全日本選手権レースレポート
全日本選手権 2008
福島晋一、スプリント勝負で惜しくも3位
//// 新城、2度目の逃げを逃し、岡崎と執念の走り ////
6月1日 広島県中央森林公園 196,8km(12,3km×16周)
1.野寺秀徳 (スキル・シマノ) 5h05m52s
・・・ 3.福島晋一
5.中島康晴
■現地レポート/岩佐千穂
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快晴の中行われた今年の全日本選手権は、日本一を決めるレースだ。このレースに勝てば、1年間日本チャンピオンジャージを着る事できる。
特に今年は、北京オリンピック代表候補選考になっており、重要なレースとなる。
出走メンバーは、膝の故障で増田を除く、福島晋一、岡崎、福島康司、宮澤、清水、新城、中島、菊池の8名。菊池は本来U23のカテゴリーだが、推薦枠でエリート出走となった。このレースはチームの人数制限がないため、各チームによって出走人数が異なる。一番多いスキル・シマノは10人出走となった。
レースは11時にスタート。1周目はほぼ集団で終えた。2周目で動きがあり、福島晋一、康司、新城含む16人の逃げが形成された。3周目で集団との差は1 分20秒開き、一旦は40秒ほどに縮められるが、再び巻き返し1分近く差を広げる。梅丹本舗・GDRにとっては、いい展開で序盤レースは進む。集団は別府を送り込めなかったスキル・シマノが引いて、ペースを上げる。7周目、上り頂上となる展望所地点で先頭グループにいた阿部(スキル・シマノ)が後続を待ち、メイン集団に合流して阿部が一気にペースアップを計る。この動きで逃げグループとメイン集団との差は一気に縮まり、8周目の展望所でほぼ吸収される形で一列棒状となった。この下りで福島晋一が加速し、ほぼ同じメンバーの逃げが出来るも新城は別府にマークされ入りそびれた。代わりに中島が入り、11人の先頭グループが出来る。
この逃げに新城が入ってないのが分かると、パタリとメイン集団のスピードは落ち、スキル・シマノは全く集団を引かず。差は一気に3分開いた。
このゆっくりペースで何も反応しない集団の態度に、このままでは終わってしまうと岡崎がアタックを仕掛けた。少し遅れて新城も集団から飛び出し、先頭を追う。11周目で新城は岡崎と合流し、先頭の11人を追う。その差は3分ほど、メイン集団はすでに先頭から6分以上差が開いていた。岡崎と新城で先頭を追うも、先頭では広瀬(愛三工業レーシング)がペースをあげ、差はなかなか縮まらず。
岡崎も力尽き、新城一人で望みをかけ先頭を追う。
ラスト2周、西谷(愛三工業レーシング)、飯島(ブリヂストンアンカー)などが加速し先頭グループの動きも活発化。そのたび、福島康司、福島晋一、中島の3名が反応して逃げを追う。
ラスト1周に入り、先頭は7人に絞られた。まだ梅丹本舗・GDRの選手は3人残る。福島康司がアタックを仕掛け揺さぶる。ラスト1周は激しいアタック合戦となり、西谷(愛三工業レーシング)、福島康司、中島などが脱落。
最後は、野寺(スキル・シマノ)、井上(NIPPOエンデカ)、佐野(NIPPOエンデカ)、福島晋一の4人でのゴールスプリント勝負となり、佐野が最初にアタックを仕掛け、福島晋一も勝負をかけた。しかし、優勝したのは野寺秀徳。福島晋一は3位、中島も奮闘し5位となった。
追走した新城はよくやったものの、先頭グループに追いつくことはなかった。梅丹本舗・GDRの選手たちは全て完走。力を出し切れなかった選手もおり、悔しさが残るレース展開となってしまった。
この後渡仏し、11日からはスペインのステージレースに出場が決まっている。この悔しさをバネに、気持ちを切り替えて、ヨーロッパの1クラスでの勝利を重ねたい。
2008年06月02日 12:32














