眠った。夏の日差しがもどってきた。窓を全開にして大掃除をした。ルルとジュジュがお菓子をねだりながら、手伝ってくれた。
さて幸也とのんびり夕方から3時間流しに行った。途中麦畑の真ん中で2人でそろって用を足していると、背後からゼイゼイ・ハアハアとスターウォーズのダースベーダーもびっくりな荒い息が近づいてきた。パブロス犬も舌を巻くような膨大なよだれをたらしながら、年老いた犬が周りをきょろきょろしながら、のろのろと千鳥足で走ってくる。完全に我を失って、牛の群れに紛れ込んだり、小川にはまったりしている。「サバ・大丈夫か?」と声をかけると、はっと僕らのほうを振り返り、また瀕死な息を立てて茂みに消えていった。人恋しげな垂れた尻尾が目に残った。
 そして走り始めた僕らは、しばらくして路肩で菜の花を片手に持ったマダムとすれ違った。「ボンジョウ」と挨拶をすると、なんだか悲しげに返してきた。彼女の温厚な顔立ちが、さっきの懸命に走る犬の表情と重なった。「さっき犬がいたよ」と僕は遠ざかりながら振り向きざまに大声で叫んだ。するとマダムは「メルシー」とさらに元気な声で返して、あわてて走り去った。
 僕は幸也と走りながら肩を組んで、笑い転げた。どうやったら、こんな麦畑の真ん中でではぐれられるのか不思議だった。マダムは花摘みに、犬はしょンべんかけに必死だったのだろう。それにしてもあの犬のあわてブリといったらなかった。自分もきっと昨日のレースで坂で千切れる前はその犬と同じふうに、完全にいっちゃてたんだろう。それにしても坂では耳が痛くなるほどの僕の名を呼ぶ大歓声だった。敵チームのアタックをつぶしに3人分のアシストはしたと思う。そう観客は僕の苦しさ・チーム内の立場を分かってくれていたのかな。ホームグラウンドで勝てなかったが、今の力は出し切った。
 さてそれからフランクの両親を訪ねた。ジャックリンヌは、やっぱりタルトを僕らにと造ってくれていた。突然の訪問だったが、ちょうどエネルギーがきれかけてた僕らには、心身ともに満たされる補給だった。闘病中の彼女の回復の証明である、明るい笑顔を見るのはほんとに嬉しい。
 美しい夕陽を見ながら、幸也と歌を歌いながら帰ってきた。
 あのワン子は今頃飼い主のもとで、いい夢を見ているかな。


 僕はわれながら、文才があるなーって思いました。
 だれか本にまとめてくれませんか?
 僕らはあの頃、自転車と体とパンがあったら、生きていけた。
 今になって、その選手人生に感謝の念を抱いています。
支えてくれた皆さんありがとう。
若い子が選手になりたいって言ってきたら、こう答える。
「やめてたほうが身のためだぞ。信じられるのは自分の足だけ。誰も世話なんて焼いてくれないぞ。だけど、レースで死ぬほど苦しんだら、分かってくれる人はいて、楽しくなるよ。若い選手に、こうやってフランスは転んでも、ハチャメチャでも夢さえあれば、暖かい扉を開いてくれるんだよ。と知ってほしいです。
 夢さえあれば、生きていけます。

 
 皆さん一人でも多くの方が、広島で日本一を決める戦いに足を運んでくれましたら、幸いです。

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ゲスト
投稿日時: 2009-6-27 13:51  更新日時: 2009-6-27 13:51
 Re: 全日本選手権
明日、羽田朝の便で広島行ってきます。岡崎さんの最後の走り眼に焼き付けてきます。
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